あの名作が共感覚シューティングとしてPS VRに登場!
PlayStation®2で発売された”ミッドナイト・ハイ・シューティング”こと『Rez』が、シナスタジア(共感覚)シューティングとしてPlayStation®VR対応タイトルになって登場!
ゲームの基本はワイヤーフレームで描き出された電脳空間を舞台に、続々と迫り来るウイルスをロックオンし、破壊していく3Dシューティングゲーム。だが、敵をロックオンし、撃つことでサウンドが鳴り響き、それが映像や効果音などにシンクロしてプレイヤー自身が音楽を奏でているようなトランス感を味わえるのが大きな特長だ。
流れるBGMはアダム・フリーランドやOVAL、ケン・イシイなど著名なアーティストが提供。フルHD、60fps、7.1chサラウンドでゲームを楽しめるリッチな対応環境も魅力だ。製品版では、『Rez Infinite』オリジナルステージとなる”Area X”も追加される予定となっている。
【プレイインプレッション①】
やめどきを見失う気持ちよさ! 15年前の理想がココにあった!
サイバーでソリッドなグラフィック、一流アーティストの楽曲を分解してプレイヤーに演奏させる挑戦的なコンセプト、プレイした時の圧倒的な気持ちよさで15年前の自分を驚かせてくれた『Rez』。ゲームシステム上、PS VRとの相性の良さはある程度想像していましたが、実際にプレイするとその想像をはるかに超えた楽しさでした。
PS2®版のときは、「もっと大画面のテレビが欲しいな……」と思いつつ、没入感を高めるために部屋の電気を消し、テレビ画面に近づいて前のめりの体勢で遊んでいたものですが、PS VR版はそのまま遊ぶだけで視界いっぱいにゲーム画面が広がり、リラックスした姿勢でプレイ可能。ゲームをスタートしたとたん、全方位をぐるりとサイバーな世界に囲まれる状況に、「15年前に欲しかったのはコレだ!」と思ってしまいました。ゲームの世界と自分が一体化したかのような解放感は、明らかにテレビ画面でのプレイでは体験できないものでした。
頭を動かしてのロックオンも、画面の中心に視線が行っていることをほんの少し意識しつつ、それを敵にかすらせるようなイメージで動かせばOKで、狙いのズレに戸惑うようなこともありません。自分の攻撃が音を生みだし、映像とシンクロしていく点は従来通りですが、そこに周囲を見渡すという体感要素が加わることで、以前には感じられなかった臨場感を楽しめました。
シンクロ感とトランス感が最大限まで極まった、PS VRだからこそ実現した『Rez』の理想形です! (PS.Blogスタッフ・竹内)
【プレイインプレッション②】
これこそまさに、身体を動かすシューティング
プレイした第一印象は「ああ、『Rez』は最初からこれがやりたかったんだな!!」というもの。かつてPS2®で遊びまくった『Rez』は、映像との一体感が印象的な作品でしたが、15年ぶりの新作『Rez Infinite』は、まさにそのコンセプトを極限まで押し進めたものになっていました。
もちろんゲーム体験自体もそれに合わせて大幅パワーアップ。デモプレイ後半のラストバトルでは、後ろに回り込んだボスを攻撃するためにプレイヤーが後ろを振り向かねばならないというVRならではの仕掛けも盛りこまれています。これにより、自分が前後左右上下、あらゆる方向が開けた3D空間を飛んでいるのだということを”発見”。目から、いや全身からウロコが落ちるような感動がありました。
目前の大スクリーンに拡がるワイヤーフレームで構成された電脳空間、視線によるロックオン、3D音響による包み込まれるようなサウンドなど、PS VRのポテンシャルをこれでもかと引き出した本作。PS4®だけでも遊べる作品になるそうですが、これはぜひともPS VRでプレイしてほしいです!! (PS.Blogスタッフ・山下)
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Rez Infinite
・発売元:Enhance Games
・フォーマット:PlayStation®4
・ジャンル:共感覚シューティング
・発売日:2016年10月13日(木)予定
・価格:未定
・プレイ人数:未定
・CERO:審査予定
※PlayStation®VR専用
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©Enhance Games 2016, SEGA 2001
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