座談会に参加するのは、前回に引き続いてヒビキタケル、アツゴロウ、る~ぱの3人。電撃PlayStationの「パワプロ」記事作成に長く携わってきた彼らの視点から、「パワフェス」の魅力を掘り下げていく。
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前回までの特集記事はこちら
『実況パワフルプロ野球2016』これがNo.1野球ゲームの集大成! 選手育成モードの魅力を紹介【特集第1回/電撃PS】
『実況パワフルプロ野球2016』は「サクセス」がアツい! 注目の選手育成モードの基本とシナリオをバッチリ解説【特集第2回/電撃PS】
『実況パワフルプロ野球2016』は「サクセス」や「パワフェス」だけじゃない! 多彩なゲームモードで野球をトコトン楽しめる【特集第3回/電撃PS】
『実況パワフルプロ野球2016』発売記念座談会! 「パワプロ」をこよなく愛する攻略班が20周年を迎えた「サクセス」を語る!!【特集第4回/電撃PS】
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■「サクセス」好きにはたまらないお祭りモード、それが「パワフェス」!
ヒビキタケル:それじゃあ座談会後半戦、いってみよう! 前回のラストでる~ぱが「パワフェス」について語りたかったみたいだから、今回のテーマはそれにしようか。
る~ぱ:「パワフェス」、ホントおもしろいんですよ。私はこれまで「サクセス」メインで「パワプロ」をプレイしていたのですが、「パワフェス」には歴代の「サクセス」に登場したキャラクターやチームがどんどん出てきて。これだけでもガッツリプレイする気にさせられましたね。
アツゴロウ:チーム数は33、キャラクターは100人近く登場するってスゴイ数っスよね。もちろん新旧の名チームが参戦していて、帝王実業高校や仏契(ぶっちぎり)大学、黒獅子重工、極亜久やんきーズと、これまでの「サクセス」の高校編・大学編・社会人編・プロ野球編で主人公の前に立ちはだかった強豪がそろい踏みっス!
る~ぱ:バス停前高校とか、汎用グラフィックのキャラしかいないチームが混じっているところも「パワプロ」スタッフの愛が感じられていいですね。それに、ただ対戦相手として登場するだけでなく、試合前にはチームごとの専用パフォーマンスが見られるんですよ。
ヒビキタケル:へえ、33チームすべてに?
る~ぱ:もちろん。猪狩兄弟のいるあかつき大附属高校なら、全員が一列に並んでこちらを威圧してくるし、女性選手ばかりの聖ジャスミン学園高校なら、円陣で盛り上がるカワイイ姿を見せてくれます。
アツゴロウ:試合中は画面がTV中継風になり、アオリの文章とかで盛り上げてくれるのもいいっスね。主要選手なら、登場したときに冠名付きで紹介してくれるっス!
る~ぱ:見た目だけでなく、サウンド面の演出も力が入っていますよ。このモード専用の実況で試合が楽しめますし、打席に選手が立ったときに「~くん!」とか「~さま!」とか専用の歓声で応援してくれたりもします。
ヒビキタケル:は~、そこまでやるとは、すごいこだわりっぷりだな。オレはまだ触ってないけど、ちょっとプレイしたくなってきた!
■トーナメント戦で手軽に選手育成や試合が楽しめる
る~ぱ:では、「パワフェス」の概要をざっと説明しますね。このモードは主人公とおなじみのパートナー・矢部くんのいる「パワフェスチャレンジャーズ」を操作して、強敵ひしめくトーナメント戦を戦っていくというものです。プロローグや試合間の会話イベントも豊富に用意されていて、これを見るだけでも楽しいですよ。
る~ぱ:チャレンジャーズの大半は、人数合わせの能力の低い選手ばかりですが、このモードには「対戦チームの選手の引き抜き」という特別ルールがあります。だから試合に勝てば、強力な選手を味方にできちゃうんですよね。試合の結果にもよりますが、1回の試合で最大で3人のキャラを仲間にできます。
アツゴロウ:引き抜けるキャラ人数が1~2人しかいないチームもいるっスけどね。まあ、対戦相手は数チームのなかから自分で選べるっスから、そのときに相手チームの情報を確認すれば問題なしっス。あと、キャラは選手だけでなくマネージャーも引き抜けるっスよ。マネージャーは試合中に特殊効果を発揮してくれるから、かなり重要っス。
ヒビキタケル:そうしてチームの戦力を強化しながら戦っていくわけか。ちなみに試合に負けたらどうなるんだ?
