話題の百合系ミステリィアドベンチャー第3季「秋篇」は生徒会会長が主人公!
2014年にPCで発表され、PlayStation®Vita版/PSP®「プレイステーション・ポータブル」版も好評の『FLOWERS』は、これまで数多くの本格的なミステリィアドベンチャーゲームを手がけてきたPCブランド「Innocent Grey」によって制作された「百合」がテーマのアドベンチャータイトル。
周囲を森に囲まれた全寮制のミッション系女学院を舞台に、少女たちの友情、成長、そして純愛を描き上げた本シリーズは、発表タイトルのシーズンごとにメインキャラクターが異なる点が大きな特徴。前々作「春篇」・前作「夏篇」では深く描かれなかった人物たちの内面が本作では掘り下げられ、新たな物語が紡がれていく。
第3季となる今回の「秋篇」は、生徒会組織「ニカイアの会」の会長・譲葉を主人公に、親友であり副会長であるネリネや後輩たちとの関係がクローズアップされて描かれている。秋深まる学院で紡がれるヒロインたちの切ない恋模様をどうぞご堪能あれ。
2016年5月にPCで発表されたばかりの新作「秋篇」が早くもPS Vitaに登場。淡く美しいグラフィックで少女たちの恋愛模様が描かれていく人気作だ。
秋の聖アングレカム学院で起こる不可思議な事件とは……?
夏を経て、自分の前から去った恋人を捜す決意をした白羽蘇芳。彼女は恋人の匂坂マユリが消えた謎に後一歩というところまで迫っていた……。
“ニカイアの会の会長を引き継ぐなら君が求める鍵を与えよう”
学院の謎を知る人物であり、生徒会・ニカイアの会の会長である八代譲葉は、蘇芳に困難な要求を突きつけることで彼女を諦めさせようとするのだが、一方で譲葉自身もまた人には言えない「秘密」を抱えていた。
季節は秋。舞台となる聖アングレカム学院で起こる不可思議な事件の数々は、幼なじみとの祝福されぬ慕情、向けられる恋心など……さまざまな恋の糸が複雑に絡み合って進展していく。
※クリックすると拡大します。
「秋篇」の主人公は、ニカイアの会の会長である譲葉。学院の謎に迫りつつ、彼女をとりまく女の子たちとの恋愛模様を楽しもう。
舞台となる聖アングレカム学院について
三年制のミッション系女学院。1クラスに1人、クラス委員長(級長)が設けられクラスを取りまとめる。また、生徒会に準ずるものとして”ニカイアの会”という生徒会組織があり、優秀な生徒が選ばれる。ニカイアの会の生徒は学院で行われる年間行事を取りまとめることが主な活動である。代表的なものは”聖母祭”だが、ほかにも”新入生オリエンテーション” “健康診断” “フィールドワーク(遠足) ” “宗教講演会” “合唱会” “礼拝”などの行事を教師らとともに執り行う。
アミティエ制度とは
未来を担う女性の育成を目指し、実践的なコミュニケーション能力取得のために作られた教育システムがアミティエ制度。入学時に面接、筆記試験が行われ、強制的にその者にもっとも適したアミティエ(疑似友人)をあてがわれるというもの。これは全寮制という性格上、学院側から親しい者を作らせ生活に馴染ませるという理由と、卒業時に広くコミュニケーションが取れる人物を育てるという2つの理由から成っている。
「秋篇」の物語を彩るキャラクターたち
季節が秋となり、主要な登場人物たちにもさまざまな変化が起こっている本作『FLOWERS秋篇』。前作「夏篇」のメインキャラクターであったえりかや千鳥も登場し、仲睦まじい姿を見せてくれたりもするので、要チェック!
千鳥たちの物語に興味が湧いたら「夏篇」もぜひプレイしてみよう。
八代 譲葉
やつしろ ゆずりは
CV:瑞沢 渓
ニカイアの会の会長。エキセントリックで行動的。言動や行動が芝居がかっているが、それは意図して行っているもの。そのため憎めない人物として、学院中の生徒に全幅の信頼を置かれている。夏月に前を向くと決めた白羽蘇芳を好ましいと思いつつも、学院の謎に迫ることで彼女に害が及ばないか危惧している。趣味はスポーツ観戦と写真。部活動は合唱部兼料理部。
小御門 ネリネ
こみかど ねりね
CV:西口 有香
敬虔なカトリック教徒であり、善良で温和な好人物。本来は常に誰かと触れあっていたい、おしゃべりをしていたいと思っているが、現実離れした美しさから距離を取られてしまっている。
ニカイアの会の副会長として神出鬼没な八代譲葉の代わりに実務をこなすことが多く、親友が何かを悩み抱えていることを察してはいるものの、打ち明けるまでは見守ろうと決めている。趣味は怪談話収集に食べ歩き。特にスイーツは底なし。部活動は合唱部。ソプラノ担当。
沙沙貴 苺
ささき いちご
CV:長妻 樹里
好奇心旺盛なトラブルメーカー。夏を経て学院の校風に馴染みつつあるものの、トリックスター的な立ち位置は健在。考える前に行動、といった軽率さはなくなったが、交友関係の広さから彼女の耳にはさまざまな風聞が入り、不思議な話などは怪奇憚好きな友人とともに調べることも……。趣味は流行り物とカエルの置物集め。部活動は料理部。双子の妹の林檎とはアミティエの関係だ。
沙沙貴 林檎
ささき りんご
CV:長妻 樹里
なまけ者気質のおっとり娘。自分から率先して動くことはないが、姉の沙沙貴苺がからむことと、怪談系の話が絡む場合は能動的な一面を見せる。本来ひとりを好むものの、書痴仲間として白羽蘇芳、八重垣えりからと語らう機会が多くなっている。趣味は読書と怪談話。部活動は料理部。
