【PS VR】『RIGS Machine Combat League』E3プレイインプレッション！巨大ロボットに乗り込む日が到来！

巨大ロボットを自在に操り3対3のチームバトルへ！ VRの真骨頂が味わえる爽快アクション

『RIGS Machine Combat League』(以下『RIGS』)は、PlayStation®VR専用のマルチ対戦型ロボットアクション。PS VRのローンチタイトルとして10月13日(木)の発売に向けて開発が進められており、ロボットアニメファンやロボットゲームファンの熱い注目を集めているタイトルだ。

本作の特徴は、機体の移動操作はDUALSHOCK®4のアナログスティックで行ない、武器の照準はVRヘッドセットを向けた方向で合わせるという、独特の操作方法にある。これにより、マシンと同化したような”人機一体”の感覚や、索敵に余念がないパイロットの気分を存分に味わえるのが大きな魅力だ。

また、本作はマルチプレイのみならず、シングルプレイでも3対3のチーム戦が基本。本作の主要ルールとなるパワースラムは、勝敗を敵の撃破数で競うのではなく、ゴールに決めた得点で争うというe-sports(エレクトロニック・スポーツ)的な要素が含まれている。

RIGSと呼ばれる、巨大な競技用マシンを使用したスポーツが親しまれている近未来。ここにパイロットして飛び込んだ、PS.Blog取材スタッフが体験したものとは？

【プレイインプレッション①】
子どものころからの夢が現実に！究極のVRロボット体験の果てにあるもの

少年のころはもちろん、今も夢中なロボットアニメ。無理だとわかっていても、いつか巨大ロボットを操縦してみたい──そう思っている大人たちも多いはず。『RIGS』は、まさにそんな大人たちの夢をかなえてくれる垂涎の一本だ。

計器類に囲まれたガチガチのコックピットではなく、パワーローダーのようなむき出しの操縦席は好みが分かれるかもしれないが、ロボットに乗り込んでいるという臨場感は格別！　現実と見紛うリアルな視界と迫力のサウンドが、かつてない興奮を与えてくれる。

“見て狙いをつける”という独特の操作には、触れるまでは内心ビクビクしていたものの、実際に触れてみると想像以上に遊びやすい。従来のコックピット視点のゲームのようにアナログスティックなどで照準を移動させるよりも、視点を移動させるだけの方がはるかに早く、動き回る敵の補足も容易に感じた。従来の操作に新たな選択肢が加わり、それを使いこなすことで｢あれ？　俺ってパイロットとして成長してるかも？｣という感覚を味わえるのが本作の醍醐味だ。

“ロボットはコントローラーを手で動かして操作するもの”というゲームの常識を覆す新次元の操作方法は、ロボットゲームの新しいロマンを存分に感じさせてくれる。ロボットアニメファンは注目！ (PS.Blogスタッフ・岩下)

【プレイインプレッション②】
話題のe-sportsに早くもVRゲームが参戦!!

さまざまなゲームモードが用意されている本作ですが、今回プレイしたのは3 on 3のリーグ戦｢POWER SLAM｣。ステージに散在するエネルギースフィアを3つ集めたオーバードライブ状態でステージ中央のゴールに飛び込むと加点されるというシンプルなモードです。

海外で盛り上がるe-sports市場への参戦を意識して作られたということもあって、そのルール設定は巧み。オーバードライブ状態ではマシンのパワーが全開放されるのですが、その状態で撃破されるとため込んだパワースフィアを周囲にばらまいてしまい、一気に形勢逆転されてしまうなど(実際、私もやられました……)、盛り上がりやすい仕組み作りを徹底しています。

臨場感に優れたPS VRのおかげで、自分が競技している感じが強くなることもポイント。ふだんはあまりゲーム中にガッツポーズなどをしないタイプなのですが、初得点や初撃破の際には｢よっしゃー!!｣｢うおおおおお!!｣などと大げさに喜んでしまいました。スーパープレイを披露したときの陶酔感や、やられたときの絶望感も、ひとしお。そんな風に、より強くのめり込めるのもPS VRならではと言えるでしょう。 (PS.Blogスタッフ・山下)