■大量の人形兵を率いて謎多き迷宮に挑め!
日本一ソフトウェアより6月23日(木)に発売を予定している本作はPlayStation®Vita専用ソフトとなるダンジョン探索型RPG。プレイヤーは魔女「ドロニア」が所有する伝説の本となり、彼女の命に従って伝説の地下迷宮の攻略へと乗り出すことになる。プレイヤーが率いるのは、人でもなく動物でもない、魔女が作り出した「人形兵」たち。これは瘴気に満ちたダンジョンに生あるものが挑めないため。
迷宮のある妖しげな都を舞台に、摩訶不思議な物語が幕を開ける!
■舞台となるのは妖しげな雰囲気ただようルフランの街
本作の舞台となるのは、王都から遠く離れた場所に位置し、他の都市と交流をほとんど持たない「忘れ去られた街」。
かつては地下迷宮の噂を聞きつけた探索者達の来訪で賑わっていたものの、あまりの難攻不落ぶりに今では挑戦する者もいなくなり、街の外からの訪問者は途絶えつつある。
そんな街に現れたのが「バーバ・ヤーガ」と名乗る不思議な魔女。
彼女が手にしている書物は、迷宮探索唯一の生き残りとされる男が残した伝説の書物「妖路歴程(ようろれきてい)」……その書物こそが本作の主人公であり、プレイヤーの分身たる存在なのである。
◆夕闇の魔女 ドロニア CV:仙台エリ
黒い装束に身を包んだ、黒髪と美貌を持つ魔女。王に仕える宮廷魔女で、その赤と青の目の色から、夕闇の魔女と呼ばれおり、自らをバーバ・ヤーガと称している。
◆魔女の弟子 ルカ CV:種崎敦美
夕闇の魔女ドロニアの弟子で一緒に旅をしている。元気で明るく、泣いたり笑ったりと表情がくるくる変わる少女だ。
◆呪われた伝説の書 妖路歴程
地下迷宮の唯一の生還者であり、迷宮の奥底まで踏破し、その秘密を解き明かしたと言い伝えられる男が残した伝説の書物。この書物がプレイヤーの分身となる。
■本作の物語に関わるルフランの街の住人たち
物語の舞台となる都・ルフランには、さまざまな人々が住んでいる。そして、地下迷宮の探索を進めるかたわら、魔女ドロニアと弟子のルカは旅の人形劇の一座を装い、街の住人たちから探索に必要な物資や情報を入手していくことになる。
ここで紹介するのは、そうした中でドロニアたちが出会うルフランの街の住人たち。ひとクセもふたクセもありそうなキャラクターばかりである。
ドロニアたちはこの街に関する奇妙なルールを知らされる。それは”夕刻の鐘が三度鳴ったら、朝まで決して外に出てはいけない”というもの。このルールの真意はいったい……?
◆ルフラン市の領主代行 ペトローネ CV:佐々健太
「おや、クラウス。戻っておったのか? バーバ・ヤーガ様は……お、おお! もしや、あなたが……?」
ルフラン市の領主代行であり、この街で大きな商店を営んでいるペトローネ商会の会長でもある。地下迷宮の調査を稀代の大魔女といわれるバーバ・ヤーガに依頼した張本人。
◆領主代行に仕える執事 クラウス CV:森嶋秀太
「私の名前を覚えていただいて光栄です。 今日は何かお探しですか?」
ペトローネ商会で働く執事。物腰が柔らかく誰に対しても丁寧な言葉遣いで接する人格者。だがそのためにまわりの人間のわがままに振り回されることも少なくない。
◆貴族の令嬢 ユリエッテ CV:佐々木未来
「お父様ったら酷いの! わたくしに、『結婚などしなくていい』なんておっしゃるんですもの」
市でペトローネ商会の次に大きいフランドール商会の令嬢。青と白の日傘がトレードマークの有名人だ。みんなからは敬愛の念を込めて「お嬢様」と呼ばれている。
◆眼帯の修道女 マリエッタ CV:桑原由気
「申し遅れました。わたくし、この先の修道院に身を置いております、修道女のマリエッタと申します」
修道院に身をおく隻眼の修道女。普段は芋を主食として清貧をむねとした生活を営んでいるが、機会があれば神に仕える身でありながらも、肉を食べ酒もたしなむ破戒僧。
◆街の細工師 ニムト CV:武内駿輔
「……ん」
巨大な体躯に似合わず手先が器用な細工師の親方。無口なため、話をするときは弟子のフリッツが代弁することが多い。見かけによらず子ども好きでもある。
◆細工師見習いの少年 フリッツ CV:小市眞琴
「へん! オレにはフリッツって名前があるんだ。 ガキガキ言うな!」
細工屋の元で働く少年で、年齢はルカより少し上。生意気なところもあるが、一人前の細工師になるため、見習いとして親方のもとで日夜働いている。
◆パン屋の街娘 メイリィ CV:橘田いずみ
「あら、ルカちゃん、こんにちは!今日はどこかにお出かけかい?」
パン屋で働いている町娘で、毎朝、早朝からパンを焼いている。無類のパン好きで、気立てがよくはつらつとした物言いの女性。意外と若いのだが、年上に見られがちなのが悩み。
■人形兵の個性を生かして戦おう!
