「真・三國無双」シリーズ誕生15周年記念作品として、初代『真・三國無双』の誕生日でもある8月3日(水)に発売予定のPlayStation®4/PlayStation®3/PlayStation®Vita用ソフトウェア『真・三國無双 英傑伝』。若き名将である趙雲を主人公に、「三国志演義」やこれまでの「真・三國無双」では描かれなかった新たなドラマをシミュレーションRPG形式で楽しめるシリーズ最新作だ。
今回は、PS4®/PS3®/PS Vita向けに7月7日(木)より配信スタートとなる『真・三國無双 英傑伝』体験版のPS Vita版をプレイインプレッション! 趙雲とその友である雷斌(らいひん)が封印されていた謎の少女・黎霞(れいか)と出会う導入部のストーリーや、一騎当千のターン制バトルなどを実際に体験してみたので、その内容をいち早くお届けしよう。
体験版は7月7日(木)よりPS4®/PS3®/PS Vitaで配信開始! クリアデータを製品版へ引継ぐと、趙雲と雷斌の特別な武器も手に入る!!
7月7日(木)よりPS4®/PS3®/PS Vita向けに配信される『真・三國無双 英傑伝』体験版。プレイできる内容は、チュートリアル要素を含めたプロローグ部分となる全5ステージだ。さまざまな独自システムを取り入れた一騎当千のターン制バトルに加えて、”描かれないはずだった三国志”を描くストーリーの導入部分もしっかりと楽しめる。
なお、体験版のセーブデータは製品版に引き継ぎ可能で、クリアデータから続きを開始すると、趙雲と雷斌の特別な武器が入手できる。ぜひダウンロードして、「無双」シリーズの新たな境地を体験してみよう!
PS Vita体験版をプレイインプレッション! 趙雲、雷斌(れいか)、黎霞(らいひん)の出会いから、運命の冒険が始まる
冒頭のイベントで、黄巾の乱が討伐された後漢末期の中国大陸の状況が説明され、ゲームがスタート。冀州常山郡(きしゅうじょうざんぐん)に住む若武者・趙雲と、その友人である学者肌の雷斌が黄巾の残党が発見した謎の祠(ほこら)の噂を聞きつけ、その場所に向かうシーンから物語は始まる。三国志演義がベースになっているものの、基本的にストーリー展開はオリジナルなので、三国志にあまり詳しくなくても問題なくゲームの世界に入り込めるだろう。
趙雲と雷斌は、黄巾の残党が根城にしていた洞窟で謎の少女を発見し、彼女を教祖に祭り上げようとする敵と戦うことになる。最初のバトルは、趙雲を操作して戦いの基本を覚えるチュートリアルになっており、画面に表示されるシンプルなアドバイスを確認しながら戦いを進めていけばOK。このアドバイスは、ゲーム中の「指南」メニューで後から確認できるので、ボタンを連打してうっかり読み飛ばしてしまっても大丈夫だ。
味方と敵が交互に行動するターン制で進行する『英傑伝』のバトルでは、各ユニットに行動力が用意され、その数値に応じて複数の攻撃「技」を繰り出せる。行動力はターンが開始されるごとに一定量回復し、攻撃をしなければ次のターンに持ち越しも可能。威力や攻撃範囲が異なる攻撃をうまく組み合わせれば、効率よく多数の敵ユニットを蹴散らすことができ、「無双」ならではの”一騎当千”の戦いをシミュレーションバトルでも味わえた。
戦いの中で無双ゲージがたまっていれば、シリーズおなじみの必殺技「無双乱舞」も発動可能! 趙雲の無双乱舞「飛龍閃」は、1列に並んだ4体の敵ユニットに対して強力な突進を行ない、大ダメージを与える技だった。従来の「無双」シリーズと同様、趙雲が見得を切って突進する演出も入っていて、これがかなり派手! 主要な武将たちはそれぞれ違った無双乱舞を使うようなので、ひとりひとりの乱舞がどんな技なのか、確認するのも楽しそうだ。
ユニットタイプや士気、共鳴など、独自性の高いバトルシステムもしっかり体験可能! 使いこなして爽快に敵兵を蹴散らそう
黎霞を目覚めさせてから挑む2つ目のステージでは、遠距離攻撃を行なえる雷斌が加わり、マップの地形やユニットの行動の順番を意識しながらの攻防が展開。ユニットのタイプや、敵味方の士気によるダメージの増減など、戦術に関わるさまざまな要素も加わって、ここからが本番といった雰囲気になる。雷斌の散箭弩(さんせんど)による遠距離攻撃はかなり遠くまで届き、このステージでは崖を挟んで一方的に相手を攻撃できた。うまく活用すれば、マップの構造によっては大活躍が期待できそうだ。
3つ目のステージでは、ついに黄巾残党のリーダーと対決! この戦いでは、チュートリアルの仕上げとして「共鳴」コマンドの説明が行なわれる。共鳴ゲージが最大の時に使える共鳴は、発動した武将ユニットの「共鳴範囲」にいる味方ユニットの行動力を回復させ、行動済みの場合でも再行動を可能にする。大量の敵兵や強力な敵武将に対して一斉に攻撃を仕掛けられるので、「ここぞ!」というところで狙って使いたい大技だ。味方ユニットの移動距離なども計算して、うまく決められた時は非常に爽快! 共鳴ゲージは一度に複数の敵を攻撃するとたまりやすいので、多数の敵が出現する場所でこそ積極的に使っていけるのも面白いところだ。
