「バイオハザード」とL’Arc-en-Cielが夢のコラボ! 最新楽曲「Don’t be Afraid」のVRミュージックビデオで、メンバーがゾンビと激闘!!
今年で20周年を迎えるゲーム「バイオハザード」シリーズと、バンド結成25周年を迎えるアーティスト「L’Arc-en-Ciel」。そのコラボレーション企画である、PlayStation®VR向けVRミュージックビデオ『Don’t be Afraid -Biohazard® × L’Arc-en-Ciel on PlayStation®VR-』が、本日11月17日(木)よりPlayStation®Storeで配信スタート!
本コンテンツは、L’Arc-en-Cielの書き下ろし最新楽曲「Don’t be Afraid」のミュージックビデオを、360度のVR映像としてPS VRで楽しめるコンテンツ。L’Arc-en-Cielのメンバーがデジタルキャラクターとなり、「バイオハザード」シリーズの世界を舞台に、ゾンビたちと生き残りをかけて戦っていく。
果たしてVRミュージックビデオでどんな体験が待っているのか──。
L’Arc-en-Cielのメンバー4人と開発スタッフからのスペシャルメッセージ!
今回の作品について、L’Arc-en-Cielのメンバー4人と開発スタッフから届いたスペシャルメッセージをご紹介しよう!
hydeさん、tetsuyaさんのインタビュー映像を公開中!
【メンバーからのメッセージ】
hyde:作詞
これはもう、ちょっとした革命じゃないですか? 新しいゲームの世界ですよね。
ポージングも、けっこう時間かかりました、何回も撮って。メンバーはもちろんだけど、それ以外の背景だったり、上だったり下だったり、そういうところも臨場感が凄くあるので、360度で楽しんでもらえたら嬉しいです。
「バイオハザード」をやっててすごく象徴的な瞬間というのは、中に絶対アイツらがいるってわかってるのにドアを開けないと話が進まないっていう、その展開。その展開と、人生ってどこか通ずる部分があると思うんです。「どうしてもこれやらないと前に進まないんだよな…」っていうその気持ちを自分と照らし合わせて。その恐怖に打ち勝つ、それをやらなければ前に進めないから、勇気を振り絞って恐怖に打ち勝つっていう部分を意識して歌詞を書きました。
あとは、「Don’t be Afraid」を流暢に言ってみると「ゾンビアフレイド」みたいなね。「ゾンビ怖い!」みたいな意味にもなる。ちょっとダジャレ入ってます(笑)。
L’Arc-en-Cielのファンは「バイオハザード」を好きになって、「バイオハザード」のファンはL’Arc-en-Cielを好きになって、っていうことが少しでも起こると嬉しいです。
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tetsuya:作曲
今までもL’Arc-en-Cielは新しいことをやってきたバンドだと思うんですけど、久しぶりに初めてのことにチャレンジできて嬉しいです。顔も全身も撮って、そのデータを元にCGにして、動きに関してもメンバーが実際動いたものがCGの映像になっているので、そういうところを観てもらいたいですね。
「バイオハザード」の映像のイメージを頭の中に描きつつ、僕なりの解釈で、あんまりザクザクしたギターで激しめのものでいくよりも、クリーンなアルペジオでちょっと悲しい感じのほうがいいかな? と僕の解釈でイメージして作曲しました。
「バイオハザード」20周年ということで、L’Arc-en-Cielも結成25年目ではあるんですけど、僕にできることは、待ってくれている人に喜んでもらえるような楽曲をつくること、ということが僕の使命なので、自分なりに頑張ってすごくいいものができたと思っているので。気に入ってもらえると嬉しいです。
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ken
一般的なディスプレイに近づいて観ても出ない臨場感というものが、VRでは感じられますね。
だから、アーティストとの距離感を近付けた表現というのができるのをすごく感じたので、すごい技術だな、と思いました。
撮影は、演技もあったのですが、幼稚園の時に演技したぐらいしか記憶がないんですけど、あれ以来ぶりに来たと。「よし、あの時の演技を超えよう」と頑張りました。
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yukihiro
僕が初めて自分でゲーム機を買ってプレイしたのが「バイオハザード」だったので、今回この企画に参加できて嬉しいです。
ゾンビになりたいなと思っていましたが、演技するのは難しかったです。VRの「バイオハザード」もプレイしましたが、怖すぎですね。
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【開発スタッフからのメッセージ】
「バイオハザード」シリーズプロデューサー / 川田将央(カプコン)
「バイオハザード」シリーズ20周年の歴史で初めて、実在のアーティストが登場する映像作品の完成に、我々「バイオハザード」開発スタッフも興奮しています!