る~ぱ:残念ながらそこでゲーム終了ですね。ただ、1試合でも勝てれば「サクセス」と同じように、主人公をオリジナル選手として登録できます。試合では成績に応じた経験点がもらえるので、全試合に勝てば相当優秀な選手が作れますよ。
アツゴロウ:それに、仲間にした選手は試合後に経験値が入ってレベルアップしていくっス。低レベルのうちは能力も低く設定されているっスが、レベルさえ上げれば本来の実力を発揮してくれるようになるっスよ!
ヒビキタケル:主人公や仲間の育成要素もあるってことか。ん? でも負けたら終わりなら、仲間を育てる必要性ってないんじゃあ……。
る~ぱ:仲間キャラのレベルは、次のプレイに継承されます。それに、一度仲間にしたキャラは「選手図鑑」に登録され、次回以降のプレイの最初に仲間にできるんですよ。
アツゴロウ:プレイ中には試合や選手育成に役立つアイテムも手に入るっスが、こちらも次回プレイに引き継ぎ可能っス。繰り返しプレイするだけ有利になるってことっスね。
■こうすれば試合に勝てる!? 攻略班オススメのチーム編成&アイテムを紹介
ヒビキタケル:勝ち進むためには下準備も大切になってきそうだな。ちなみに2人はどんな感じでプレイしているんだ?
アツゴロウ:自分は最初に必ず投手を仲間に加えるっスね。試合での引き抜きも投手重視で。先発した投手は次の試合で必ず不調になるっスから、やっぱり頭数はそろえておきたいっス。
る~ぱ:私は捕手や二遊間などのセンターラインの強化を最優先でやっています。ほかのポジションは打撃力重視で。打撃が得意な投手も多いので、そういった選手は優先して仲間にしますね。
ヒビキタケル:アイテムは?
アツゴロウ:「パワーヒッターの書」とか、特殊能力の習得に使えるものを持ち込んでるっス。主人公が強ければ、試合にもそれだけ勝ちやすくなるっスからね。
る~ぱ:相手がエラーしやすくなる「魔物ちゃん人形」があれば、必ず持っていきますね。あとは、野球アクションの調子が悪いときに「ルーキーのお守り」を。試合の経験点は減りますが、簡単に勝てるようになるので。これで仲間の育成だけでもやっておきます。
ヒビキタケル:「ルーキーのお守り」は助かるね。繰り返しプレイしたほうが有利に進められそうだし、オレも使ってみよう。ちなみにプレイ時間はどのくらい?
る~ぱ:試合は全イニング操作するわけではなく、回の頭やチャンス&ピンチ時の投打をプレイするだけなので、サクサク進められますよ。最後の試合までやっても、1回のプレイで2時間かからないくらいでしょうか。もちろん途中セーブもできます。
ヒビキタケル:それなら自分のペースで進められるな。あとで早速やってみよう!
ヒビキタケル:さて、そんなこんなで「サクセス」と「パワフェス」について語ってきたけど、やっぱりこの2モードが本作のメインになるのかな?
る~ぱ:私にとっては間違いなくそうなりますね。物語やキャライベントを見たいなら「サクセス」、試合をたっぷり楽しみたいときは「パワフェス」と、絶え間なくプレイできます。
アツゴロウ:たしかにどっちもスゲー楽しいっスね~。でも、自分的にはほかのモードも捨てがたいっス。「ペナント」は記録関係が充実したし、「栄冠ナイン」も一世代ごとのチームのアレンジデータが残せるようになって、やりがいがかなり増えた感じっスから。
ヒビキタケル:そっちも「サクセス」とかに負けない進化ぶりだよなあ。
アツゴロウ:そうなんスよ! ホント1本のソフトに4、5本ゲームが入っている感じで、どれから手をつけるか悩ましいっス……!
