島に伝わる悲恋物語やさまざまな伏線がからみあうSFアドベンチャー
PlayStation®Vitaで来週2月23日(木)に発売となる本作『ISLAND』は、「グリザイア」シリーズや『果つることなき未来ヨリ』などで知られるPCソフトハウス・フロントウイングの15周年記念ソフトとして2016年4月に発売され、話題となったアドベンチャーゲーム。すでにTVアニメ化が決定しているなど、ゲームファンのみならず注目を集める本作が、PS Vitaでプレイできるようになる!
PS Vitaへの移植にあたり、ボイスドラマとして発表された「明日、わたしは──」をビジュアルノベル化してゲーム内に収録し、作品世界をより深く味わうことが可能となった本作。作中にちりばめられたさまざまなキーワードや巧みな伏線により、次第に明らかとなる「世界の秘密」……。壮大なスケールで描かれるドラマチックなSFラブストーリーを体験しよう!
本土から遠く離れた南の島・浦島を舞台に描かれるアドベンチャー。この地はかつて世界最大の海上ステーションを有していた場所でもある。
PS Vita版で追加されたビジュアルノベル「明日、わたしは──」
PC版の予約特典だったボイスドラマCD「明日、わたしは──」をビジュアルノベル化して収録した、PS Vita版だけの追加コンテンツ。内容は本編終了後のエピローグを描いたものであり、特定の条件をクリアするとプレイできるようになる。
登場キャラクター
御原 凛音 CV:田村 ゆかり
伽藍堂 紗羅 CV:村川 梨衣
枢都 夏蓮 CV:阿澄 佳奈
御原 玖音 CV:佐藤 利奈
山吹 桃香 CV:加隈 亜衣
複雑な過去を抱えた浦島を舞台に描かれる……謎多きストーリー
本作の舞台となるのは、本土より遠く離れた南の島・浦島。豊かな自然に恵まれた楽園とも思えるこの場所は、複雑な過去を抱え込み、歴史から静かに消え去ろうとしていた。
島の風土病、「煤紋病(ばいもんびょう)」による本土との確執。放棄され廃墟と化した「海上ステーション」。5年前に「浦島御三家」と呼ばれる島の名家を襲った3つの事件……。子供たちの間でまことしやかに囁かれる「神隠し」の噂。そして、島に残された、いにしえの「伝承」……。
島を救う鍵となるのは、御三家に属する「三人の少女」たち。だが、彼女らにはまだ島の行く末を変える力はないという……。
そんな中、島に流れ着いた主人公の切那(せつな)は、自身を「未来からやってきた」者だと主張し、島の因習などを無視して未来を変えるべく行動し始める。その果てにどんな運命が待ち受けているのか、そして世界はどう変わっていくのだろう?
島に流れ着いた主人公の切那。いわく、世界を救う使命を帯びて未来からやってきたらしいが……。
主人公の切那と物語を彩るヒロインたち
本作の物語の中心となるのは、破天荒な言動で島の閉鎖的な雰囲気を破壊する、自称・未来からやってきた不審人物!? 彼が関わるヒロインたちも、個性的な女の子ばかりだ。
三千界 切那
さんぜんかい せつな
「そんな歴史は、こんな世界はぶっ壊してやるッ!!」
全裸で島の砂浜に打ち上げられていた謎の青年。御原凛音に助けられ、住み込みの使用人として働き始める。世界を救うという使命を背負い、未来から来たと主張する彼は、使命を果たすために元凶となる人物を殺さなくてはいけないというのだが……。肝心の名前をどうしても思い出せない。それどころか自分がどこの誰なのかすらも覚えていないが、あまり深くは考えない脳天気な楽天家。
御原 凛音
おはら りんね
CV:田村 ゆかり
「だって――わたしもタイムトラベラーだから」
浦島御三家のひとつ、御原家の跡取り娘。引きこもりで昼夜逆転生活を続けており、昼間は頑なに外に出ようとしない。趣味は深夜の散歩。人物を紹介するときに年齢を付け加えるクセがある。ぶっきらぼうで冷淡なところがあるかと思えば、一方で自らを「お姫様」と称する夢見がちな側面もある。不審人物であるはずの切那に衣食住や仕事、そして名前を与え、執拗にからんできたり嫉妬の表情を見せてくる。切那について何か知っているのは間違いないが、口を割ろうとしない。同じ島の住人にとっても謎の多い人物で、5年ほど前に神隠しに遭ったと噂されているが、その詳細を語ろうとする者はいない。一部には、本当に御原家の血を引いているのかと疑う島人もいる。
伽藍堂 紗羅
がらんどう さら
CV:村川 梨衣
「私は――この島を救う宿命を負う者です」
