相手の能力を吸収し、変形して戦うロボット”ベック”となって、さまざまなステージに挑んでいく横スクロールアクション『Mighty No. 9』。全世界で注目を浴びた稲船敬二氏が手掛ける本作の魅力を、電撃PlayStationがお届けします。
本作は、8つのステージから好きなステージを選択して進んでいくオーソドックスな横スクロールアクション。ショットによる”攻撃”とダッシュの”アクセラレート”を使い分けながら、ステージのラストに待ち受けるボスを倒していくのが目的になります。
ルールこそシンプルですが、3Dの空間を駆使したトラップや演出、アイデアに満ちたボスの攻撃方法など、レトロなだけではなく”なつかしくも新しい”プレイ感覚が魅力的。操作性も良好で、シンプルながらも奥深いアクションが楽しめます。まずは、6月22日(水)に行なわれたプレキャス℠での電撃PlayStation西岡編集長のプレイをご覧ください。
攻撃&アクセラレートでスピーディにバトル!
本作は横スクロールのアクションゲームということで、操作もそこまで複雑ではありません。基本はショットによる攻撃、ジャンプ、アクセラレート(ダッシュ)の3種類の動作を使って敵を倒しつつ、ステージの奥を目指していくことになります。
さらに、R2の”アクションシフトボタン”を押しながら攻撃やジャンプを行うと”バックジャンプショット”などの特別な動作も可能。使いこなせれば、よりテクニカルに戦えるようになりますが、慣れるまでは使わなくてもOKです。
アクションのなかでも、とくに重要なのが”アクセラレート”。これは、ダッシュのように高速で移動する技ですが、用途はそれだけではありません。本作では、敵を攻撃して一定以上のダメージを与えると”弱体化”して敵の色が変化。そのまま攻撃し続けて敵を倒すこともできますが、アクセラレートで体当たりすると敵を吸収できます。しかも、敵を吸収すると”アクセルブースト”が発動し、それぞれのアクセルブーストに応じた能力が上昇。つまり、倒して吸収すれば吸収するほどパワーアップできるんです!
アクセルブーストは、攻撃力アップの”アクセルシュート”。移動能力アップの”アクセルスピード”。防御力アップの”アクセルアーマー”。そして、好きなタイミングで体力を回復できる”アクセルリカバー”の4種類に分かれています。
敵を見つけたら攻撃し、弱体化させてアクセラレートでぶつかる。このサイクルのおかげで戦いにメリハリが効いていますし、動きもスピーディなので、テンポが悪いということもありません。
敵と戦わないときでもアクセラレートをダッシュ代わりに使えるので、移動もサクサク。アクセラレートは天井が低い通路をしゃがみながら移動したり、急降下して着地したりと、さまざまな場面で役に立ちます。
とはいえ、どのステージもひと筋縄でクリアできるわけではありません。ステージのなかには1発死のトラップも! 死んで覚えてトライ&エラーで進む。ひと筋縄ではいかない難易度も、往年の横スクロールアクション的だと言っていいでしょう。
ボスの能力を吸収して新たな”変形”をゲット!
チュートリアルステージをクリアすると、いよいよ本番。8つのステージから遊びたいステージを自由に選択してプレイすることができます。ステージのラストには8体の”Mighty Numbers”がボスとして待ち受けています。ボスは、どれも攻撃が激しく、体力も多くて手ごわい強敵ばかり。体力を減らすと弱体化するのはザコと同じですが、弱体化して吸収しても1回で倒すことはできません。しかも、攻撃→弱体化→吸収のサイクルを何回か繰り返すことで倒せるのですが、弱体化してすぐに吸収しないと徐々に体力が回復するというやっかいな能力も持ち合わせています。
体力が半分になると攻撃パターンが変化して手ごわくなり、あと少しで倒せるようになるとさらに激しい攻撃パターンに切り替わる……。アクションが得意な人でも初見で倒すのは困難な強敵ですが、攻略するための足がかりはきちんと存在しています。
それが”弱点属性”。ボスには必ず〝弱点属性”が存在し、弱点の攻撃を当てれば大ダメージを与えることができます。弱点となる武器はボスを倒すごとに手に入り、ベックが”リセレクションフォーム”に変形することで使用可能。
つまり、8体のボスをどの順番で攻略するかがカギとなってくるのです。もちろん、普通の攻撃だけで8体すべてに勝つこともできますが、どうしても勝てないと思ったときは別のステージに向かって新しいリセレクションフォームをゲット。その武器を使って立ち向かうのが得策です。試行錯誤して何度もボスに挑む楽しさこそ、本作が持つ魅力の1つと言っていいでしょう。
ちなみに、リセレクション中は攻撃するたびに”アタックエネルギー”を使用しますが、これは時間の経過で回復します。せっかく強いリセレクションを手に入れたけどボス戦で使えない……なんてこともないので、ステージ中にガンガン使っていくのがオススメです。
チャレンジモードでランキングを競う! やり込み要素も満載!
“チャレンジモード”とは、決められた条件でクリアを目指すコンテンツ。ゲーム本編の操作のヒントとなっているチェレンジも用意されています。”攻撃もアクセラレートもできない状態でゴールを目指す”など、出される条件もいろいろ。ネットワークランキングにも対応しており、やり込みがいもバッチリです。
ほかにも、ベック以外のキャラクターも操作可能になるステージや、オンラインで2人のプレイヤーが競い合うモード。現在配信中のDLC専用ステージなど、クリア後のやり込み要素も豊富。難易度を上げて強敵に挑むのもいいでしょう。なつかしくも新しい横スクロールアクションゲームの楽しさを、ぜひ体験してみてください!
▼PS4®/PS3®『Mighty No. 9』のPS Storeでの購入はこちらから
——————————————
©comcept Inc. Published by Deep Silver and Spike Chunsoft. All Rights Reserved
コメントの受付は終了しました。