黄巾賊の残党を倒すと最初のエピソードがクリアとなり、準備を整え、次の戦いへと進むためのワールドマップに画面が切り替わる。ワールドマップではステージ間を行き来する以外に、回復アイテムの購入や武器の鍛錬などが行なえる「商人」メニューを使うことができる。武器の鍛錬はバトルを有利にするためには不可欠で、かなりの頻度でお世話になるはず。バトルで武器を入手したら、鍛錬用の材料にできるかどうかも確認しておくとよさそうだ。
ワールドマップに出てからは、反董卓連合を組んだ袁紹、曹操、孫堅、劉備といった英傑たちと共に汜水関を攻略する2つのステージがプレイ可能だ。連合軍の総大将である袁紹を守りながらの戦いとなり、どちらもここまでの3ステージに比べるとかなり敵兵が多いが、共鳴などをきちんと活用すればそれほど苦労せずにクリアできるだろう。体験版を実際にダウンロードして、ぜひ自分の手で大軍を蹴散らす爽快感を味わってほしい。
PS Vita版はタッチスクリーンでのカメラ切り替えなどの機能も搭載! 軽快な操作で奥深い戦略を存分に楽しもう
今回はPS Vitaの体験版をプレイしたが、前面のタッチスクリーンに触ることでカメラアングルを変更できるなど、ハードの機能を活かした操作が盛り込まれていたのが印象的だった。バトル時の敵の思考時間が短めでストレスなく遊べたので、外出時の空き時間にPS Vitaでサクっとプレイするのもよさそうだ。
独自性の強いゲームシステムについては、序盤のしっかりしたチュートリアルと「指南」メニューでわかりやすく説明されていることに加え、敵の軍勢の行動や攻撃範囲を表示する機能なども用意されていてフォローは万全。シミュレーションRPG初心者でも問題なくプレイできるだろう。
今回の体験版をプレイして感心したのは、「無双」シリーズらしい爽快感をシミュレーションRPGで再現するユニークなバトルシステムと、それを活用した戦術の幅の広さだ。特に共鳴コマンドは、効率よく共鳴ゲージをためれば1つのステージで複数回使用するチャンスがあり、大量の敵兵ユニットをすばやく一掃したり、正面から挑むのは厳しい敵のボスに集中攻撃をしたりと、さまざまな戦況に対する切り札として活用できる。複数の技を組み合わせられる通常攻撃と合わせて、多彩なパターンの攻め方を考えだすことができ、戦術にこだわるシミュレーションRPGファンは自分なりの活用法をいろいろ探してみるのも楽しいはずだ。
約1ヶ月後の8月3日(木)に発売予定の製品版は、体験版でプレイできる要素以外に、登場武将たちのサブストーリーが楽しめる「天絆鏡(てんばんきょう)」をはじめとするオリジナルシステムも搭載され、ボリュームたっぷりの新たな「三国志」のドラマが楽しめる。まずは7月7日(木)より配信される体験版をダウンロードして、奥深いバトルシステムをチェックしながら製品版の発売を待とう!
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真・三國無双 英傑伝
・発売元:コーエーテクモゲームス
・フォーマット:PlayStation®4/PlayStation®3/PlayStation®Vita
・ジャンル:シミュレーションRPG
・発売日:2016年8月3日(水)予定
・価格:
PS4®/パッケージ版 希望小売価格 6,800円+税
「TREASURE BOX」 希望小売価格 10,800円+税
ダウンロード版 販売価格 7,344円(税込)
PS3®/パッケージ版 希望小売価格 6,800円+税
「TREASURE BOX」 希望小売価格 10,800円+税
ダウンロード版 販売価格 7,344円(税込)
PS Vita/パッケージ版 希望小売価格 5,800円+税
「TREASURE BOX」 希望小売価格 9,800円+税
ダウンロード版 販売価格 6,264円(税込)
※ダウンロード版は、発売予定日から2週間は販売価格から10%OFFになります。
・プレイ人数:1人
・CERO:B(12才以上対象)
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©コーエーテクモゲームス All rights reserved.
※ゲーム画面はすべてPS Vita版のものです。
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