■ゲームの歴史と未来を学んで楽しめる企画展が日本上陸!
東京・お台場の日本科学未来館にて、本日3月2日(水)から5月30日(月)まで、テレビゲームをテーマにした企画展「GAME ON ~ゲームってなんでおもしろい?~」が開催されます。
この企画展は、コンピュータやインターネットなどの情報技術とともに進化してきたテレビゲームの歴史と未来を一望する展覧会。2002年にイギリス・ロンドンでの開催以来、世界中を巡回し、200万人以上を魅了してきたイベントが、ついに日本に上陸しました。今回は、その開催に先立って行なわれたプレス内覧会の模様をレポートします。
内覧会の冒頭では企画展の主旨説明が行なわれ、日本科学未来館 展示企画開発課長の内田まほろさんと、本企画展の監修を務めた角川アスキー総合研究所の遠藤論さんが登壇しました。
内田さんは、ゲームの社会的、文化的な意味と未来を考える場であるとともに、「お父さんが昔のゲームで遊んだことを自慢して、お子様が今のゲームを教えてあげるような楽しみ方もできると思います」とコメント。
遠藤さんは、展示される135タイトルの半数以上が日本のタイトルであることに触れ、「ゲームを通して日本のテクノロジーの得意分野を感じられると思います。お宝的なハードもたくさんあるので、閉館時間になっても帰らない人がいるのでは(笑)」と、膨大な展示物の魅力について語ってくれました。
日本科学未来館 展示企画開発課長の内田まほろさん(左)と、角川アスキー総合研究所の遠藤論さん(右)。
■遊んで学べる新旧ゲームタイトルがズラリ!
展示会場は、ゲームの歴史やテーマに沿って9ステージに分けられた構成。アーケードゲームのマスターピースとも言われる『PONG(ポン)』や、大ブームを巻き起こした『スペースインベーダー』をはじめ、貴重な筺体が勢揃いする圧巻のアーケードゲームコーナーを皮切りに、家庭用、携帯型ゲーム機の数々、世界を魅了したキャラクターに至るまで、ゲームの創成期から現在までを見ていくことができます。しかも、展示された135タイトルのうち、なんと133タイトルがプレイ可能! ゲームの進化や流行の移り変わりを、実際に遊びながら感じられるのは大きな魅力です。
1972年に登場した『PONG』や、社会現象にもなった「スペースインベーダー」など、テレビゲームの歴史を彩る名作をプレイアブル展示。
ゲームセンターで人気を博した『ハングオン』などの体感型筐体も、多数出展されています。
家庭用ゲーム機の進化を見るステージには歴代ハードがズラリ。初代PlayStation®の『リッジレーサー』は、ネジコンでプレイすることができます。
ポータブルゲームを集めたステージも用意。大人世代にはたまらない、懐かしのお宝が満載です。
1万2,000タイトル名が年代ごとに次々と映し出される”ゲームウォール”。ゲーム史を振り返りつつ、夢中になって遊んだ当時を思い出す方も多いのでは?
■『マインクラフト』で再現した未来科学館を探検!
PlayStation®VRの3タイトルも体験可能!!
「プレイ」と「作る」が同居し、創造的・教育的メディアの要素を持つ新しいタイプのゲームとして、『Minecraft: PlayStation®4 Edition』を展示。ゲーム内の世界には、企画展会場である日本科学未来館が再現されており、宝探しに挑戦できます。
この世界はプレイヤーキャラクターを人間のスケールに見立て、設計図どおりに完全再現。館内はもちろん、外観や周辺の駅なども作られており、40万個以上のブロックを使っているそうです。ついさっき歩いてきた景色をゲーム内で探検するため、ここまで再現度の高い世界を作れる楽しさを実感できるはず。また、宝探しは4人マルチプレイで体験できるので、親子で協力しながら宝を探すのもおすすめです!
夜の時間帯になると、館内の明りがガラス越しに光る幻想的な風景に。日本科学未来館を舞台にした宝探しゲームも楽しい。
ゲームの未来をテーマにしたステージでは、「東京ゲームショウ 2015」でも大きな注目を集めたPlayStation®VRの先行体験が可能。『THE PLAYROOM VR』『The London Heist』『The Deep』の3タイトルを体験できるようになっており、”ゲームはリアルに、リアルはゲームに”というステージのテーマにふさわしい、これまでにない没入感を味わうことができます。
全方向を見渡せるバーチャル空間を満喫。まだ体験したことのない方は、この機会にぜひ遊んでみてほしい!
※PS VRおよび『マインクラフト』は、当日開場時より体験整理券を配布します(先着順、規定枚数に達し次第配布終了)。
※整理券はPS VRの3タイトルおよび『マインクラフト』の中からお1人様1ゲームのみお選びいただけます。
※PS VRは12歳以上の方が対象です。
昔の貴重なお宝から最新テクノロジーを駆使したPS VRまで、ここでしか体験できないゲームが満載の企画展「GAME ON ~ゲームってなんでおもしろい?~」。大人と子供が一緒に楽しめるイベントとなっているので、この機会に親子そろってお出かけになってみてはいかがでしょうか?
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企画展「GAME ON 〜ゲームってなんでおもしろい?〜」概要
期間:2016年3月2日(水)〜5月30日(月)
時間:10:00〜17:00(入場券の購入は閉館の30分前まで)
休館:毎週火曜日(ただし、3月29日、4月5日、5月3日は開館)
会場:日本科学未来館[東京・お台場] 1階 企画展示ゾーン
〒135-0064 東京都江東区青海2丁目3番6号
入場料:「一般」大人1500円/18歳以下750円(土曜日)650円
「団体」大人1200円/18歳以下600円(土曜日)520円 8名以上
※6歳以下の未就学児は無料
※常設展もご覧いただけます
※障がい者手帳所持者は当人および付き添い者1名ま無料
※ドームシアターは別料金
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