『ソルト アンド サンクチュアリ』で、ソウルのこもったキャラとダークな探索に挑め!!【Indie×電撃PS07】

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『ソルト アンド サンクチュアリ』で、ソウルのこもったキャラとダークな探索に挑め!!【Indie×電撃PS07】

●『ソルト アンド サンクチュアリ』はこんな人にオススメ


アクションはとにかく達成感という人 ★★★★★
じっくり腰を据えてやり込めるタイトルが好きな人 ★★★★★
ダークな雰囲気の作品に魅かれる人 ★★★★


手ごたえのあるゲームを遊びたいし、RPG的な育成もしたい。探索して見つける楽しみも欲しいし、もちろんじっくりやり込めないと物足りない。ゲームは楽しみ方の幅が大きければ大きいほど楽しいものです。今回お届けする『ソルト アンド サンクチュアリ』は、そんなゼイタクな悩みを抱えている人の琴線に触れること間違いなしの逸品。その見どころをしっかりお届けします。

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力尽きて力尽きて少し進んでまた力尽きる! それが気持ちいい!!

本作は別の紹介記事にもあるとおり、『Demon’s Souls』や『DARK SOULS』に影響を受けて開発されたタイトル。攻撃やジャンプで減るスタミナ、敵の攻撃を盾で弾くとたたき込める強烈な1撃、特定のギミックで開く以前に訪れた場所へのショートカット等々、影響を受けたというよりも同じシステムをあえて搭載したと感じられるものが多々あります。

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そして『DARK SOULS』などと同様、アクションとしての難易度は高め。正直よく力尽きます。ザコ敵に囲まれて力尽きるのは日常茶飯事。少し強めの敵が相手なら、慣れるまでは1対1でも当たり前のように負けることが多いです。

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ですが、ザコ敵に囲まれる場所を覚えれば対処可能ですし、強めの敵は攻撃の予備動作がハッキリしているものばかり。力尽きても次はなんとかなるだろうという感覚が強いのですよ。この”次は”という感覚が、本作に自分が大きく引き付けられたポイント。敵の動きなどを覚えながら、少しずつダンジョンを奥へ進めるようになっていくのが気持ちいいのですよ。ボス敵も含め、1つ1つのプレイの積み重ねが自分の力になっていると実感できるのは、とにかく快感ですね。

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この探索の感覚、初代PSで味わったことがある!!

さて、戦闘と同様に重要なのが探索部分。引っ掛かればHPをごっそり持っていかれる丸太や、扉を抜けた1歩先が奈落の底といったトラップが満載で、サンクチュアリ間の回復アイテムの数が限られている仕様と相まって、なかなかハードな印象。例えば下の写真、実はどこかに大ダメージを受ける罠があります。初めて訪れたときは気づきませんよね……。

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ですが、それ以上に重要なのが探索中の移動手段が徐々に増えていく点。壁を使った三角跳びや、特定エリアでの重力の逆転、そして空中ダッシュなど、使えるアクションが増えていくごとに、どんどん探索範囲が広がっていくのが楽しいですね。

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アクションが増えたことで踏破済みのダンジョンでも行ける場所が増えることがあり、隅から隅までめぐっても「まだなにかあるんじゃないか?」とウロウロしたくなるのです。個人的な感覚としては、難易度高めの『悪魔城ドラキュラX 月下の夜想曲』のような探索型アクション(落下ダメージ付き)といったところ。隠し部屋が豊富なのは賛否両論かと思いますが、オンラインにつないでいれば、ほかのプレイヤーが残したメモが見られたりもするんです。

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なので、隠し部屋はくまなく見つけたいという人は、ぜひオンライン上でのプレイを試してみてください。ちなみに、下は女盗賊がいた場所に残されていたメモ。

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何か重要なヒントのような気もしますが、サッパリわかりませんね……わかりませんね!!

クリアした? ようこそ、2回目のプレイの入口へ!

当たり前の話ですが、本作はアクションなので、ラスボスを倒すという明確な終わりがあり、そこには充実した達成感があります。ただ、各種スキルのうち、クリアするころまでに自然と極められるのは、せいぜい2種類程度。そのため、まだまだ遊びきれていないという感覚も強いのですよ。

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もちろん、ラスボス撃破後に育成をしてもいいですし、難易度の上がった冒険に装備を引き継いで挑む、いわゆる”2周目”もあるのですが、個人的に魅かれたのは、まったく新しくキャラクターを作り直しての再プレイ。

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この二度目のプレイが、また楽しいんですよ。相手の行動パターンを把握しているおかげでボスをサックリ倒せたり、逆に装備やアクションの違いから一度目とは異なる敵に苦戦してみたりと、初回プレイとは違うプレイ感覚が待っています。そんななか一度目のプレイと同じトラップに引っ掛かるといった”してやられた感”もたまらないですね。

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ちなみに自分が本作を初めてクリアするのにかかった時間は20時間少々。2回目以降は知識があるぶんクリアにかかる時間は短くなるでしょう。ですが育成のバリエーションを考えると、遊びつくしたと感じられるまでにかかる時間は、ちょっと想像もつきません。1,780円(税込)という価格を考えても、コストパフォーマンスはかなりのものじゃないでしょうか。

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こんな低価格でありながら、名前の入力時を除いて決定ボタンは日本向けに◎ボタンになっていますし、ローカライズは細かなフレーバーテキストまでほぼ完ぺき。骨太なアクションを遊びたいという人には、掛け値なしにオススメできる作品です。

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『ソルト アンド サンクチュアリ』

・発売元:Ska Studios, LLC
・フォーマット:PlayStation®4
・ジャンル:アクション
・配信日:好評配信中
・価格:PS4® 1,780円(税込)
・プレイ人数:1~2人(オンライン:1人)
・CERO:D(17才以上対象)

※ダウンロード専用タイトル

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Salt and Sanctuary © 2016 Ska Studios

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