いよいよ本日発売となった『戦国BASARA 真田幸村伝』! その魅力を電撃PS編集部がお届けする特集記事第4回では、担当ライターによる本作のプレイレビューを掲載! ストーリーモードである「真田幸村の生涯」や、全46武将が使用可能なサバイバルモード「真田の試練」など、体験してわかった魅力の数々をお伝えしていく!!
——————————————
前回までの特集記事はこちら
シリーズ初の長編ストーリー『戦国BASARA 真田幸村伝』 真田幸村の生涯を追体験!!【特集第1回/電撃PS】
『戦国BASARA 真田幸村伝』に参戦する、新プレイアブル武将のアクションを公開!【特集第2回/電撃PS】
『戦国BASARA 真田幸村伝』で語られる骨太なストーリーをダイジェストで紹介!!【特集第3回/電撃PS】
——————————————
真田家の熱き絆が描かれる「真田幸村の生涯」から目が離せない!
ついに『戦国BASARA』の夏の陣、『真田幸村伝』が発売です! ということで、さっそくプレイした感想を書かせていただきます。本作はタイトルにもあるとおり、真田幸村の物語を、とにかくカッコよく、ドラマチックに描くことに全力を注いでいる作品です。真田幸村にあまり興味がない人でも、プレイ後には幸村ファンになること間違いナシです!!
「戦国BASARA」シリーズの真田幸村といえば、伊達政宗とのライバル関係や武田信玄との熱い師弟愛が見どころの武将ですが、本作ではそれに加え、真田信之(幸村の兄)、真田昌幸(幸村の父)との家族の絆も描かれています。第一章や前談秘話「弁丸の日常」などで幼い頃の幸村(弁丸)と父の会話を見ていると、後半のイベントが切なくて切なくて……。こんなもん、幸村じゃなくても「父上様ああああぁ!」と叫びたくなります! 以下は、序盤ストーリーの流れと見どころを簡単に紹介します。
<序章>
ナレーションが流れるなかで、アクションが一新された本作の真田幸村の操作感を体験できるステージ。
敵の大群のなか孤軍奮闘する幸村。彼の熱く壮絶なる生き様がこれより語られる!
<第一章 ~芽生えし蒼紅の魂~>
幸村の幼少期・弁丸を操作するステージ。後のライバルである伊達政宗の幼少期・梵天丸の出会いが描かれ、ステージ中では2人を交互に操作しながら戦っていきます。2人の一騎討ちシーンのムービーは音楽とあいまってかなり熱いモノを感じることができるハズ。 「これがライバルってやつか!(梵天丸談)」
梵天丸と弁丸はいつか一騎討ちの決着をつけようと、男と男の約束を交わしました。
<第二章 ~武田壊滅 天目山の戦い~>
時は経ち、場面は武田信玄が亡くなったあとの真田家の物語へ。捕えられた主君・武田勝頼を救うため、青年に成長した幸村と幸村の兄・信之、幸村の父・昌幸が奮闘します。見どころはなんといっても、いつもは飄々(ひょうひょう)としている昌幸の主君を想う気持ちが垣間見えるシーンがてんこ盛りなところ! また、信之と徳川家康の出会いにも注目。今後の流れを予感させる重要なシーンとなっています。
圧倒的な強さの織田信長。はたして、真田家の武将たちに勝機はあるのか……。
<第三章 ~六文銭誕生~>
真田家の家紋としての有名な「六文銭」の誕生秘話がドラマチックに語られるステージです。自軍の十倍以上の兵力を有する北条軍に対して、昌幸の奇策で対抗する幸村たち……。死中に活を見出した幸村たちの壮絶なる戦いは、見どころが満載です!
文銭が描かれた旗を高らかに掲げ、真田家の新たな戦いが始まる!