ヒビキタケル:……全部やればいいんじゃないか?
アツゴロウ:ハッ……その手があったっス……ってそんな時間ないっスよ!?
る~ぱ:眠らなければ問題なしです。
アツゴロウ:真顔でいうなっス! 実行してそうでマジ怖ェェっス!
ヒビキタケル:まあまあ。とにかく、それだけ「パワプロ」が楽しいってことでOK?
アツゴロウ:お、OK。
る~ぱ:同意します。
ヒビキタケル:よし、全員の意見が一致したので座談会はここまで。それじゃあ、みんな! 一緒に「パワプロ」やろうぜ!
(終)
■12球団紹介第3弾<セ・リーグ編②>
12球団紹介の最後を飾るのは、広島東洋カープ、中日ドラゴンズ、横浜DeNAベイスターズの3チーム。就任2年目の緒方監督、選手兼任から監督に専念した谷繁監督、球団初の外国人監督となるラミレス監督と、フレッシュな首脳陣の采配も注目されている。選手たちの『パワプロ』での勇姿と合わせて、各球団の特徴を紹介しよう。
【広島東洋カープ】
攻守ともに高い戦力を有しながら、2015年度はAクラスに届かなかったカープ。打線では二塁手の菊池と外野手の丸、いわゆる菊丸コンビの復調がカギを握る。今年は春から大砲・エルドレッドがおり、広島復帰2年目の新井が好調なのも明るい材料だ。
投手陣ではメジャー帰りの黒田、外国人助っ人のジョンソン、右のエース格に成長した福井などが先発の柱に。リリーフ陣はベテランの永川、守護神の中﨑らが牽引する。
【中日ドラゴンズ】
戦力の大部分をベテランに頼ることが多かったドラゴンズだが、昨年から徐々に世代交代が進行している。野手では外野手の平田がキャプテンに就任し、リーダーシップを発揮。竜の未来を担う三塁手・高橋周平の急成長や、助っ人外国人・ビシエドの打撃も頼もしい。
投手は若手の大野、若松といった面々に加えて、復活したエース・吉見も先発ローテーション入り。リリーフ陣に最多セーブの日本記録を持つ岩瀬が復帰しているのも見逃せない。
【横浜DeNAベイスターズ】
ベイスターズはラミレス新監督の指揮のもとで再スタート。日本球界を代表するスラッガー・筒香をはじめ年齢の若い選手が多いぶん、のびしろはまだまだあるといえる。ロペスやロマックなど、メジャー経験のある助っ人外国人の活躍にも期待したい。
浮上のカギは、やはり先発陣の奮起。開幕投手を務めた井納やエース格の山口がローテーションを守り、リリーフへの負担を減らしたいところだ。守護神は2年目の山﨑が今年も務める。
育成モード「サクセス」20周年記念作となる『実況パワフルプロ野球2016』はPlayStation®4とPlayStation®3、PlayStation®Vitaで好評発売中! どのモードも遊びごたえたっぷりで、長く付き合える作品になっているので、興味がわいた人はぜひプレイを!
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実況パワフルプロ野球2016
・発売元:KONAMI
・フォーマット:PlayStation®4/PlayStation®3/PlayStation®Vita
・ジャンル:野球・育成
・発売日:好評発売中
・メーカー希望小売価格:
PS4® パッケージ版 希望小売価格 7,980円+税/ダウンロード版 販売価格 8,618円(税込)
PS3® パッケージ版 希望小売価格 6,980円+税/ダウンロード版 販売価格 7,538円(税込)
PS Vita パッケージ版 希望小売価格 6,980円+税/ダウンロード版 販売価格 7,538円(税込)
・プレイ人数:1~2人
・CERO:A(全年齢対象)
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『実況パワフルプロ野球 サクセススペシャル』公式サイトはこちら
一般社団法人 日本野球機構承認 日本プロ野球名球会公認 (公社)全国野球振興会公認 プロ野球フランチャイズ球場公認 ゲーム内に再現された球場内看板は、原則として2015年プロ野球ペナントシーズン中のデータを基に制作しています。 データ提供: スタッツ・ジャパン ©Konami Digital Entertainment
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