PS4®でパワーアップ！『KH ドリームドロップディスタンス HD』で夢の世界に旅立とう【特集第4回／電撃PS】

｢キングダムハーツ(以下、KH)｣シリーズ最新作、『KH HD 2.8 ファイナルチャプタープロローグ(以下、KH 2.8)』がついに発売！　『KH 2.8』の魅力を電撃PlayStationがお届けするこの特集では、これまでシリーズのつながりや『KH 2.8』に収録される作品の紹介などを行ってきた。今回は、収録3作品の最後の1つ、『KH ドリームドロップディスタンス HD(以下、KH DDD)』の見どころを紹介しよう。

特集第4回は、HDリマスター作品である『KH DDD』に焦点を当てる。2012年3月に携帯ゲーム機で発売された『KH 3D[Dream Drop Distance]』がHDリマスター化され、より遊びやすくなった本作。進化したシステムや『KHIII』につながるストーリーは、シリーズファン必見の内容だ。

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前回までの特集記事はこちら

『KH HD2.8 ファイナルチャプタープロローグ』が”III”への架け橋となる【特集第1回／電撃PS】

PS4®初の｢キングダムハーツ｣登場！全てが進化したシリーズ最新作のポイントとは【特集第2回／電撃PS】

シアター作品『KH キーバックカバー』の世界観や登場人物から、シリーズの謎に迫る【特集第3回／電撃PS】

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新たなディズニーのワールドとともに描かれる”夢の世界”の冒険

『KH DDD』の物語は、『KH Re:coded』の直後からスタート。マスター・ゼアノートの脅威に備えるため、キーブレードマスターの承認試験を受けることになったソラとリクは、眠りに閉ざされた世界へダイブする。眠りについた世界の”夢”のなかを冒険し、7つの眠りの鍵穴を解放していく2人だが、その過程には数々の試練が待っていた……！

ストーリー上では、過去作で出ていない新たなディズニーのワールドが多数登場。ラ・シテ・デ・クローシュ(｢ノートルダムの鐘｣)、ザ・グリッド(｢トロン：レガシー｣)、カントリー・オブ・ザ・マスケティア(｢ミッキー、ドナルド、グーフィーの三銃士｣)など、有名なディズニーの映画の世界を舞台にした、さまざまなワールドが待つ。

“フリーフローアクション”で縦横無尽に駆けめぐろう！

ソラとリクを交互に操作して進めていく『KH DDD』。ベースのシステムは『KH バースバイスリープ』に近いが、新要素として”フリーフローアクション”が用意されている。これは、主に地形を利用して高速ダッシュや大ジャンプなどを行えるシステムで、過去最大級にダイナミックな動きを可能にする要素だ。

レール上を高速で滑走したり、大ジャンプではるか高くまで登ったりと、うまく使えばフィールド上を縦横無尽に駆けめぐることが可能。フリーフローアクションは攻撃にも利用できるので、バトルにおいても重要なシステムとなる。

また、ワールドごとに用意された”リアリティシフト”というアクションにも注目。専用のマーカーが出現した際に△＋○ボタンを押せば、特殊なアクションで敵を攻撃したりギミックを発動したりできる。

個性的な”スピリット”たちがソラとリクの旅を彩る

『KH DDD』ではドリームイーターという魔物が立ちはだかるが、このなかで”スピリット”と呼ばれる善良な種類は仲間にすることが可能。仲間に加えたスピリットは、ソラやリクと一緒に戦ってくれる頼もしい存在となる。スピリットには奥深い育成要素もあるので、自分だけのお気に入りスピリットを生み出そう。

なお、『KH DDD』にはオリジナル版から追加された新スピリットがいる。どれも個性的な姿をしているので、ファンは楽しみにしていよう。

『KHIII』に直結するストーリーから目が離せない！

『KH DDD』のストーリーには、『KHIII』へつながる重要なシーンが多く秘められている。主人公のソラとリク以外にも、人間に戻ったリア(元アクセル)や黒コートを着た謎の青年の動向など、見どころが多い。”Dark Seeker(闇の探求者)編”の最終章にスムーズに入るためにも、本作はぜひともプレイしておこう。