序盤ストーリーは、武田家の滅亡から真田家の旗揚げまでが描かれていきます。今後の物語はさらに熱いイベントが展開するので、ぜひ体験してみください! おまけで、よく操作することになる真田家の武将たちの性能や簡単な使い方も解説しておきます。アクションに慣れていない人は、ぜひ参考に!!
「真田幸村の生涯」で操作することになる武将は、真田幸村、真田信之、真田昌幸、弁丸、梵天丸、伊達政宗の6人。この6人のアクションは、章が進むごとに解放されていきます。
<キャラクター解説>
【真田幸村】
アクションが一新された、本作の主人公。突進技である「天羽」をあらゆる技から派生することが可能で、広範囲の敵を撃破しながら進軍できるのが強みです。「天羽」の追加攻撃は6回まで出せるので、集団の敵と戦うときは「天羽~追加攻撃→閃風→天羽~追加攻撃」など、追加攻撃を繰り返しながら戦うのがオススメです。
幸村の固有技はすべて「天羽」中に繰り出すと、威力や攻撃範囲を強化可能! 強化後の「一本気」は多段ヒット&引き寄せ効果があるので、雑魚戦でも武将戦でも有効です。
【真田昌幸】
奇術師の異名を持つ、幸村の父親。通常技の動きにクセがあり、操作に慣れないとちょっと使いづらいかもしれません。そんなときは難しく考えず「大入銭」で使いまくりましょう! これは広範囲かつ多段ヒットする攻撃で、集団の敵にヒットさせれば一気にバサラゲージがたまります。「バサラ技攻撃力強化」の型を装備させれば、武将も簡単に倒せるはず。
操作に慣れないうちは、敵を引き寄せる「種々がえし」と「大入銭」を交互に繰り返せばOK。
【真田信之】
強大なはしご槍を武器とするパワーファイター。攻撃と同時に敵をつかんでストックできる特徴があり、つかんだ敵は各種ボタン入力で強力な飛び道具として使用できます。やや通常攻撃のモーションが遅いので、集団と戦う際は突進技の「兎狩里」を起点に戦い、攻撃範囲の広い「獣央芯」などで、一気に敵を蹴散らすといいでしょう。
技を3種類以上つなげると、つかんだ敵の飛び道具が強化。狙いたいときは「狩里→獣央芯→蜜登→刻牙→敵を投げる」などのコンボがオススメです。
本作の肝は「武心システム」にあり!? 敵を倒せば倒すほど強くなれる!
気になるゲームシステムですが基本的なアクションは前作の『戦国BASARA4 皇』を踏襲しながら、「武心システム」と「型」の導入によって、育成関連や合戦中の立ち回りはかなーり変わりました! そもそも、本作には武将のLVが存在せず、武将のステータスはすべて装備した型で決まります。そして、型を強化するには本作のお金である「文銭」を稼ぐ必要が。強くなるには金! 金! 金! が、必要なので「虹色チャンス」や「六丸チャレンジ」をクリアしてドンドン文銭を稼いじゃいましょう。ちなみに第一章は難易度が低く、虹色チャンスも簡単にクリアできるので、序盤はこのステージで文銭を稼ぐのがオススメです。
武心システムは、特定の敵を撃破すると獲得できる「武心」を集めて、武将を強化していくシステム。簡単にいうと敵を倒せば倒すほど強くなるということです。武心には壱~六段階のレベルがあり、段階に応じて型にセットされたスキルが解放。後半のスキルは超強力なので、本作はいかに武心を集めながら戦うかが重要となってくるでしょう。なお、本作ではヒット数の増加に応じて、敵が武心を落としていくようになります。「スーパーフィーバー」状態になれば、武心がザクザクなので難関ステージをクリアしたいときはヒット数を意識して戦うといいかも? 敵を倒せば倒すほど、武将が強くなっていく快感は『真田幸村伝』ならではの魅力だと思います。
じつは武心の段階が上がると、スキルが解放されるだけでなく武将の基本ステータスも強化されます。武心MAXまでためた武将は、まさに天下無双の強さを発揮!
