『艦これ改』一大ブームを巻き起こした艦隊型育成シミュレーションがPS Vitaにやってくる!【特集第1回/電撃PS】

0 0
『艦これ改』一大ブームを巻き起こした艦隊型育成シミュレーションがPS Vitaにやってくる!【特集第1回/電撃PS】

最近身の回りで「なのです!」とか「まあ、そうなるな」、「慢心してはダメ」など、意味ありげな言葉を耳にした覚えはないだろうか? はたまた、戦艦を調べようとネット検索すると黒髪の美少女がヒットしたり、歴史に興味を持たなかった友人知人が、急に第二次大戦期の兵器について語り出したり……。これらはすべて妖怪のせい……ではなく、とあるブラウザゲームがもたらした影響かも!?

ともあれまずは、予備知識のないPlayStation®ユーザー向けに、PS Vita専用ソフト『艦これ改』のベースとなった、ブラウザゲーム『艦隊これくしょん -艦これ-』(以下、『艦これ』)について解説していこう。

■艦艇を擬人化した美少女キャラを率いて、暁の水平線に勝利を刻め!

『艦これ』とは、古の艦艇をモチーフにした美少女キャラ・艦娘(かんむす)を率いて、謎の敵・深海棲艦(しんかいせいかん)から制海権を取り戻すべく戦う、PC向けのブラウザゲームだ。

2013年4月にサービスが始まり、現在公式サイトで公表されているユーザー数は350万人以上。ユーザーの増加にともない、20ものサーバー群で運営されている大人気タイトルとなっている。

~艦娘~

艤装(ぎそう)と呼ばれる専用装備を身にまとって、不気味な深海棲艦に立ち向かう女の子たちのことで、ゲーム的にはいわゆる”ユニット”にあたる。主に第二次大戦期・旧日本海軍の艦艇がモチーフとなっていて、近年ではドイツやイタリアなどの海外艦も戦列に加わり、200隻以上もの艦娘たちが提督との邂逅を待っている。

ちなみに、ゲーム序盤で手に入るレアリティの低い艦娘も、有効な戦力として使い続けられるなど、ソーシャルゲームとしてはかなり珍しいスタンスで運営されている。

左から、大和型1番艦 戦艦 大和(やまと)、吹雪型1番艦 駆逐艦 吹雪(ふぶき)、島風型1番艦 駆逐艦 島風(しまかぜ)

~深海棲艦~

艦娘の敵となる存在。一説には海深く沈んだ艦艇のなれの果てともささやかれているが、真相は謎に包まれている。艦娘同様、駆逐艦や軽巡洋艦、空母などバリエーションも豊富。定期的に開催されている期間限定イベントでは、艦娘の面影がうかがえる特殊な深海棲艦も登場する。

左から、空母ヲ級、重巡リ級

■『艦これ』の主なゲーム内容

オリジナルの『艦これ』には、現在これといったエンディングが存在しない。そのため、各海域(現在は6エリア、全29マップ)の攻略を進めて多くの艦娘と出会い、収集&育成することが主な遊び方となる。

さまざまな任務をこなしながら資源を貯め、自分のペースで海域攻略へと出撃。深海棲艦とのバトルは基本的に自動で、進撃と撤退の決断や陣形選択など、ここぞという判断が提督に委ねられる。

ちなみに、戦闘においてある一定の条件を満たすと、艦娘の轟沈が発生する(データから消えてしまう)。艦娘への感情移入のしやすさゆえか、戦力低下を嘆いてか、多くの提督は強烈な喪失感を味わうはめに……。この、負にまみれた感情さえも、提督同士で共有して盛り上がれる貴重な体験となっている。

■さまざまな巡り合わせも『艦これ』人気を後押し

サービス開始当初の『艦これ』の人気は、多くが口コミによるものだった。一部のミリタリーファンの間で話題に上り、さまざまなクリエイターの知るところとなる。彼らの手による二次創作作品は多くのゲーマーの目にもとまり、噂が噂を呼ぶ形で爆発的に人気が加速。

当初、着任(ゲーム開始)を希望するユーザー数は運営の予想をはるかに上回り、すぐに人数制限が掛けられる事態となる。以降、サーバーの増強に合わせて抽選という形で新規着任枠が解放されていく。『艦これ』の人気はゲームにとどまらず、模型業界を巻き込むなど思わぬところまで経済効果が波及する。

配信から3年経過した今もなお、期間限定イベントの開催時にはインターネットやSNSでも大きな盛り上がりを見せている。昨年のTVアニメ放映時には、さらに新規着任の提督が増加。現実でもフィリピン中央部にある海域・シブヤン海に着底した戦艦武蔵の発見や、かつての空母を思わせる自衛隊最大級の護衛艦「かが」の進水といったニュースも、『艦これ』がさらに盛り上がる一因になったのではないだろうか。

以上が『艦これ』の簡単な紹介となる。ミリタリーファンやSLG好きはもちろん、個性あふれる艦娘に心ひかれた人も必見! 間もなく発売されるPS Vita専用ソフト『艦これ改』では、ターン制をはじめさまざまな新要素を取り入れて、より戦略性の高い艦隊運用戦を楽しめる。

次回は、『艦これ』との違いを踏まえて、『艦これ改』の詳細なシステム紹介をお届けしよう。

上の写真は『艦これ改』のものです。

——————————————

艦これ改

・発売元:角川ゲームス
・フォーマット:PlayStation®Vita(PS Vita TV非対応)
・ジャンル:艦隊型育成ゲーム
・発売日:2016年2月18日(木)
・価格:パッケージ版 希望小売価格:5,800円+税
    ダウンロード版 販売価格:5,300円+税
    限定版 販売価格:9,800円+税
・CERO:C(15才以上対象)

——————————————

『艦これ改』の公式サイトはこちら

『艦これ改』ソフトウェアカタログはこちら

——————————————

©2016 DMM.com POWERCHORD STUDIO / C2 / KADOKAWA All Rights Reserved.

コメントの受付は終了しました。

お客様の生年月日を入力してください。

Date of birth fields