御三家のひとつ、伽藍堂家の跡継ぎで浦島神社の巫女。切那のことを何かと目の敵にし、命を狙ってくる。呪術や超能力に傾倒しており、非科学的な力の存在を信じてやまない。その理由は彼女が口にする「もうひとりの未来人」と関係がある。島人の間では非常識な言動から生暖かい目で見守られているが、一部には熱狂的な信者も存在する、島の小さなアイドル。5年前の火事で両親を失っており、現在は境内に建てられたプレハブ小屋でひとり暮らしをしている。両親は何らかの事件に巻き込まれて殺されたのではないかと疑っており、真相を探る中で自らの「宿命」の本当の意味に気付いていく。
枢都 夏蓮
くるつ かれん
CV:阿澄 佳奈
「あたしは──ぜってーこの島を出てってやる!」
御三家のひとつ、枢都家の長女で島の町長の娘。男勝りな口調で、常にナイフを所持しているなど、未だに反抗期のまっただ中にある。その実、恋愛ごとに関しては奥手で、よく切那にからかわれている。勉強はできないが、島の人間の中ではかなりの常識人で情に厚い。その家柄や人柄から玉の輿を狙う島の男は多いが、本人は、家出をして本土に行くという夢に向かって邁進中。切那のことを本土の人間だと信じており、興味を寄せてくる。5年前に家族を捨てて島を去った母親に憧れており、母親の背中を追いかける過程で、その大きさに気付いていく。
御原 玖音
おはら くおん
CV:佐藤 利奈
「切那さんは──あの子を救ってくださいますか?」
御原家の現当主で、凛音の母親。5年前に夫を病で亡くしている。彼女も同じ病を患っており、日光を避けて生活している。ひとりの母親として、目の前の幸せを守り続けることの重要性を説き、空回りしがちな切那を導いてくれる。だが、彼女自身もこの島のあり方には納得していない部分がある。
山吹 桃香
やまぶき ももか
CV:加隈 亜衣
「いい匂い……先生と同じ……」
大学院生。海洋学の第一人者に師事し、彼の跡を継ぐべくフィールドワークにいそしんでいる。
快適にプレイするための各種機能も充実!
本作は作中の選択肢により、その後の展開が変化していくオーソドックスなタイプのアドベンチャーゲーム。メッセージの早送り機能や巻き戻しといった基本的な機能はもちろんのこと、さまざまな便利機能を本作では採用している。
・選択肢の表示位置変更機能(中央もしくは下部)
・見たことのある選択肢&チャプターへのジャンプ機能
・バックログで選択したテキストからの再開機能
・ロード地点からの巻き戻しも可能
・クイックセーブ&クイックロード機能
選択肢位置を下部に変更すると、キャラクターにかぶらずにウインドウを表示させることができる。
ほかにも、すでに見たことのあるシーンを確認できる「フローチャート」や、「CG鑑賞」「BGM鑑賞」「ムービー鑑賞」「エンディングリスト」などが楽しめるおまけコンテンツもいっぱい!
フローチャートを見ればシーンのつながりや分岐もわかりやすい。
タッチスクリーン操作への対応や色合い調整機能も搭載!
従来のボタン操作に加え、メッセージ送り、選択肢の決定、選択肢ジャンプなどのあらゆる機能がタッチスクリーンにも対応し、PS Vitaならではの直感的な操作でプレイが可能になったPS Vita版。PlayStation®Vita TVにも対応しているほか、PC版の色味にグラフィックを近づける「色合い調整機能」など、プロトタイプ移植タイトルに共通するこだわりの機能も健在だ。
調整機能はPS Vitaの1000シリーズ、2000シリーズのどちらにも対応し、PS Vita TVでプレイする際は調整なしの設定でプレイすることも可能だ。詳細は公式サイトでチェックしてほしい。
プロトタイプ公式ウェブサイト内「色合い調整機能」紹介ページはこちら
自称・未来からやってきた主人公による、複雑な事情がからみ合う島の謎を解明していく本作の物語。島の御三家に属するヒロインたちとの恋物語も、本作の見どころのひとつ。どんなストーリーが描かれていくのか、こうご期待!
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ISLAND
・発売元:プロトタイプ
・フォーマット:PlayStation®Vita(PlayStation®Vita TV対応)
・ジャンル:せつなとえいえんのおとぎばなし
・発売日:2017年2月23日(木)予定
・価格:PS Vita パッケージ版 希望小売価格 6,400円+税
PS Vita ダウンロード版 販売価格 5,700円(税込)
・プレイ人数:1人
・CERO:C(15才以上対象)
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