そして、この意欲的な試みに賛同いただいたL’Arc-en-Cielのメンバーのみなさんにはとても感謝しています。
最新作『バイオハザード7』で培われた最新テクノロジーを活用し、スピーディかつドラマチックな楽曲『Don’t be Afraid』が流れるラクーンシティで繰り広げられる誰も見たことのないバイオハザードのアナザーエピソードを、ぜひPlayStation®VRで”体感”してみてください。
映像監督 / 森田淳也(白組)
「バイオハザード」の世界をL’Arc-en-Cielのメンバーがどう動くと魅力的な映像になるか、PlayStation®VR上で試行錯誤を繰り返し、何度も構成を練り直しました。
制作工程も初めてのことが多く、スタッフ同士での話し合いも多くあったことを思い出します。
メンバーの方々にはモーションキャプチャーやフェイシャルキャプチャーなど積極的にチャレンジしていただいたこともあり、映像に説得力を出すことができました。
360度全方向に仕掛けが散りばめられています。
L’Arc-en-Cielと「バイオハザード」の刺激的な遭遇を<恐れることなく>ご覧ください!
-プロフィール-
<監督作品>
TVドラマ「ドラマ もやしもん」(フジテレビ) ※各話監督
TVドラマ「トミカヒーロー レスキューファイアー」(テレビ東京) ※各話監督
ミュージックビデオ「たむらぱん/SOS」
ゲームムービー(OP)『仮面ライダー バトライド・ウォー 創生』(バンダイナムコエンターテインメント/PS4®・PS3®・PS Vita)
TV番組「星新一のショートショート/リオン」(NHK総合)
CG Supervisor / 小森啓裕(白組)
今回の大きな課題は、L’Arc-en-Cielのみなさんを実在するようなCGキャラクターとして作り上げることでした。
L’Arc-en-Cielのみなさんの全面協力の元、表情から指先に至るまで最新技術を用いて隈なくデジタルスキャンを行ない、メイクやヘアースタイルにおいても実際のスタイリストさんから監修をいただけたことで、実写の撮影と同様のステップを踏みながら髪の毛の一本一本に至るまで作り込みを行なっています。
アクションやお芝居においても実際にご本人に演じていただいたことで、さりげない「しぐさ」や「表情の些細な変化」についてもCGキャラクターへ反映されるように努めました。
カプコン様に設定、世界観の監修をいただきながら、PlayStation®VR初のVRミュージックビデオ作品としてみなさんに楽しんでいただけるよう、360°全てのアングルにおいて拘って制作いたしましたので、見る角度によって感じ方が変わるストーリーや発見をぜひ楽しんでいただきたいです。
-プロフィール-
2000年白組に入社。映画、TVCM、ゲームムービーなど主に3DCGキャラクター主体とした映像作品において、CGディレクション、アニメーションの監修から演出まで幅広く手がける。立体視作品においても多くの経験を持つ。SIE『RULE of ROSE』(2006年)にて初のCGディレクションとして作品に関わり、近年は、NHK みんなのうた「ムクロジの木」(2014年)アニメーション、映画『GAMBA ガンバと仲間たち』(2015年)では監督 / CGSupervisorを務める。
360°から迫りくるゾンビに思わず悲鳴! いまだかつてない体感型ミュージックビデオ
それでは実際にPS.Blogスタッフが体験した、VRミュージックビデオの”新たなる恐怖”をご紹介しよう。
映像は、雨の降りしきる夜の街道からスタートする。看板には、「バイオハザード」ゆかりの地・ラクーンシティならぬ「L’Arc-coon-City」の表示が。すぐそばにはバイクが横転しており、どうやら自分は事故を起こしたらしいとわかる。と、そこへ闇を切り裂くヘッドライトの光が。ここで「車に乗る」「乗らない」の選択肢があるが、「乗らない」を選んでもストーリーは進まない。見知らぬ男性の車だが、ここは素直に乗り込んだほうがいいだろう。
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しかし、これが惨劇の始まりだった。「Don’t be Afraid」が流れ出し、車が走り出すと、前方に警官姿のゾンビが出現! しかもフロントガラスに覆いかぶさるように、我々めがけて襲い掛かってくる!! パニックに陥った運転手はプレイヤーを見捨て、車外へ逃亡。そこへ複数のゾンビが現われ、運転手はあえなく餌食にされてしまう。こうした光景はゲームでも目にするが、VRは自分が”惨劇の渦中にいる”感覚がこれまでとは全く違う。すぐ目の前で他人がゾンビに襲われるさまを見て、「とんでもないところへ来てしまった……」と慄然とするはずだ。
その後も、プレイヤーが乗る車めがけて次々ゾンビが襲い掛かるのだが、これが怖ろしいのなんの! 車のボディに守られているとはいえ、右を向いてもゾンビ、左を向いてもゾンビ。360°包囲された恐怖で、何度も体をのけぞらせたり、身を縮めたりしてしまった。
全周囲映像で見ると、ゾンビに取り囲まれた極限状態がわかるはず。もちろん背後にもゾンビが!
