「SEGA feat. HATSUNE MIKU Project スペシャル体験会」東京会場で『初音ミク VRフューチャーライブ』を世界初お披露目!
7月16日(土)に東京・秋葉原UDXにて開催された「SEGA feat. HATSUNE MIKU Project スペシャル体験会」では、PlayStation®VR専用タイトル『初音ミク VRフューチャーライブ』の試遊台が世界初出展! PS.Blogスタッフによるプレイレポートと、プロデューサー林誠司氏の最新インタビューをお届けしよう!
【PS VR専用タイトル『初音ミク VRフューチャーライブ』とは】
話題のバーチャルリアリティ(VR)システム、PlayStation®VRの発売と同日の10月13日(木)にダウンロード配信が予定されている”VRライブコンサート”ゲーム。VR空間で繰り広げられる、初音ミクのライブコンサートに参加できる。
プレイヤーはライブ会場を盛り上げる観客のひとりとなり、ステージパフォーマンスやインタラクティブなリアクション、現実にはありえない演出の数々を存分に楽しめる。ライブ会場のボルテージが最高潮に達すると、プレイヤーと初音ミクだけの特別なステージが始まることも!!
VR空間で繰り広げられる夢のライブへ! 世界初公開となった『初音ミク VRフューチャーライブ』プレイレポート!
VRヘッドセットを装着して準備が整うと、まずは簡単なチュートリアルがスタート。リズムに合わせてDUALSHOCK®4を振ると、ゲーム中のプレイヤーがサイリウムを振るという、シンプルな仕組みがわかりやすい。
また、ライブ会場での自分の座席の位置を、いつでも自由に変更可能というのがうれしい。ステージ正面をはじめ、左右や後方からの引いた位置や、2階席、そしてなんとステージの上などの現実にはありえない位置からミクさんのライブを自由に観賞できるという、まさに夢のような体験の始まりに期待が高まっていく。
今回の試遊台ではDUALSHOCK®4でのプレイとなっていたが、これまでにさまざまな会場で披露されていた『SEGA feat. HATSUNE MIKU Project: VR Tech DEMO』(以下『Tech DEMO』)のように、PlayStation®Moveでの操作も可能だ。
【大観衆とともにステージを盛り上げる一体感! そこはまさにライブ会場!!】
チュートリアルを終えると、いよいよミクさんのライブが開幕! 今回出展された試遊台では、楽曲「Weekender Girl」のステージを楽しむことができた。きらびやかなステージを取り囲む客席は大観衆で埋め尽くされており、それぞれが一丸となってサイリウムを振って、ミクさんのライブを盛り上げる。
その没入感は格別で、まるで本当のライブ会場にいるのではないかと錯覚してしまうほど。サイリウムは状況に合わせて横に振ったり縦に振ったりと使い分ける必要があり、その指示が画面下部にも表示されるのだが、周囲の観客に合わせて振っていればまず安心。本作では観客もただのモブではなく、頼れる”同士”なのだ。
【ミクさんのパフォーマンスを間近で観られる愉悦に大興奮!】
座席は、基本的にステージ正面の最前列中央でプレイしてみた。こんな特等席のチケットを実際に入手するとしたら、いったいどれだけの倍率なんだろう……。ステージ上のミクさんの一挙手一投足はもちろん、その豊かな表情を間近で観られるという愉悦に心が躍る。目と目が合った(と思われる)瞬間は、「今、ミクさんがこっちを見た!」とドキッとしてしまった。
時々位置を変えてみると、同じステージなのに違った雰囲気を味わえるのも面白い。座席を変えてプレイすることで、さまざまなミクさんの姿やライブの雰囲気を堪能できるため、何度でも楽しめそうだ。
【現実にはありえない演出の数々が夢の空間を創造!】
楽曲の進行によってサイリウムの色が変わったり、形が変わったりすることも! 魔法のステッキのような形やおなじみのネギに変わることもあり驚かされた。盛り上げ具合によってミクさんのモジュール(コスチューム)がライブ中に変化することがあるのも、現実のライブでは味わえない要素だ。
そして、ミクさんがパフォーマンスを繰り広げるステージが突如浮上するという、これまた現実にはありえない演出が展開! この時ばかりは座席を2階席へと固定し、ミクさんの姿を追いかけてみた。ステージはただ上昇するのではなく、左右にも移動。2階席のさまざまな位置からでもミクさんを間近で観られるという、サービス満点の心憎い演出だ。こういった夢のようなシーンを楽しめるのも、VR空間でのライブという本作ならではの醍醐味!
PS VRコンテンツとして登場&対応する2タイトルのポイントを、プロデューサー自らが語る!
体験会では『初音ミク -Project DIVA- X HD』と『初音ミク VRフューチャーライブ』のプロデューサーを務めるセガゲームスの林誠司氏が、それぞれのポイントを語ってくれた。
──『初音ミク VRフューチャーライブ』の見どころとは?
