乙女から絶大な支持を集めている乙女ゲーム「DIABOLIK LOVERS」(通称:ディアラヴァ)シリーズ。プレイヤーである人間の女子高生が攻略するのは、ドSなヴァンパイアたち。恋のお相手たちから見たら、プレイヤーは捕食対象という設定で、刺激的なシナリオやセクシーな吸血が見どころとなっています。
CDシリーズとしてはじまってから、昨年末で5周年を迎えた「ディアラヴァ」。ついに、待望のゲーム最新作『DIABOLIK LOVERS LOST EDEN』が本日発売になりました。それを記念して「ディアラヴァ」シリーズのストーリーを追うとともに、キャラクターも紹介していきます。初心者さんでも『LOST EDEN』への予習はバッチリ!! ぜひ、ゲームプレイ前にお役立てください!
これまでの「DIABOLIK LOVERS」シリーズを順に振り返ろう!
最新作までに、ファンディスクを合わせて5本のゲームが発売されている「DIABOLIK LOVERS」シリーズを、順を追って振り返りましょう。登場キャラクターも作品ごとに増えていくので、あらすじと合わせてご紹介します。(※発売順ではなく、ストーリーの順番で掲載しています。また、PSP®「プレイステーション・ポータブル」、PlayStation®Vitaに移植されたものもあります)
一作目『DIABOLIK LOVERS LIMITED V EDITION』
【あらすじ】
神父である父親の転勤のため、神無町にある逆巻家へ居候になることになった主人公。屋敷には、街でも悪評高い六人兄弟が住んでいた。じつは彼らは普通の人間ではなく、人間の血をすすりながら生きているヴァンパイアだった。主人公は身の危険を感じながらも、前向きに彼らとの共同生活をはじめようとしていたが……?
逆巻 アヤト(さかまき あやと)
声:緑川 光
いつでも自分が一番だと思っているオレ様ドS。スポーツは得意で勉強嫌い。ちょっとおバカなところがチャームポイント。ときどき好物のたこ焼きを、自分のためだけに作ってほしいと主人公におねだりすることも。三つ子の一人で三男に当たる。
逆巻 カナト(さかまき かなと)
声:梶 裕貴
可愛らしい外見に反して、かなりヒステリックな病み系ツンツンドS。甘いお菓子が大好きで、いつもクマのぬいぐるみの”テディ”を大切に抱えている。心を許した相手にだけ、甘えたりするので庇護欲を掻き立てられる。三つ子の一人で四男に当たる。
逆巻 ライト(さかまき らいと)
声:平川大輔
粘着系ドSで、相手に嫌がられるほど執着するタイプ。変態行為で停学になるような、快楽主義者。興奮すると早口で攻め立ててくるクセがあり、言動はかなりエロティック。その言葉攻めは、一度ハマるとクセになる危うさがある。三つ子の一人で五男に当たる。
逆巻 シュウ(さかまき しゅう)
声:鳥海浩輔
頭脳明晰で、常にダルそうな無気力系ドSの長男。高校を一年留年しているので、弟のレイジと同級生。周囲の雑音を嫌い、常にイヤホンで音楽を聴いている。自分からは行動せず、相手を意のままに仕向ける最強のSキャラとの呼び声も高い。
逆巻 レイジ(さかまき れいじ)
声:小西克幸
美しい所作と、ていねいな言葉づかいで、まるで執事のようだが、口に出す言葉はかなり辛辣な執事系ドSの次男。規律を重んじる神経質な性格なので、ルーズな弟たちの監視役のような立ち位置になることが多い。
逆巻 スバル(さかまき すばる)