と、そこへ現われたのがS.T.A.R.Sの制服を着たガスマスクの男たち。そう、L’Arc-en-Cielのメンバーだ。銃やアクションでゾンビを蹴散らす姿が頼もしく、つい見惚れてしまうはず。女性ファンなら、王子様に助けられたような気分を味わえるだろう。しかも、運転席に乗り込んできたhydeの距離が近い! だが、ドギマギしている場合ではない。巨体を揺らして現われたネメシスが車のルーフやドアを引きはがすと、hydeの首根っこを片手でつかんで宙づりにしてしまう!! いつしかメンバーたちもゾンビになり、炎の中からゆらゆらと現われて……!?
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ここから先は、実際に見てのお楽しみ。ビデオの終盤には、「バイオハザード」シリーズの”あのキャラクター”も登場するので、「バイオ」ファンにもぜひチェックしてほしい。
とにかく360°全方向からゾンビに襲われるシーン、眼前にゾンビが迫り来るシーンが恐ろしく、アミューズメントパークのアトラクションをしのぐほどの臨場感! 自分めがけて飛びかかってくるゾンビに、何度も声を上げてしまったほどだ。しかも、360°のVR映像なので一度見ただけではすべてを見尽くせない。「今回はhydeに注目してみよう」「次はkenのアクションをチェックしよう」と、何度も繰り返し観賞したくなる。コントローラーのタッチパッドを押すと歌詞も確認できるので、歌詞やサウンドが映像とどのようにリンクしているのか探るのも楽しいだろう。
これまでのミュージックビデオとは体験の質が全く違う、VRならではの体感型ビデオといえるだろう。
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※180度の全周囲映像です。
今回の作品には、メンバーたちのCGモデルを観賞できる「Artist Viewer」モードも収録されている。S.T.A.R.Sの制服とゾンビ、2種類のモデルをあらゆる角度から堪能できるのだ。
ミュージックビデオでは恐怖体験に気を取られてじっくり見ている暇はないが、このモードなら細部まで観察できるのがうれしいところ。本物そっくりに作り込まれた顔立ち、髪や衣服の繊細な表現を観賞できるほか、縮小してフィギュアのようなサイズにして眺めたり、回転させてお気に入りの角度を探したり、楽しみ方はいろいろ。至近距離で見つめれば、CGとわかっていてもドキドキしてしまうこと間違いなし。メンバーが収録した「バイオハザード」キャラクターのセリフを再生して楽しむこともできる。
VRでのミュージックビデオの可能性を感じさせてくれる本作、ぜひ体験してみてほしい。
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Don’t be Afraid -Biohazard® × L’Arc-en-Ciel on PlayStation®VR-
・発売元:ソニー・インタラクティブエンタテインメント
・フォーマット:PlayStation®4
・ジャンル:VRミュージックビデオ
・配信日:好評配信中
・価格:ダウンロード版 販売価格 1,620円(税込)
・プレイ人数:1人
・CERO:審査対象外
※PlayStation®VR専用
※ダウンロード専用タイトル
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『Don’t be Afraid -Biohazard® × L’Arc-en-Ciel on PlayStation®VR-』公式サイトはこちら
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