林:本作はPS VRで展開させていただくことになりましたが、VRコンテンツは実際に体験してみないとわからない、体験すればわかる、という一点に尽きるんです。言葉では伝えきれない部分があるのですが、あえて言うならば、”ミクさんのライブに自分が参加する”。それが見どころです。
言葉で言えばそれだけなのですが、実際にVRヘッドセットを装着した時の臨場感はもちろん、観客との一体感などの現実のライブで味わえることの再現、アーティストが目の前にいるというような現実ではありえない演出などがポイントです。また、ミクさんが目の前に来た時に、ふわっと香りが漂ってくるような感じさえ味わえるんですよ(笑)。そういった、五感に訴えかけるようなユニークな体験こそが、『初音ミク VRフューチャーライブ』の最大のポイントかなと思います。
サウンドの聞こえ方も重要なポイントです。席によって違うように聞こえるようこだわっています。ミクさんの目の前に行くと、まさにすぐ側から歌声が聞こえる感じがします。また、観客の掛け声に合わせて自分も声をあげると、ますます楽しい、といった一体感も含めてサウンドを設計しています。
──『初音ミク -Project DIVA- X HD』はアップデートによるPS VRへの対応が決定していますが、『初音ミク VRフューチャーライブ』との違いはどこにあるのでしょうか。
林:『初音ミク -Project DIVA- X HD』のVR要素は、「ライブエディットモード」で自分のつくったステージを、PS VRで観賞できるというものになります。『初音ミク -Project DIVA- X HD』のコンセプトとして”ライブ&プロデュース”を掲げているのですが、プロデューサー視点で楽曲や衣装、エフェクトなどを選んでステージをつくり、それを体験できるんです。
ライブを観賞するというよりは、ゲネプロに立ち会っているような感覚ですね。そういう感覚を味わえるというのは、なかなか新鮮な体験ではないかと思います。
『初音ミク -Project DIVA- X HD』のVR要素がプロデューサー視点であるのに対し、『初音ミク VRフューチャーライブ』はオーディエンス視点。プレイヤーは観客となって作り込まれたライブを観賞、参加していただくという違いがあり、それぞれで異なる楽しみ方があります。
『初音ミク -Project DIVA- X HD』と『初音ミク VRフューチャーライブ』とではプレイヤーがいる位置、ライブを観る視点も異なるので、雰囲気も異なります。ぜひ実際に体験して確かめてください!
──VRコンテンツを制作した感想をお聞かせください。
林:とても面白い体験でしたね。特に常識との戦いが一番大きく、視点を動かしたときに何が見えるのかなど、実際につくってみてわかる部分が多々ありました。さまざまな工夫を盛り込めるので、開発スタッフもかなり力を入れており、議論も活発です。新しい技術ということもあり、開発スタッフにとっても意義のある仕事だったのではと思います
──これまでに公開されていた『Tech DEMO』から、どういった点を意識して『初音ミク VRフューチャーライブ』へとブラッシュアップされたのでしょうか。
林:『Tech DEMO』は、PS VRの技術検証として制作したもので、そこで得た課題や技術的なノウハウによって『初音ミク VRフューチャーライブ』はつくられています。画質を少しきれいにした、というものではなく、描画のレベルから見直しています。
『Tech DEMO』の時点でさまざまな演出のアイデアを詰め込んでいたのですが、新たに追加したものも多いです。例えば、ライブ中は座席によってステージ上のミクさんが小さくなってしまい、表情がわかりにくいため、巨大なホログラムをステージに投影するなどの演出もあります。
また、やはり『初音ミク VRフューチャーライブ』は「初音ミク Project DIVA」シリーズから誕生したコンテンツなので、リズムゲーム的な要素も盛り込んでいます。リズムゲームそのものではないため、演出としてのつながりですが、そういった点も含めて『Tech DEMO』から生まれ変わっています。
──発売を楽しみにしているユーザーに向けて、メッセージをお願いします。
林:『初音ミク -Project DIVA- X HD』に関しては、新たなDLCの配信も含めて、新鮮な気持ちでプレイしていただけるのではないかと思います。家庭用の「初音ミク Project DIVA」シリーズでは最上級の画質となめらかな描写により、快適にプレイしていただけるかと。”HD”という単語には、”本気のDIVA”という意味を込めて制作しています。アップデートによってPS VRにも対応しますので、その点も含めてご期待ください!
『初音ミク VRフューチャーライブ』に関しては、今後も体験いただく機会をご用意する予定ですので、ぜひ実際にプレイしていただければと思います。今までにない異次元の体験を味わえると思いますので、お楽しみに!
PS4®『初音ミク -Project DIVA- X HD』の体験版がPS Storeで配信中!
7月15日(金)より、PS StoreにてPS4®『初音ミク -Project DIVA- X HD』の体験版が配信スタート! 「Satisfaction」「LOL -lots of laugh-」「ラズベリー*モンスター」の3曲がプレイでき、PS4®版のよさがわかりやすい楽曲をセレクトしたと林プロデューサーも熱く語っていた。
PS4®で生まれ変わった最高級の画質となめらかな描写を確認してみよう!
▼PS4®『初音ミク -Project DIVA- X HD』体験版のダウンロードはこちらから
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初音ミク VRフューチャーライブ
・発売元:セガゲームス
・フォーマット:PlayStation®4
・ジャンル:VR ライブコンサート
・配信日:2016年10月13日(木)予定
・価格:未定
・プレイ人数:1人
・CERO:B(12才以上対象)
※PlayStation®VR専用
※ダウンロード販売タイトル
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初音ミク -Project DIVA- X HD
・発売元:セガゲームス
・フォーマット:PlayStation®4
・ジャンル:リズムアクション
・発売日:2016年8月25日(木)予定
・価格:パッケージ版 希望小売価格 7,990円+税
ダウンロード版 販売価格 8,629円(税込)
・プレイ人数:1人
・CERO:B(12才以上対象)
※PlayStation®Vita版は好評発売中
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『初音ミク -Project DIVA- X HD』公式サイトはこちら
© SEGA / © Crypton Future Media, INC. www.piapro.net
記載の商品名および社名は各社の登録商標です。
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