声:近藤 隆
普段は棺桶に引きこもっている、一匹狼タイプの末っ子。破壊衝動があり、何かあると物に当たることもある暴愛系ドS。母親が違うせいか、他の兄弟を鬱陶しく思うことも。暴れん坊ではあるが、女性には決して手を上げない優しさも見せる。
二作目『DIABOLIK LOVERS MORE,BLOOD LIMITED V EDITION』
【あらすじ】
逆巻兄弟とさまざまな苦境を乗り越えて絆を深めていった主人公は、彼らと刺激的でありながらも平和な日々を過ごしていた。しかし、ある日彼らの前に四人のヴァンパイアが姿を現す。”無神”の姓を名乗る彼らの目的とは一体……? 主人公をめぐる新たな戦いの幕が開ける――
無神 ルキ(むかみ るき)
声:櫻井孝宏
穏やかな振る舞いを見せるが、その笑顔と声色には冷たさをはらんでいる無神家の長男。人の心を巧みに操り、自らの手を下すことなく事を運ぶ参謀系のドS。誰にも心を許していない彼だが、関係が深まると少しずつ本音を見せていく。
無神 コウ(むかみ こう)
声:木村良平
キュートな笑顔で観るものすべてを魅了してしまう、小悪魔系ドSな無神家の次男。高校生の顔とは別に、アイドルをしている。人懐っこい笑顔と、無邪気さで相手を翻弄する。一方では性格の裏表があり、気分次第で態度が豹変する。
無神 ユーマ(むかみ ゆーま)
声:鈴木達央
大きな体格で粗暴な態度を取る、野生児系ドSで無神家の三男。家計を支えるために、趣味と実益を兼ねた家庭菜園をしている家庭的な一面も。角砂糖が好物で、”シュガーちゃん”と呼んではガリガリと齧っている。
無神 アズサ(むかみ あずさ)
声:岸尾だいすけ
身体にナイフで切り刻んだキズがあるため、包帯を巻いている無神家の四男。ゆっくりしゃべり、おどおどした態度で軟弱に見えるが、執念深く相手に食い下がり、最終的には自分の意見を通してしまう弱気系ドS。末っ子らしい甘えん坊なところがある。
ファンディスク一作目『DIABOLIK LOVERS VANDEAD CARNIVAL』
【あらすじ】
愛が深まったヴァンパイア十人それぞれと過ごす、魔界の”ヴァンデッドカーニバル”。はじまりは逆巻家へ届いたカーニバルへの招待状からだった。逆巻家当主であるカールハインツの命令で、カーニバルに参加することになったヴァンパイアたちと主人公。魔界のお祭りで、にぎやかで過激なひとときを過ごすことに。
本作は、『MORE,BLOOD』で恋仲となった十人のヴァンパイアたちと魔界のお祭りが舞台。ミニゲームは、自分の力量に合わせて難易度が選べる仕組みなので、やり込み要素がたっぷり。
主人公にとってはじめて目にする魔界の景色となるので、カーニバルに彩られた賑やかで美しい街並みは眺めているだけで気持ちが昂ります! ファンディスクだからこそ味わえる、幻想的な雰囲気の中でドキドキするようなストーリーが展開していくのが魅力となっています。
三作目『DIABOLIK LOVERS DARK FATE』
【あらすじ】
「月蝕」――。月が地球の影に隠れてしまう状態になると、ヴァンパイアたちの魔力は不安定になっていった。そんなとき、新たなヴァンパイアの兄弟が主人公の前に現れる。彼らの名前は月浪カルラと月浪シン。とある野望のため、夜な夜な狼の姿を目撃されていた。彼らの血のヒミツ、そして狙われる主人公。闇の中で交錯する、彼らの運命の結末は……?
