「グリザイア」シリーズのスタッフによる異世界漂流アドベンチャーが12月22日PS Vitaに登場!
PlayStation®Vitaで12月22日(木)に発売となる『果つることなき未来ヨリ』は、TVアニメ化も果たした人気作「グリザイア」シリーズのスタッフが手がけた異世界漂流ファンタジー。
PCソフトハウス「フロントウイング」の15周年記念作品として2015年11月に発売され、話題となった本作。主人公の一郎は零戦のパイロットとして決死の任務にあたり……敵艦へ特攻したはずが、気がつけば見知らぬ世界へと迷い込んでいたという。そこは竜族や犬族といった動物などの身体的特徴や能力を備えた「亜人種」と純粋な人間「新人種」が争う世の中であり、帝国軍人である一郎が彼らの戦いにどんな思いを抱き、どう行動するかが見どころのひとつとなっている。
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「グリザイア」シリーズで見せたハードな描写、異世界の住人であるヒロインたちとの恋愛描写なども注目のタイトルだ。
PS Vita版には新規の描き下ろしビジュアルを多数追加!
PCからの移植にあたり、PS Vita版では本作のため新規に描き下ろされたイベントビジュアルを大幅にプラス。さらに、PC版『果つることなき未来ヨリ X-RATED』からも数シーンを収録している。
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上記はPS Vita版で追加された新規のイベントグラフィック。主人公・一郎とヒロインたちの絆が、より色濃い形となって描かれていく。
タッチスクリーン操作やPS Vita TVにも対応
メッセージ送りや選択肢の決定、早送り&巻き戻し、選択肢&チャプタージャンプといった各種便利機能を搭載し、あらゆる機能がタッチスクリーンで直感的に操作可能。PS Vita TVにも対応しており、テレビにつなげば大画面でのプレイも可能だ。
PC版の色味に近づける「色合い調整機能」付き!
PS Vitaのモニターの特徴を踏まえ、元のPC版のグラフィックに近い色合いになるように調整する「色合い調整機能」は、プロトタイプ移植作品に共通するこだわりの機能だ。
PS Vitaの1000シリーズ、2000シリーズのどちらにも調節でき、PS Vita TVでプレイする際などは調整なしでプレイすることも可能。詳細は公式サイトでチェックしよう。
主人公の一郎と異世界に生きるヒロインたち
本作の主人公・三森一郎は太平洋戦争時、零戦のパイロットとして敵艦への特攻を仕掛けたその瞬間……どこかもわからない砂漠へと飛ばされ、墜落してしまう。砂漠を放浪し、死にかけていたところ……彼は竜に姿を変えるお姫様・ユキカゼに命を救われる。ここでは、本作に登場するヒロインやその関係者を紹介しよう。
この出会いが、一郎の運命を大きく変える。故郷で交わした約束のため、彼はなんとしても日本に帰る決意を固める。
三森一郎
「海軍の軍人は、死んでも負けてはいかんのだ」
主人公。大日本帝国の海軍パイロットで、階級は二飛曹。幼くして両親を亡くし、生まれて来た意味さえも戦争に食われ、戦うことでしか生きることを許されなかった軍人。志願して特別攻撃隊として出撃し敵空母に体当たりを決行したのだが、再び目を覚ましたのは、見たこともない世界だった。拾い得た命を引きずるようにして砂漠を行くも、ついに精根尽き果て倒れていたところ……ユキカゼと出会う。
ユキカゼ
(ユキカゼ・ジーンブラッド)
CV:瑞沢 渓
「命を助けてやったというのに、なんじゃその口の利き様は!」
元は竜族の国・アークジーンの第一王女であったが、王国を飛び出し現在は無政府領土防衛民兵団「バラウール」という組織を立ち上げ総大将を務めている。飛竜に変身することができる竜族の姫で、王族として生まれてきたがゆえ、世俗に疎い面がある。砂漠で異世界漂流者である主人公を拾った張本人であり、主人公を自分の所有物として見ているような傲慢さもあるが、なかなか思い通りに動かないイチローにイライラさせられることも多い。
アイラ
(アイオ=ライオ=カミリア)
CV:水橋 かおり
「それがルルカリオンの誇り。余所モンのアンタらにわかって欲しいなんておもっちゃいないよ」
砂漠のキャラバン「レフレリア」の副隊長&警備隊長。昔、戦争で孤児になったところをキャラバンに拾われて十年、今ではかなりの古参である。本人はいつも戦士として最前線に身を置くことを望んでいるため、今の立場をさっさと誰かに譲りたいと思っている。
現在、犬族と竜族の間に横たわる因縁のため、両者が同盟を組むまでの道のりはかなり険しい。個人的にも竜族とは過去に浅からぬ因縁があるようだが……。
