今年の3月で20周年を迎えた「バイオハザード」シリーズの最新作である『バイオハザード アンブレラコア』。シリーズの代名詞ともいえるゾンビなどのクリーチャーが登場することで、かつてない緊張感を実現した新世代シューターの魅力を、電撃PlayStation編集部がガッツリ紹介していきます!
PlayStation®4『バイオハザード アンブレラコア』は、「バイオハザード」シリーズの荒廃した世界と、サバイバルの緊張感を味わえるアクションシューターです。1人で遊べるシングルモードももちろん存在しますが、特筆したいのは「3対3」で行なわれるマルチプレイ! 特集第1回となる今回は、一般的なシューターゲームとは一線を画す、本作ならではの要素を中心に紹介していきます。かなり個性的なシステムが多いため、「バイオハザード」ファンのみならず、シューターファンも必見ですよ!
プレイヤー対プレイヤーの戦いにゾンビが乱入!? 感染者たちの存在を視野に入れた独自の戦術が圧巻!
「プレイヤー対プレイヤー」という一般的な戦いの構図に加えて、本作ではゾンビをはじめとした感染者たちの第3勢力が登場! 感染者たちはマップのいたるところを動き回っているので、プレイヤーはその干渉をうまく回避しつつ、勝利条件を達成していくことになります。
プレイヤーは「ゾンビジャマー」という機械を背負っており、これが有効なうちはゾンビに認識されず、相手との戦いに集中することが可能。このゾンビジャマーを壊されてしまうと、周囲のゾンビたちが一斉に襲ってくる事態になるので、自分の身体だけではなく、背中のゾンビジャマーをいかに守りつつ戦うかが重要です。逆に、相手を攻撃する際はゾンビジャマーを狙い、ゾンビに襲わせるというのも戦略の選択肢になります。頭を狙うかボディを狙うか、はたまた背中(のゾンビジャマー)を狙うのか? 臨機応変な対応力が求められる独特の戦いが楽しめます。
メインモードの「ワンライフマッチ」では一度倒されるとリスポーン(復活)できないので、緊張感たっぷりです。マップも一般的なシューターに比べてコンパクトなうえ、ゲーム時間も標準で3分と比較的短いのも特徴の1つ。会敵の早さがハイテンポなバトル展開を呼び、適度な緊張感も加わって、何度もプレイしたくなるモチベーションが持続します。この「何度も繰り返し遊びたくなる」という部分こそが、「競技性シューター」を標榜する本作の開発スタッフの狙いといえるのではないでしょうか。
ルールがじつに多彩な「マルチミッション」が楽しめるのも、うれしいポイント。単純に相手プレイヤーを倒すだけではなく、マップ内に落ちている特定アイテムを集めたり、陣地の占領を目指したりと、さまざまなルールが用意されています。「マルチミッション」は1マッチ5戦制で、3戦を先取したチームの勝利。ルールは全8種類のなかからランダムで選択され、ルールごとに適切な戦術を切り替えていく柔軟さが必要です。
いずれのルールも制限時間は標準3分なので、フルセットでもおよそ15分という非常にスピーディーな展開が魅力といえますね。ちなみに、遊べる8つのルールに関しては、『バイオハザード アンブレラコア』の公式サイトで詳しく紹介されていますのでぜひご確認ください!
『バイオハザード』と地続きの世界で1人プレイもバッチリ楽しめる!
冒頭でも少し触れたとおり、本作には1人で楽しめるストーリーモードも存在します。その名も「The Experiment(ザ・エクスペリメント)」。このモードでは、感染者やクリーチャーがあふれる封鎖地区を舞台に、20を超えるミッションを生き延びていくことが目的となります。プレイヤーは封鎖地区を舞台に展開する実験に挑む傭兵という立ち位置で、『バイオハザード』と地続きの世界観が展開。登場するマップも、「ラクーンシティ」や「キジュジュ自治区12区域」など、シリーズファンならなじみのある場所ばかりなのもうれしいところです。本作独自の物語が楽しめるのはもちろん、シューター初心者の導入プレイとしても最適なモードといえるでしょう。いきなり対戦は気が引けるという人は、まずこちらから始めるのがオススメです!
【感染地区に適応した戦闘スタイル”CQBZ”とは!?】
本作には、ゾンビが徘徊するマップで生き残るための独自の戦闘スタイル「CQBZ(Close Quarter Quarantined Battle Zone)」が取り入れられています。こちらは、ゾンビを相手に戦うために用いるのはもちろん、対戦相手との戦闘でうまくゾンビを利用するための装備なども存在するのが特徴。ただ銃を撃ち合うだけではない、プレイヤー同士の駆け引きが味わえるようになっています。ここでは、中でもとくに印象深い2つの装備をご紹介してみましょう。
◆ゾンビバイル
感染者の急所である脊髄を一撃で破壊するために開発された近接武器。対ゾンビ用としてはもちろん、プレイヤー相手にでも一撃必殺の威力を誇ります。壁に引っかけて高所へ登る際にも使用可能!