月浪 カルラ(つきなみ かるら)
声:森川智之
ヴァンパイアの始祖である月浪家の長男。永い時を生きてきたため、深い知識と冷静さをあわせ持つが、怠惰な性格になってしまった。強大な魔力と、隠れた暴力性を秘めており、気持ちが通じ合うまでの障害は多い。多くの始祖たちを葬った不死の病・エンデツァイトに体を蝕まれはじめてしまう。
月浪 シン(つきなみ しん)
声:森久保祥太郎
ヴァンパイアの始祖である月浪家の次男。高い魔力を持つ始祖である自分にプライドをもっている。それゆえに、他の魔族やヴァンパイアたちを見下しているナルシスト。どうやら、壮大な野望を持っているようで……? 平常時はていねいな口調だが、一旦キレると暴力的な言葉づかいになる。
ファンディスク二作目『DIABOLIK LOVERS LUNATIC PARADE』
【あらすじ】
ある日、何者かによって主人公の心臓が盗まれてしまうという事件が発生。そして、逆巻家と無神家に、一通の招待状が届く。そこには主人公の心臓を返してほしければ、魔界で行なわれる”パレード”に参加せよと記されていた。疑念を抱きながらも魔界へ向かう主人公とヴァンパイアたち。その場所には、招待されていない月浪兄弟の姿も……。十二人のヴァンパイアと、主人公の心臓を取り戻す狂宴がはじまる。
主人公にとって、命の源である心臓(ハート)を盗まれてしまうという大事件をきっかけに、魔界のパレードに参加しながら、心臓を取り戻していくというストーリーになっています。心臓を盗んだ、とある怪盗から与えられる試練(ミニゲーム)を、恋のお相手と一緒に乗り越えていくというファンディスクです。
シナリオの糖度は、前作『DARK FATE』より150%増しといった感じで、ドSヴァンパイアたちのキュートな素顔や、甘いセリフがたっぷり詰まっています。ミニゲームは一作目のファンディスク『VANDEAD CARNIVAL』で楽しめたものも遊べるので、大変お得なゲームとなっています!
新作『LOST EDEN』プレイ前に、あらすじや人物相関図を確認しよう。
「ディアラヴァ」シリーズのストーリーや、それぞれのポイントなどをおさらいした後は、いよいよ本題。最新作『LOST EDEN』の見どころを大解剖していきます。
【あらすじ】
ヴァンパイアの王で、逆巻家当主であるカールハインツは逆巻兄弟に力を託して消えた。逆巻兄弟は強大な力を抑えることができないまま、毎日を過ごしていた。そんなある日、人間界でヴァンパイアが殺される事件が発生する。一体なにが起きているのか。逆巻、無神、月浪の面々は疑心暗鬼に陥り、やがて魔界の均衡も崩れ始めていた。さらに、カールハインツの隠し子で、自称・ゼロ番目のプリンスを名乗るキノが、謎の腐の魔族を率いて主人公の目の前に現れて……。
これを見ればすぐにわかる! 相関図をチェック
タイトルごとに登場するキャラクターが増え、物語も核心に迫ってきている「ディアラヴァ」シリーズですが、この相関図を見れば予習・復習はパーフェクトです!!
かなり複雑な愛憎劇になっていますが、そこがまた魅力でもあるんですよね。キャラクター個人はもちろん、各家ごとにもいろいろと事情があるようで……。それが複雑に絡み合って、濃厚な物語が展開していきます。そのぶん、主人公に感情移入できて、よりゲームが楽しめるのが「ディアラヴァ」シリーズの素敵なところです。こちらに記載していない細かい関係性もありますので、ぜひご自身でプレイして確認してみてくださいね♪
新キャラクターとプロローグをチェック!!
シリーズ史上最高の過激度と、総勢十三人のヴァンパイアの”吸愛”(きゅうあい)が堪能できる『LOST EDEN』。発売前に、プロローグ部分をプレイしてみました。
「ディアラヴァ」シリーズは、お話がつづきからはじまる仕組みなので、前作『DARK FATE』で愛を深めた、それぞれのヴァンパイアの家ごとにプロローグがあるイメージです。本作から登場するキノは、なんと逆巻兄弟の新たな血縁者として登場します。それぞれ個別のストーリーにキーパーソンとして彼が関わってくるので、注目です!
キノ(きの)
声:前野智昭
ヴァンパイアの王であるカールハインツの隠し子。魔界の忌避地(きひち)で育った彼は、深い憎悪を持って人間界へ舞い降りる。性格は、人につくしてもらうことを当然と考えている、天然わがまま王子。王亡き魔界の、新たな混乱の火種となるのだろうか……?