メルティナ
CV:山本 希望
「そうだよー? よーそろーは魔法の言葉! はい、よーそろー!」
絶滅が危ぶまれる人魚族が治める街・アクラーで暮らす人魚の少女。新人種の国家・ヴィスラ公国による「アクラー襲撃」以降、族長の下で侍女として働いている。頭の良さは”見た目通り”だが、家事全般が得意という女性らしい一面も持ち合わせている。
リア
(ソーテーリアー)
CV:西沢 広香
「こちらの手をもぎ取りまして、それを反対側の手で掴めば、背中まで楽勝で届きますですよ?」
アンデッドの奴隷少女。見た目は幼いが、アンデッド化してからは主人公よりも長くこの世界を生きている。ゾンビ使いである死霊魔術師のオゾスに奴隷として従事し、鉱山では、ほかのゾンビたちと一緒に働いている。同種のゾンビに比べて鮮度が非常に高い個体で、メンテナンスさえあれば四体が切断されても比較的短時間で治療する。奴隷の印として胸には紋章が刻まれ、脚には鉄球がはめられている。
サイラス・ヴィスラ
CV:森川 智之
「構わん。各国に恐怖を刷り込むのが目的だ、ヴィスラに仇なす国がどうなるかということを教えてやれ」
600年前に亜人種の人権を認めずとして、公国軍を率いて武装蜂起した有力貴族・ヴィスラ公爵家の子孫。ヴィスラ公国軍の現総統で、戦争を拒み亜人種に近しい立場をとる父親に代わり、ヴィスラ公国総統も兼任する。かつての大敗から息を吹き返しつつある亜人種を激しく嫌悪し、ヴィスラ公国に伝わる「マジーの遺産」を使った武力によって、再び世界を新人種の手に取り戻さんとしている。非常に強い愛国心と選民思想を持ち、軍を率いて大規模侵攻を開始する。
セツナ
CV:米島 希
「……反乱分子は早めに潰しておくべきです……」
亜人種でありながらサイラスの側近として仕える女性。なぜ亜人種なのにヴィスラ公国に組するのか、またサイラスはそんなセツナになぜ目をかけ手元に置いているのかなど、多くの謎を抱えている。主であるサイラスに対し、忠誠以上の感情を持っている節はあるが、その思いが満たされている様子はない。
蒔野 勝子
CV:小見川 千明
主人公が海軍の航空隊で初めてペアを組んだ男・蒔野哲夫(故人)の妹。主人公は彼女を日本に残し、この世界へと飛ばされてきた。
異世界で出会うさまざまな種族のヒロインたち……異文化交流もまた楽し!?
本作に登場するヒロインたちは、飛竜に変身できる竜族のユキカゼをはじめ、さまざまな種族的な特徴を持っている。ここではそうした彼女たちの種族について、簡単にだが紹介していこう。
竜族
ドラゴン族、トカゲ族、アークジニアンなどさまざまな呼ばれ方をするが、亜人種の中では、最も古くから存在する種族。長寿で人間の10倍近い寿命を持つとも言われている。竜族の女性は人間の形状で生まれてくるが、飛竜になれる者となれない者がいる。竜族としての血が濃いと飛竜に変身でき、王族や貴族などからそういった者が出ることが多い。
犬族
ルルカリオンと呼ばれる種族で、強い者こそ認められるという、わかりやすい特徴を持っている。体力と腕っ節、俊敏な動きが自慢で、山岳での隠密戦闘に特化している。
人魚族
水中での呼吸が可能な半魚姿に変態できる、女性のみの種族。「聖唱」と呼ばれる歌の力を持つが、争いごとを嫌って平和主義を掲げている。どの人種、どの種族との間に子をなしても必ず人魚の子が産まれてくるため、ひとりの男性とは一度きりの関係しか持たないことを掟とし、結婚も許されていない。
アンデッド
死霊魔術師と呼ばれる魔法使いが、死体に魂を一時的に呼び戻したもの。統制が取れるのは術師の支配下にいる間のみで、範囲外になると目的もなく身勝手に暴れ回る。食事や睡眠は必要ないが、生きていたときの名残りとして形式的に行う場合が多い。戦時においては使い捨ての兵器として大量投入されることが多い。
帝国軍人の主人公と異世界のヒロインたちによる、異文化交流が見ものな『果つることなき未来ヨリ』。イベントグラフィックの中にはSDキャラクターによるコミカルな演出も用意されており、ヒロインたちの意外な一面を見ることもできるはず。プレイの際は、そうしたイベントにも注目してほしい。
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果つることなき未来ヨリ
・発売元:プロトタイプ
・フォーマット:PlayStation®Vita
・ジャンル:アドベンチャーゲーム
・発売日:2016年12月22日(木)予定
・価格:パッケージ版 希望小売価格 6,400円+税
ダウンロード版 販売価格 5,700円(税込)
・プレイ人数:1人
・CERO:D(17才以上対象)
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