◆ベイトシールド
敵からの銃弾を弾くだけでなく、ゾンビをわざと噛みつかせて盾として利用することが可能。ゾンビシールドは通常より多くの面積をカバーできるため、正面からの撃ち合いでは活躍するでしょう。
カバーからどれほど乗り出すかを調整できる「アナログカバー」など、さまざまなアクションが存在
障害物に身を隠すカバーアクションは、昨今のTPS(三人称視点のシューター)にはほぼ導入されていますが、本作ではさらに進化したカバーアクションが存在! それが、トリガーや方向キーを押し込む強さでカバーの度合を自分で調節できる「アナログカバー」です。
たとえば、トリガーを強く押せば遮蔽物の陰に完全に隠れ、相手の銃撃をほぼ防御できる反面、銃撃の命中率は著しく下がってしまいます。逆に、身を乗り出せばそのぶん射撃の精度は上がるものの、相手の銃弾が当たる可能性も高くなるわけです。どちらを優先するかはプレイヤーしだいのこのアナログカバーにより、アクションの腕はもちろん、相手との心理の読みあいや戦術的な要素も付加されることになりました。
さまざまな状況やプレイスタイルに応じて、最適なカバーアクションをチョイスすることができるかが、勝敗を分けることになりそうですね。
なお、プレイヤーが足に装備している「ゾンビアイゼン」には鉤爪が付いており、これを使って建物の壁を登ることができます。武器でもあるゾンビバイルも併用することで、素早く縦方向に移動できるのが特徴。本作においては建物の屋根なども戦場になるため、臨機応変に屋根に上って敵を迎え撃つといった、三次元的な立ち回りが重要となるでしょう。
通風孔などに潜り込んで移動できる局面も存在するなど、思いもよらない場所から奇襲を仕掛けられるのも、戦術性に幅を持たせている本作ならではの部分。正面から実力でたたき伏せるか、死角を取って反撃を許さずに制圧するかは、すべてプレイヤーの自由。プレイするときは、早めにマップギミックを把握することも大切です。
シューターにゾンビという”不純物”を混ぜ込むことにより、独自の路線を生み出している本作。これまでのシューターとは一味違うプレイ感を味わえることは確実です。
今回はシューターとしての特徴をメインに紹介しましたが、次回は「バイオハザード」シリーズとしての注目点に触れていきますので、シリーズファンはぜひご注目ください。また、『バイオハザード アンブレラコア』公式サイトでは今回紹介した要素以外にもさまざまな情報が掲載されているので、そちらも参考にしつつ、6月23日(木)の発売日を楽しみに待ちましょう! さらに、第2回の記事より本作のプロデューサー・ジェームズ・バンス氏の語る開発秘話もあわせて掲載するので、こちらもお見逃しなく!!
PS4®『バイオハザード アンブレラコア』の予約受付スタート!
PlayStation®Storeでは、『バイオハザード アンブレラコア』のダウンロード版と追加DLCが付属する『デラックスエディション』の予約を受付中です。発売前にゲーム本編の事前ダウンロードが可能になるので、発売日にダウンロードを待つことなくプレイできます。
PS Store専用予約特典として、本作のPS4®用テーマ、予約特典DLC「ユニークカラーセット」、アバターが付属! さらに、PS Storeで開催されている、「バイオハザード」シリーズ20周年を記念したキャンペーンのPS4®用商品を10%オフで購入できる権利と、 PlayStation®Plusの7日間無料体験が付属します。詳細は、こちらの記事でご確認ください!
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『バイオハザード アンブレラコア』PS4®コラボモデルの予約も受付中!
『バイオハザード アンブレラコア』の配信と「バイオハザード」シリーズ20周年を記念して、PS4®のコラボモデル「PlayStation®4 バイオハザード スペシャルパック」を6月23日(木)より数量限定で発売! ソニーストアにて予約受付中です。詳細は、こちらの記事でご確認ください!
「PlayStation®4 バイオハザード スペシャルパック」特設ページはこちら
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バイオハザード アンブレラコア
・発売元:カプコン
・フォーマット:PlayStation®4
・ジャンル:対戦型シューター
・発売日:2016年6月23日(木)予定
・価格:ダウンロード版 販売価格 3,990円(税込)
デラックスエディション 販売価格 4,990円(税込)
ダウンロードコード版 希望小売価格 5,990円+税
・プレイ人数:1人(オンライン時:1~6人)
・CERO:D(17才以上対象)
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