魔界の均衡が崩れた今、誰がつぎの王になってもおかしくない状態です。それぞれ恋の行方もいち早く知りたいですよね。本作は攻略対象が十三人いるので、ずばり一番好きなキャラクターから攻略するのがオススメです!! プロローグでお気に入りの彼をぜひ選択してみてください。
5年間たのしんでわかった『DIABOLIK LOVERS』の”5つの魅力”とは?
スタートから5年、なぜここまで「ディアラヴァ」は乙女心をつかんで熱い支持をあつめてきたのでしょうか? 最新作の発売を記念して、シリーズの”5つの魅力”へ迫りたいと思います。
1:乙女ゲーム初心者でも安心! 攻略のポイントは吸愛度とM度
ゲーム攻略のポイントは、吸愛度とM度の二つ。ドSヴァンパイアたちの好物は、もちろんドMな人間!! 選択肢は、よりM度が高そうなほうを選ぶとハッピーエンドの近道となります。吸愛度に関しては、キャラクターによって従順な女性がタイプだったり、時には強気のほうが燃えるタイプだったりするので、その都度見極めていきましょう。
また、ストーリーが短い節が折り重なって構成されているので、忙しい人でもスキマ時間を利用してキリの良いところまでプレイできるのでオススメです。
2:美しいグラフィック・キャラクターに加え、ゴシックホラー光る音楽♪
ヴァンパイアたちが集う夜の世界の背景は、危険だけど美しく、とても惹きつけられます。ゲームを彩るゴシックホラーな音楽も、幻想的な雰囲気に華を添えます。イラストレーター・さとい氏が描く美麗なキャラクターたちは、その性格も相まって、一目で恋に落ちてしまう色香があるのです。
3:吸血シーンはダミーヘッドマイクで音声を楽しめる!!
ぜひヘッドホンをして、ゲームをたのしんでください。一部ダミーヘッドマイクを使用したシーンが登場します! 首筋、耳元、背後など、リアルに吸血されたり、愛をささやかれたり……。臨場感あるラブシーンが、「ディアラヴァ」シリーズのおたのしみ要素となっています。
4:「ディアラヴァ」シリーズ独特!? 特殊な主人公への愛称
各キャラクターには、主人公である貴女を呼ぶ愛称があります。画面左のアズサは”イブ”と呼んでくれます。これだけでもすごいインパクトなのですが、ほかのキャラクターはもっと・・・・・・!? この奇抜とも感じる愛称が、非日常を演出してくれる大切な材料となっています。ゲームをプレイしていくほどに少しずつ愛着が湧いてくるので、体感したことがない方はぜひ、味わってみては?
5:ドSなヴァンパイアたちは、独占欲が強いので……!?
ヴァンパイアたちは、基本的にサディスティックな性格の持ち主ばかりです。だからなのか、愛を深めていくたびに強い独占欲をむき出しにしてきます。浮気なんて絶対ダメ!! 大好きなカレが自分だけに夢中になり、自分も夢中になる……。そんな純粋な愛を育めるのが「ディアラヴァ」シリーズの強大な引力となっているのは、間違いないと思います。
いかがでしたか? この記事で分析した魅力以外にも、まだまだたくさんの見どころがつまっている「ディアラヴァ」シリーズ。最新作『LOST EDEN』から、ぜひ過激な吸愛の日々へ足をふみ入れてみてくださいね!
DIABOLIK LOVERS LOST EDEN(新しいウィンドウで開く)
オンライン配信版 ¥6,380
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DIABOLIK LOVERS LOST EDEN
・発売元:アイディアファクトリー
・フォーマット:PlayStation®Vita
・ジャンル:ドS吸血恋愛ADV
・発売日:好評発売中
・価格:通常版 6,300円+税
限定版 8,300円+税
ダウンロード版 販売価格 6,264円(税込)
・プレイ人数:1人
・CERO:C(15才以上対象)
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『DIABOLIK LOVERS LOST EDEN』公式サイトはこちらから
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