型はさまざまな種類があり、章をクリアするごとに新しいものが解放されていきます。
文銭がすごく稼げる!? 「真田の試練」に挑戦してみた!
「真田の試練」は全60階層のステージを、制限時間内にどこまでクリアできるかを競うサバイバルモード。このモードは「真田幸村の生涯」をクリアすると解放され、全46人の好きな武将を選択して挑戦することができます。試練のクリアは基本的に出現する敵を倒せばOK。最初の制限時間は10分で、クリアするごとに制限時間が+30~60秒されていきます。出てくる敵のバリエーションは、多数の雑兵、武将との一騎討ち、大型兵器など、さまざま。はたして、最終層にはどんな敵が待ち受けているのか……いざ、尋常に勝負!
型LVを20ほどに成長させて幸村で挑戦してみたところ、序盤はサクサクで、ぜんぜん余裕でした。正直、この時点では「もうネタバレ上等で60階層まで到達してやるぜ!」とか、考えていましたね。だが、しかし、その夢はヤツに……戦国最強の武将・本多忠勝に破られました(泣)。うあああ、調子にのって前の階層でバサラ技を使わなければよかったあああ! これだから、ひるみにくいタイプの武将は苦手です。結果は、47階層到達で終了。くそう、一発クリアで周囲を驚かせたかったのに……。とはいえ、クリアした階層からは再挑戦ができるので、このままガンバれば、もっと先に到達できそう。
ただ、幻の60階は初戦からスタートしないと出現しないので、60階層の敵はみなさんの眼で確かめてください!
階層ごとに追加試練というミッションも存在。これをクリアすると文銭がもらえます。
特定の階層をクリアするとダルマ落としのボーナスステージがあり、そこで体力の回復や、武心&文銭をゲット可能です。減った体力はここで回復を!
負けても最高到達階層から再チャレンジ可能。ただし、再チャレンジした場合は制限時間が3分からスタートになるので注意しましょう。
ちなみに「真田の試練」クリア時のリザルトはこんな感じでした。
<真田の試練リザルト>
到達階層 :47階
経過時間 :27分04秒
試練報酬 :36,500
連勝報酬 :50,000
獲得文銭 :48,450
合計獲得文銭:134,950
結果を見てわかると思いますが、うまい、あまりにも獲得文銭がうますぎる!!! 通常のステージでは約15~20分ほどのクリアで、10,000文銭ぐらい稼げるのですが、「真田の試練」の効率がよすぎる。やはり、試練をがんばった者にはそれなりの見返りがあるということですね。真田の試練が解放されたあとは全武将が育成可能になるので、文銭がいくらあっても困りません。やり込み派のプレイヤーは、むしろこのモードが本番といったところでしょう!!
以上でプレイレビューは終了となります。本作は、全体的なボリュームはやや『4皇』より減っているものの、真田家にスポットを当てた壮大なストーリーモードやシンプルかつ洗練されたゲームシステムは、シリーズファンならずとも楽しめるモノに仕上がっていると思います。みなさんも、本作で、残りの夏をアツく過ごしてみてください!!
▼PS4®/PS3®『戦国BASARA 真田幸村伝』のPS Storeでの購入はこちらから
——————————————
戦国BASARA 真田幸村伝
・発売元:カプコン
・フォーマット:PlayStation®4/PlayStation®3
・ジャンル:スタイリッシュ英雄(HERO)アクション
・発売日:好評発売中
・価格:PS4® パッケージ版 希望小売価格 6,990円+税
PS4® ダウンロード版 販売価格 6,472円+税
PS3® パッケージ版 希望小売価格 6,990円+税
PS3® ダウンロード版 販売価格 6,472円+税
・プレイ人数:1人
・CERO:B(12才以上対象)
——————————————
©CAPCOM CO., LTD. 2016 ALL RIGHTS RESERVED.
コメントの受付は終了しました。