ユービーアイソフトより好評発売中の、オープンワールドアクション最新作『ウォッチドッグス2』は、スマートシティ化されたサンフランシスコの街で、ハッキングを駆使して都市インフラを操り暴れまわるアクションが魅力の作品。今回はそんな本作のオンライン要素について、電撃PlayStation編集部が紹介していく。
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前回までの特集記事はこちら
ハッキングを駆使するオープンワールドアクション『ウォッチドッグス2』の魅力【特集第1回/電撃PS】
『ウォッチドッグス2』オープンワールドを駆け抜けるアクション要素を紹介!【特集第2回/電撃PS】
本日発売の『ウォッチドッグス2』プレイレポート! 本作の魅力を改めてお届け【特集第3回/電撃PS】
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ハッキングによる独特の協力&対戦が楽しめるマルチプレイ!
本作では、オンラインに関する設定を初期状態のままでプレイしていると、ほかのプレイヤーが自分のプレイしている世界に参加してくる、シームレスなオンラインマルチプレイ機能を搭載している。ほかのプレイヤーがハッキング勝負を仕掛けてきたり、警察に追われるプレイヤーを協力して追い詰めるといったマルチプレイ要素を、プレイ中に突然発生するイベントとして楽しめるのは、本作のだいご味と言っても過言ではないだろう。
なお、ストーリーに集中したい場合は、オプションの「設定」>「オンライン設定」でマルチプレイ参加のオンオフを切り替えられる。
ここではオンラインマルチプレイで遊べる3つのゲームモードを紹介していく。ちなみに、これらのモードはオフラインでもイベントとして発生するが、その際は当然1人でプレイすることになる。
1対1のかくれんぼ勝負「ハッキング侵入」
「ハッキング侵入」は、前作でも好評だった1対1のオンライン対戦要素。プレイヤーは侵入側と防衛側に分かれて戦うことになる。侵入側は防衛側のプレイヤーを視界内にとらえてハッキングし、データのダウンロードが完了するまで逃げ切ることで勝利となり、防衛側はダウンロードが完了する前に侵入側のプレイヤーをネットハックモードで捜し出し、無力化すれば勝利となる流れだ。
このモードの魅力は、一般市民があちこちにいるなかで相手を捜し出そうとする防衛側と、地形をはじめとするさまざまな手段を講じて隠し通そうとする侵入側の駆け引きがもたらす緊張感だろう。ハッキングとステルスを特徴とする『ウォッチドッグス2』の楽しさが凝縮されたモードともいえる。
狩るか狩られるかの戦い「バウンティハンター」
今作で新たに登場した「バウンティハンター」は、賞金首として警察に追われるプレイヤーを最大3人のプレイヤーが追いかける対戦モード。賞金首はほかのプレイヤーと警察の追跡を振り切れば勝利、追う側は賞金首を無力化することが目的となる。
ミッション外で犯罪行為に手を染めて警察の手配度が高くなると賞金首になる可能性があるほか、スマートフォンの「マルチプレイ」で「バウンティを発生させる」を選んでみずから賞金首となることもできる。おなじく「ターゲットを見つける」で賞金首を捜すことも可能だ。
賞金首となったプレイヤーは、性能の高い車に乗ってスピードで追っ手を振り切ってもいいし、ハッキングはもちろん、爆発装置などのデバイスや銃器を駆使して追跡してくるプレイヤーを倒し、スキを見て逃走を図るのもありだ。一方、ハンターと呼ばれる追跡側のプレイヤーは、ともに賞金首を追う警察官たちに危害を加えると自らも手配犯となってしまうジレンマを抱えている。警察というどちらの味方でもない勢力を間に挟んで行なわれる両者の攻防がこのモードの魅力といえるだろう。
共闘して遊べる「オンラインオペレーション」
フィールドには、マップ上にオレンジ色のアイコンで表示されているメイン・サイドオペレーションのほかに、紫色のアイコンで表示される「オンラインオペレーション」が存在。このミッションはほかのプレイヤーと2人で協力プレイが可能だ。このオペレーションを開始すると、仲間を自動的に捜してくれるほか、「マルチプレイ」の「オンライン協力プレイ」を選ぶことでほかのプレイヤーが現在進行中のオペレーションに参加することもできる。
ミッションの種類は豊富で、目的やマップ構成もしっかり作られており、ストーリーの合間や、エンディング後もかなり遊び込めるだろう。難易度は1人でクリアするにはやや難しめに設定されているので、お互いが協力して困難を打開する醍醐味を楽しめるのも魅力だ。
約50年前の連続殺人事件の恐怖がよみがえる……初回特典DLCミッション「ゾディアックキラー」
「ゾディアックキラー」は、本作の初回限定版に同梱されているコードを入力するとプレイ可能になるサイドオペレーション。タイトルにもなっているゾディアックキラーとは、1968~69年に現実のサンフランシスコで発生した連続殺人事件の犯人が自称した名前で、正体不明のまま現在にいたる。