プレイヤーは自らの魂を宿す伝説の書となって、魔女が作り出す人形兵とともに迷宮に挑む。人形兵は拠点にある「人形作業台」で製作をすることができ、戦闘によって破損した部位の修理もここで行なうことが可能だ。
◆ファセット(職業)について
人形兵は能力のベースとなる「ファセット」を複数から選択可能。ファセットとはいわゆる職業であり、ファセットごとに性能や得意とする戦い方が異なる。
たとえば、マッドラプターというファセットは「百花弓」と呼ばれる武器の扱いに長けており、遠距離攻撃を得意とする。そして、ピアフォートレスというファセットは「戦術甲」と呼ばれる武装を得意とし、高い防御力で味方を守ることができるといった具合だ。このように、必要とする戦力とファセットの性質を見定め、最適な能力を持った人形兵を製作していくことが本作では重要となる。
◆ステータス設定について
人形兵は製作時にファセット以外にも、名前をはじめとしたさまざまなステータスを設定可能。ビジュアルタイプも複数用意されているため、好みのものを選択しよう。
【主な設定項目】
・ビジュアルタイプ
人形兵の見た目を変更できる
・性格
能力や友好度、戦い方に影響する
・音声タイプ
複数の候補からボイスパターンを選択できる
・成長タイプアレンジ
レベルアップ時の能力の伸び方を調整できる
・スタンス
戦闘時の得意な戦い方を選択する項目
・選択スキル
ファセットに応じたスキル群から一つを習得する
・フレーバーテキスト
プレイヤーが自由にテキストを入力できる欄
フレーバーテキストが自由に入力できるのは珍しい例。キャラクターへの愛着も増すはずだ。
◆各ファセットの習得スキル
ここではそれぞれのファセットが習得できるスキルを、キャラクタービジュアルとあわせて紹介する。自分のパーティに必要なスキルを選んで習得したい。
・アステルナイト
古塔槍(ことうそう)と呼ばれる両手武器が得意なアタッカー。攻守のバランスにも優れ、粘り強い戦いができる。
【主な習得スキル】
古塔乱
古塔槍装備の場合のみ、クリティカル率が25%アップ
不屈
戦闘中に、死亡ダメージを受けた場合、HP1で耐える
星の心
敵からの強襲を受けた際に「驚愕」状態になりにくい
・シノブシ
「刀剣」を得意とし、素早い動きで敵に攻撃を仕掛けられる俊敏なファセット。敵から狙われにくい潜伏能力を有する。
【主な習得スキル】
二刀技
両手に持つ武器で攻撃。ただしウェポンマスタリーが”S+”の武器の場合のみ発動
影の住人
常時発動スキル。敵からのヘイト値を下げる
暗殺
スタン中の敵に対して、攻撃を行なう際に限りクリティカル率が+50%される
・ピアフォートレス
「戦術甲」で身を固めた全身鎧の重歩兵。防御からの攻撃展開に秀でており、味方を守りながら反撃のチャンスをうかがえる。
【主な習得スキル】
篭城盾
防御もしくは、防衛陣時のときに、自分のHPが25%回復する
メガバッシュ
防御、防衛陣中を行なった次のターン、スタン率25%アップの攻撃が行なえる
かばう
一定の確率で旅団内のアタッカーへの攻撃を代わりに受ける
・マッドラプター
「百花弓」を用いて後方から敵を狙い撃つことを得意とするファセット。焔、泥、霧といった強力な魔擊属性の攻撃を撃ち出せる。
【主な習得スキル】
優雅な舞い
戦闘中に回避するたびに攻撃力が20%アップ。攻撃を受けるまで継続する
スナイパー
武器が百花弓の場合に限り、行動速度と命中率が上昇する
狙いすまし
戦闘ターン数が増えるほどに敵からのヘイト値を減少させる。最大10回まで効果あり
人形兵は製作時に設定した成長タイプによって、その後のステータスの伸びに変化が生じていく。性格や戦闘スタンス、習得スキルの選択でも戦い方が大きく変わることも……。
■カヴンを編成しダンジョンに挑む
