5つのコンテンツを収録したバラエティゲーム『PlayStation®VR WORLDS』 「Danger Ball」「Scavengers Odyssey」が新公開!
PlayStation®VR専用のローンチタイトルとして10月13日(木)の発売を予定している『PlayStation®VR WORLDS』は、さまざまなVR体験を満喫できる5つのコンテンツを収録したバラエティゲーム。
リフトで深海に潜っていく「The Deep(仮)」を筆頭に、ロンドンギャングの一味となってカーチェイスや銃撃戦を繰り広げる「The London Heist」や、リュージュ(そり)を駆るストリートレーサーとなる「VR Luge」、テニスやピンポン、エアホッケーをモチーフにした近未来の競技を楽しめる「Danger Ball」、そして宇宙船のコックピット視点で繰り広げられるSFアクション「Scavengers Odyssey」と、収録コンテンツのジャンルは多種多様だ。
E3ではこれまで日本では未公開だった「Danger Ball」と「Scavengers Odyssey」の試遊台が設置され、来場者の注目を集めていた。今回はその2コンテンツをご紹介しよう。
近未来のスポーツゲーム「Danger Ball」
勝利こそが全て! という、近未来のスポーツゲーム。テニスやピンポン、エアホッケーなどがモチーフで、ラケットに相当するパネルを、コントローラではなくVRヘッドセットを向けた方向で操作する。
テレビや映画で見たような未来のスポーツ会場に飛び込み、立方体の内部をコートに見立ててCPUが操作する相手と対戦! ボールを打ち合い、相手のパネルをかいくぐって画面奥にボールを押し込めばポイントゲットだ。ステージが進むと、ボールの軌道を変化させたり分裂させたりしてくる対戦相手も登場。シンプルかつ直感的なゲーム性でとっつきやすく、白熱した戦いに没頭できる。
【プレイインプレッション】
近未来スポーツ勝利のカギは、まさかの”顔面ブロック”体験!?
パネルの操作は、”立体ブロック崩し”といったイメージ。最初は相手のボールを打ち返すだけで精一杯だったが、慣れてくると打ち返す直前に頭を振ってボールにスピンを加える、といったテクニックも披露できる。思い描いた挙動をしっかり打球に反映できるのが心地よく、激しいラリーの末にポイントをゲットした瞬間は、思わず拳を握ってしまうほどの興奮を味わえた。
しかし、調子に乗っていると敵が変化球を駆使したり、ボールが分裂したりして、まさに頭が右往左往。必死になって顔でボールを防ぐ姿は……あ、これ、サッカー漫画でおなじみの”顔面ブロック”だ!
近未来のスポーツ会場を再現したVR空間で、手ではなく頭を使って操作するという、PS VRならではの未来のゲームプレイが満喫できる! (PS.Blogスタッフ・岩下)
白熱のSFアクション『Scavengers Odyssey』
E3の試遊版では、プレイヤーは武装したマシンに乗り込み、ダンジョンを探索していく。マシンは着地点を決めてジャンプしながら移動できるが、ダンジョン内の壁や天井にも着地できるため、重力軸がダイナミックに変化するアクションをPS VRならではの臨場感が楽しめるのが醍醐味だ。
行く手を阻む宇宙昆虫のような敵に対しては、マシンガンで攻撃するほかに、ダンジョン内の浮遊物をグラップ&リリースしてぶつける方法も。ぶつけた浮遊物は周囲に衝撃を与えるため、複数の敵をまとめて倒すことができ、状況に合わせた戦略性も味わえる。
【プレイインプレッション】
宇宙空間ならではのジャンプ移動の浮遊感がたまらない!
見た目はオーソドックスな陸戦タイプの3Dシューターだが、機体をジャンプさせて壁や天井にも張りつく際、重力軸の変化に合わせて視点が変わる浮遊感が秀逸。ただのダンジョンではなく、宇宙に漂う衛星やコロニー内部を探索していることを実感できるのは、PS VRならではの感覚だ。
プレイヤーに襲いかかる敵は、数が多いうえにスピードも速い。目の前に迫ってくると背中がゾワゾワし、正確なエイムで接近を阻むシューターとしての歯応えもなかなかだ。もっとも、ジャンプの浮遊感に夢中で満足なフィールド探索をできなかった……。どんなゴールが待っているのか、じっくり遊んでみたい。 (PS.Blogスタッフ・松田)
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PlayStation®VR WORLDS
・発売元:ソニー・インタラクティブエンタテインメント
・フォーマット:PlayStation®4
・ジャンル:バラエティ
・発売日:10月13日(木)予定
・価格:未定
・プレイ人数:未定
・CERO:C(15才以上対象)
※PlayStation®VR専用タイトル
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©Sony Computer Entertainment Europe
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