このオペレーションでは、警察署のハッキングをきっかけに発見した暗号を追ううちに、約50年ぶりに復活した連続殺人犯の足取りをマーカスたちが追うという、ミステリアスなストーリーが楽しめる。
また、このDLCを導入することで彼の似顔絵や犯行声明文に描かれていたマークをモチーフとしたコスチューム一式がワードローブに追加される。
警察署は、この暗号の件でデッドセックと敵対するハッカー集団のひとつであるプライム8と協力しているため、警察以外に、プライム8の拠点に潜入して情報収集を行なう必要がある。さらにマーカスは、非常に複雑な暗号を解読する処理能力を得る目的で、外部利用可能なサーバーを確保するために奔走することになる。
50年前と同じく姿を見せない犯人に対し、ハッキングと暗号解読というデッドセックならではの手法で迫る展開は、さまざまな映画やドラマのモチーフとしてとり上げられてきたこの事件へのアプローチとしても新鮮に感じられることだろう。
なお、今後もDLCによって新たなサイドオペレーションが追加されていく予定なので、発売を楽しみに待ちたいところだ。
前作から2年半の時を経て発売された『ウォッチドッグス2』。本作は、オープンワールドゲームにハッキングアクションという新たな要素を開拓した前作からさらに行動の幅が広がり、プレイヤーの発想と行動力でいくつもの攻略法を編み出せる傑作に仕上がった。さらにメインのストーリーに加え豊富なサイドオペレーション、シームレスなマルチプレイ要素と、ゲーム自体のボリュームも文句なしの出来栄えだ。ブルーム社という巨大企業の陰謀に挑む若きハッカーたちの物語がどのような結末を迎えるのか、1人でも多くの人に見届けてもらいたい。
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【特別企画】マーカスと行くサンフランシスコ紀行【第4回】
よう! 公式の自撮りコンテストには参加してるかい? このオレ、マーカス・ホロウェイが自撮り写真でサンフランシスコのナマの空気をお届けする企画もこれで最終回だからな。あとは工夫して、インパクトたっぷりの1枚を投稿してほしい。じゃ、さっそく紹介いってみよう!
「ウォッチドッグス2 サンフランシスコベストビュー 自撮りコンテスト」について詳しくはこちら
ここはたまたま立ち寄った郊外の製油所でとりたてて観光名所ってわけでもないんだが、大勢で音楽をかけて踊っているのが楽しそうだったのでパチリとやってみた。あたりまえだけどサンフランシスコの街にはいっぱい人が住んでいて、そのへんを歩き回るだけでもいろいろな人がいろいろなことをして毎日を過ごしているんだ。おもしろそうなことに出くわしたら、すばやくスマホのカメラをオンにして「パチリと1枚」してみてくれ!
次の1枚はベイサイドのピア39。ここは野生のアザラシたちが集まって日向ぼっこをしている光景で有名なんだ。みんなが見る写真は当然岸から撮影したものが多いと思うけど、今回は船を使って海側から自撮りしてみた。ただし、近づきすぎると怒られちゃうからほどほどにな!
次はアルカトラズ刑務所。今回も船の上からの撮影だ。サンフランシスコはサンフランシスコ湾を中心とした沿岸のあちこちに街があるんで、いつもの街並みの写真に変化が欲しいと思ったら船に乗って海に出てみるのもいいかもな。ただし、船に乗るには桟橋とかにあるやつをちょっと「お借り」しなくちゃなんだけどね。
そして最後を飾るのはゴールデンゲート・ブリッジ。夜は写真のとおりライトアップされてとってもきれいなんだ。決まった時間に写真を撮りたいときは、ハッカースペースでちょっと仮眠をとって行くといい感じになるとおもう。オレは寝つきも寝起きもきっちりいけるんでこの方法でばっちりなんだ。じゃあ、みんなも最高の1枚を目指してがんばってくれ!
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ウォッチドッグス2
・発売元:ユービーアイソフト
・フォーマット:PlayStation®4
・ジャンル:アクション
・発売日:好評発売中
・価格:パッケージ版 通常版 希望小売価格 8,400円+税
コレクターズ・エディション 希望小売価格 18,500円+税
ダウンロード版 通常版 販売価格 8,100円(税込)
デラックスエディション 販売価格 9,396円(税込)
ゴールドエディション 販売価格 13,284円(税込)
・プレイ人数:1人(オンライン時:未定)
・CERO:Z(18才以上のみ対象)
※『コレクターズ・エディション』は、ゲーム本編に加え、フィギュアやアートブックなどの特製アイテムと、「デラックスパック」「シーズンパス」が同梱された、PS4®版限定のパッケージ商品です。
※『デラックスエディション』および『ゴールドエディション』は、ダウンロード版のみの販売となります。
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