冒険の舞台となるダンジョンには、人形兵で構成された集団「カヴン」を最大5つ引き連れて挑むことができる。ダンジョンは入り組んだ構造をしており、視界に見える敵の様子や右上に表示されたMAP、自身の現在位置等に注意しながら、慎重に探索を進めていく必要がある。
MAP上の敵は視認できる形になっており、戦闘に備えて敵の向きや進路方向を把握しつつ歩を進めよう。
魔法の源・マナを持ち帰ると人形兵の修理や魔法を使用する一部の拠点施設が利用できるほか、所持マナが多いほどダンジョン内でレアアイテムが見つけやすいといった恩恵も得られる。
◆5つのカヴンを駆使した集団戦
本作の戦闘は最大5つのカヴンを指揮して敵と攻防を繰り広げる集団戦。カヴンは最大8人のアタッカーとサポーターの人形兵で構成され、プレイヤーの指示に従いカヴンごとに攻撃や守備を実行していく。
カヴンの戦闘ではさまざまなシステムが敵との攻防に影響する。カヴン単位で放つ特殊技「ドナム」、カヴン同士が連携する「共振」、急所への攻撃で部位を破壊する「クリティカルゴア」。そして複数のカヴンの位置関係で形成する「陣形」など、指示を出すプレイヤーの判断次第で勝敗を大きく左右する局面が存在する。
人形兵の性格によって共振率が変化する友好度や、戦闘時の行動で増えていくパワーソース(増えるほど共振率などがアップする)といった要素も存在するため、各要素を考慮しつつパーティ編成をしていこう。
・ドナム
ドナムはカヴン単位で発動できる特殊技。ダメージ技から能力強化・治癒など多彩な種類がある。
・共振
味方同士の通常攻撃が続けて実行された場合、ときおり共振が起こって味方の攻撃が強化される現象が起こる。
・陣形・フォーメーション
カヴンの陣形にはいくつかの種類があり、その陣形によってさまざまな恩恵が得られる。陣形は各カヴンの前衛・後衛の配置次第で変更可能だ。
・ドナムの共鳴現象
カヴンごとに放つドナムには、共鳴という現象が存在する。共鳴は味方あるいは敵のドナムの発動後、続けてドナムを発動するとまれに起きる「暴発現象」であり、一定のパワーソースを消費することでドナムの威力を大きく上昇できるものだ。
なお、共鳴は敵味方関係なく発生し、二度・三度と共鳴が連続することで非常に強力なドナムが発生する。リターンも大きいがリスクもあるので要注意!
■妖路歴程が持つスキルについて
プレイヤーの分身である妖路歴程は人形兵たちの冒険を手助けするさまざまなスキルを使うことができる。その一例を紹介しよう。
◆レキテイ・スキルで行動範囲を広げる!
宝探しや探索に役立つさまざまなスキルを習得・使用できるレキテイ・スキル。非常に便利な「壁壊し」以外にもさまざまなスキルがある。
◆オフェンスフォース・ディフェンスフォース
戦闘時に人形兵の能力を一時的に強化できるスキル。使用できる回数には限りがあるが、窮地を脱したり、上手く活用することで格上の敵とも渡り合うことができるようになる
日本一ソフトウェアならではのやり込み要素が満載の3DダンジョンRPG『ルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団』。人形兵をはじめ、原田たけひと氏が描く魅力的なキャラクターたちも要チェック!
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ルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団
・発売元:日本一ソフトウェア
・フォーマット:PlayStation®Vita
・ジャンル:RPG
・発売日:2016年6月23日(木)予定
・価格:通常版 希望小売価格 5,980円+税/ダウンロード版 販売価格 5,143円(税込)
限定版 希望小売価格 7,980円+税
・プレイ人数:1人
・CERO:C(15才以上対象)
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