人気FPS「KILLZONE」シリーズの開発を手がけたGuerrilla Gamesによる、完全新規のオープンワールド・アクションRPG『Horizon Zero Dawn』。PlayStation®4用ソフトウェアとして、2017年3月2日(木)に発売される。
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千葉・幕張メッセにて開催中の「東京ゲームショウ2016」2日目にあたる9月16日(金)には、本作のメディア向けクローズドセッションが行なわれた。Guerrilla Gamesのスタッフの解説を受けながら、ゲームの一部を体験することができたので、その模様をレポートしよう。
なお、「東京ゲームショウ2016」に合わせた最新トレーラーや、開催初日のステージイベントの動画が現在公開中。ステージイベントでは新たなゲームプレイも披露されているので、ぜひチェックしてほしい。
『Horizon Zero Dawn』 TGS2016トレーラー
MEDIA SESSION 『Horizon Zero Dawn』(東京ゲームショウ2016)
https://www.youtube.com/watch?v=6gOdm0vvfmk
個性的なマシンに次々と遭遇! 軽快なアクションと弱点を突く戦略性が面白い!!
今回のセッションでは、湖の美しさが映える草原地帯を舞台に、主人公アーロイのアクションを自由に体験。プレイ中はGuerrilla GamesのJohn Gonzalez氏とFrancisco Peters氏が、ゲームの見どころやアクションのポイントを解説してくれるという内容だった。
左から、Guerrilla GamesのJohn Gonzalez氏とFrancisco Peters氏。
さっそくフィールドに突入すると、偵察機のようなウォッチャーと遭遇。比較的小さな敵なので、槍での攻撃を試みるも、手痛い反撃を受けてダメージを負ってしまった。ここでGonzalez氏から「しゃがんで隠れながら近づいて、フォーカスで弱点を探してみてください」とのアドバイス。アーロイの特殊能力であるフォーカスは、敵の状態や弱点をスキャンできるものだ。ウォッチャーを調べてみると、弱点である頭部の1つ目がハイライト表示され、弓矢で狙撃したところ1発で倒すことができた。
また、ヤドカリのような姿のシェルウォーカーは、背中のコンテナから貴重なアイテムを採取できるが、バリアを展開して攻撃を防ぐという特性を持つ。スキャンするとバリアの発生源が左腕にあることがわかり、これを破壊すれば簡単にコンテナを狙えるようになる。
生身の人間であるアーロイにとって、マシンたちはすべて強敵。真正面からぶつかるのではなく、弱点を見極め、適した攻撃で挑むことが狩りの基本になりそうだ。
続いては、水牛のような姿のブロードヘッドを発見し、ここでは敵をハッキングして味方に手懐けるオーバーライドを試してみた。ロープキャスターを撃ち込んで動きを止めたところで、槍を突き立てオーバーライド! ブロードヘッドが青く発光したのは、オーバーライドが成功したことを示す状態だ。アーロイが騎乗して移動に利用したり、敵のマシンを攻撃してくれたりと、仲間を現地調達できるのはかなり楽しい。
Gonzalez氏によれば、一部の敵を除いたほとんどのマシンに対してオーバーライドは有効とのこと。ブロードヘッドを移動手段として利用できたように、他のマシンを手懐けたとき、どんな活躍をするかも見ものだ。
ひとしきりフィールドを探索すると、最後にコラプターという敵が現われた。周囲のマシンに攻撃を加えるなど、これまで見たマシンとは明らかに異質の強敵だ。戦ってみると、毒性を持った状態異常攻撃に大苦戦。火に弱いことはわかったが、あえなく力尽きてしまった。
Gonzalez氏のアドバイスとしては、火の武器を多く用意しておくことがポイントだという。フィールドや破壊した敵のパーツから採取した素材を使い、火の矢や爆発する罠をクラフトできる。クラフトでさまざまな武器を作り、敵の弱点に応じて運用するという、戦略的な狩りを楽しめるというわけだ。
こうした準備のおかげで、リベンジマッチではコラプターに猛攻。火の矢でミサイルポッドを破壊して攻撃手段を封じ、ロープキャスターで動きを止めたところで弱点のパーツを狙撃すると、ついにコラプターの活動を停止することに成功した。
人間同士の戦闘も? 気になるポイントを開発スタッフに直撃!
セッションの最後には、体験プレイで気になった点をGonzalez氏に質問することができた。その一問一答をお届けしよう。
──アーロイが戦うのはマシンだけでしょうか?
今回のフィールドにはウサギやイノシシ、キツネなどがいましたが、それ以外にも数多くの野生動物が登場します。マシンと同じように戦うことができますが、アーロイにとって危険な存在にはなりません。
最新のトレーラーでは、アーロイが人間と戦っているシーンを見ることができます。ストーリーとして展開される、ほかの部族との戦闘です。動物や人間をスキャンして情報を得ることができますし、さまざまな武器を駆使して戦うこともできます。ただ、ロープキャスターを撃ち込むことはできません。
──ほとんどのマシンに対してオーバーライドが有効とのことですが、何体も同時に味方にすることはできますか?
可能です。ただし、オーバーライドしたマシンがずっと味方でいるわけではなく、例えばブロードヘッドの場合、騎乗を止めて離れた時間が続くと解除されます。また、オーバーライドを使用するには、スキルの力がチャージされていることが条件です。チャージ分が足りていれば、続けてオーバーライドを使えますが、溜めている間に解除されるマシンもいるので、遭遇した敵すべてを味方にするのは不可能と言えます。
──コラプターのような強敵もオーバーライドできるのでしょうか。
コラプターはほかのマシンを凶暴化させる非常に特殊な敵で、オーバーライドすることができません。なぜこのようなマシンが存在するのかは、ストーリーに関連する部分であり、アーロイが探求する世界の謎でもあります。
──アーロイは多彩な武器を使い分け、探索中に資源を集めていきますが、所持数の制限などはあるのでしょうか。
リミット自体はありますが、ゲームの進行に応じて増えていきます。
──今回のプレイでは、敵の弱点を見つけて攻撃手段を封じ、ロープキャスターで動きを止めてから倒す方法が非常に効果的だと感じました。こうしたステップを踏まなくても、強敵を倒すことができるのでしょうか。
もちろんです。マシンの倒し方は1つではありません。ユーザーの発想とテクニック次第で自由に戦うことができるので、いろいろ試しながら楽しんでほしいと思います。
爽快な操作性と自由なアクションを楽しめた今回の体験プレイ。「東京ゲームショウ2016」のプレイステーション®ブース試遊コーナーには同じバージョンが出展されているので、来場した際はぜひプレイしてほしい。
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Horizon Zero Dawn(ホライゾン ゼロ ドーン)
・発売元:ソニー・インタラクティブエンタテインメント
・フォーマット:PlayStation®4
・ジャンル:アクションRPG
・発売日:2017年3月2日(木)予定
・価格:パッケージ版 通常版 希望小売価格 6,900円+税
パッケージ版 初回限定版 希望小売価格 6,900円+税
ダウンロード版 通常版 販売価格 7,452円(税込)
ダウンロード版 デジタル初回限定版 販売価格 7,452円(税込)
・プレイ人数:1人
・CERO:審査予定
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©Sony Interactive Entertainment Europe. Published by Sony Interactive Entertainment Inc. Developed by Guerrilla.
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