白羽 蘇芳
しらはね すおう
CV:名塚 佳織
無口で心配性で小心者。以前と気質は変わらぬものの、夏月にとある示唆を受けたことで能動的になろうと己を鼓舞している。失った恋人から自分に向けての”印”を探し当て、謎を知る八代譲葉へと問いただすも……。八代譲葉から提示された難題を真っ向から受けて立とうと奮起することに。趣味は文学・音楽・映画鑑賞。部活動は料理部。アミティエは花菱立花。
花菱 立花
はなびし りっか
CV:明島 ゆうり
生まじめで面倒見の良い、穏やかな性格の女生徒。クラス委員長であり、常に相手のがわにたって立つ姿勢からクラスだけでなく上級生、教諭らにまで信頼を得ている。アミティエである白羽蘇芳が夏を経て変わったことを感じており、彼女の意思を第一に優先しようと決めている。そしてアミティエにとある相談を持ちかけられた彼女は願いを聞きいれることに……。趣味は紅茶の茶葉集め。部活動は合唱部。
八重垣 えりか
やえがき えりか
CV:佐倉 綾音
人嫌いの変わり者。男性的な喋り方をし明確に他人と境界線を作っているも、朗読劇・バレエ発表会を経てクラスの皆から認められ好意を持たれ始めている。白羽蘇芳とは胸襟を開きあえる書痴仲間ではあるが、彼女が何か大きな悩みを抱えていることに気付き、手を貸せないかと悩んでいる。アミティエの考崎千鳥が最近、読書に目覚め感想を言い合えるようになり密かに嬉しく思っている。趣味は読書とベースボール観戦と人の弱み探し。アミティエは考崎千鳥。
考崎 千鳥
たかさき ちどり
CV:洲崎 綾
芸術家肌の変わり者。感情をめったに出さず、話す際に瞳を細め見つめる癖から一時期怖がられていたが、バレエ発表会を経てクラスの皆から受け入れられつつある。転入前にバレエ・劇を中心とした芸能活動を行っており、請われればクラスメイトへバレエの指導をすることも。夏月を経て八重垣えりかと結ばれたが、アミティエが白羽蘇芳へと心を砕いていることに不安を感じている。趣味はクラシックバレエとボイスレッスン。
ダリア=バスキア
CV:高城 みつ
聖アングレカム学院教師兼シスター。
優しく包容力のある振る舞いから学院生徒らから姉のように慕われている。
クラシックバレエ、語学、弦楽器などに秀で教職員からの信頼も厚い。夏月を経て介助を行っていた八重垣えりかが手を離れたことに寂しさを感じている。趣味はガーデニング。
アドベンチャーに推理要素をプラスしたゲームシステム
本作のゲームシステムは、物語に登場する選択肢によってその後の展開が変化する、オーソドックスなタイプのアドベンチャーゲーム。作中には学院で起こるさまざまな事件や謎を解決していく推理パートも登場し、物語中にちりばめられているヒントをもとに選択肢を選び、事件を解決へと導いていく。
プロトタイプ作品で好評の早送り&巻き戻し機能はもちろん、既読選択肢へのジャンプやバックログからの再開といった各種機能も充実。タッチスクリーンを使った直感的なプレイにも対応している。
グラフィックをPC版の色味に近づける「色合い調整機能」も搭載
PS Vitaの画面発色の特徴をタイプA・タイプBから選択し、グラフィックをPC版の色合いに近づける調整機能はプロトタイプ作品ならではの特徴のひとつ。機能の詳細は以下のリンクでチェックしよう。
プロトタイプ公式サイト「PS Vitaの色合い調整機能」紹介ページはこちら
パッケージ版の初回生産分特典はスペシャルドラマCD!
本作『FLOWERS秋篇』パッケージ版の初回生産分特典として制作されたドラマCDは沙沙貴苺、沙沙貴林檎、八重垣えりか、考崎千鳥の4人が登場する「録り下ろしスペシャルドラマCD」!
「FLOWERS」シリーズのシナリオを手がける志水はつみ氏書き下ろしのエピソード2編を、4人の少女たちが織り成す華やかなサウンドドラマとして収録している。
スペシャルドラマCDは2枚組。ゲームクリア後の鑑賞がオススメとのことなので、お楽しみはゲーム本編クリアまでとっておこう。
こちらはパッケージ版のジャケットイラスト。主人公の譲葉の愁いを帯びた表情が印象的。
※特典はパッケージ外付けの特典として添付されます。
※在庫状況につきましては、各ショップ様にお問い合わせください。
学院独自のアミティエという制度から、キャラクター同士の関係性を探るのも楽しい「FLOWERS」シリーズ。『秋篇』の物語は「哀愁」「道化」「臆病な心」「決意」がキーワードとなっているので、どんな展開が待ち受けているのか気になるところ。譲葉をとりまく女生徒たちとの恋物語にも、もちろん期待!
——————————————
FLOWERS秋篇
・発売元:プロトタイプ
・フォーマット:PlayStation®Vita
・ジャンル:百合系ミステリィアドベンチャー
・発売日:2016年11月17日(木)予定
・価格:パッケージ版 希望小売価格 4,800円+税
ダウンロード版 販売価格 4,300円(税込)
・プレイ人数:1人
・CERO:B(12才以上対象)
——————————————
——————————————
©2016 Innocent Grey/Gungnir/PROTOTYPE
コメントの受付は終了しました。