【特集第2回】ゲーム『進撃の巨人』──空中アクションの基礎は第104期生と学ぶ!

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【特集第2回】ゲーム『進撃の巨人』──空中アクションの基礎は第104期生と学ぶ!

累計5,000万部を超え全世界が震撼したメガヒットコミック「進撃の巨人」。原作、アニメの独特かつ魅力的な世界を忠実に再現したゲームがついに登場! 2月18日(木)発売予定のPlayStation®4/PlayStation®3/PlayStation®Vita用ソフトウェア『進撃の巨人』は、人類を食らう脅威「巨人」に立ち向かう主人公エレンたちの死闘を、まるでアニメの世界でキャラクターを操作しているような感覚で遊べる作品だ。

まずは最新PV第3弾をご覧になり、気分を「進撃の巨人」モードに切り替えていただきたい。

本作のメインモード「進撃モード」では「進撃の巨人」のアニメ一期までのストーリーを追体験することができるが、ゲームの序盤でも原作アニメと同様、故郷や親しい人々、そして母を巨人たちに殺された主人公エレンが、「第104期訓練兵団」で訓練を受ける姿が描かれる。

この場面において、プレイヤーもゲーム『進撃の巨人』の操作方法を学ぶことになる。アニメを知る人ならおなじみの第104期生の面々とともに、巨人と戦う術を体に叩き込まれるわけだ。

特集第2回は、アクション部分の詳しい解説に加え、第104期訓練生のキャラクターたちを紹介。また、ゲーム『進撃の巨人』に込められた開発スタッフの意図や思いを、プロデューサーであるコーエーテクモゲームスの鯉沼久史氏からいただいたので、合わせてお伝えする。

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前回の特集記事はこちら

【特集第1回】ゲーム『進撃の巨人』であの衝撃と絶望と歓喜を追体験! 2月18日、心臓を捧げよ!

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■いかにして巨人と戦うのか? その手段と感覚を学ぶ

実際のゲームでは「訓練地」にある、訓練用に用意された巨人の模型を相手に学ぶことになるが、今回は実戦の画像も使用しつつ、ゲーム『進撃の巨人』のアクション部分について解説していこう。

<STEP 1:アンカーを撃って移動する>
本作では普通のアクションゲームのように地上を移動することもできるが、メインの移動手段となるのは立体機動装置。立体機動装置のアンカーは□ボタンで撃ちだすことができ、□ボタンを押すと周囲にある建物や木、巨人の体めがけてアンカーが飛んでいく。

アンカーが何かに刺さると、キャラクターは引っ張られて空中に飛び上がり、アンカーの刺さった場所を支えにしつつ空中をある程度自由に動けるようになる。キャラクターが地面に落ちる前にアンカーを撃ち続ければ、ワイヤーの影響を受けた重力感のある独特な動きになるものの、左スティックで自在に移動することが可能。アニメさながらの空中移動を、シンプルな操作で行なえるというわけだ。

<STEP 2:ブーストをかけて一気に加速>
空中にいる状態で×ボタンを押すと、ブーストがかかり、キャラクターの動きが一気に加速する。ブーストは立体機動装置の原動力となる「ガス」を消費するので、ここぞというときにしよう。

<STEP 3:速度に乗って巨人を斬る>
そして巨人を攻撃する際は、まずターゲットを定める必要がある。PS4®やPS3®の場合はR1ボタン、PS Vitaの場合はRボタンで、近くにいる巨人をターゲットとしてロックオンできる。右スティックで攻撃する部位を変えられ、その部位は両腕、両足、うなじの全5箇所。巨人の攻撃を封じたいなら腕を狙い、巨人を転倒させたいなら足をロックオンしよう。

攻撃を成功させるコツは、ブーストと斬撃をタイミングよく行ない、スピードに乗って斬ること。充分なスピードが出たところに△ボタンで攻撃すれば、一気にダメージを与えられる。ただし、巨人がうなじを隠したり、体をひねってこちらに向き直っていたりすると、当然ながらうなじを攻撃することはできなくなる。ワイヤーを巻き取る前の位置取りや、巻き取りのタイミングに気を使うことも重要だ。巨人の攻撃をかいくぐり、うなじを削いだときの爽快感は格別!

また、これらの内容を踏まえたうえで、公式プレイ動画を見ていただくと、どんな操作が行なえるかをイメージしやすいはずだ。「基本操作」ではプレイ中に留意したいポイントやキャラクターのアクションを、「エリートプレイ」ではそれらを素早くこなすリヴァイ兵士長の勇姿を、それぞれ見ることができる。

【プロデューサーが語る開発秘話】
大切にした原作のエッセンスと遊びやすさへのこだわり

ゲーム『進撃の巨人』のアクションパートは、原作およびアニメのどんな魅力、どんな面白さを大切にしているのだろうか? 鯉沼久史プロデューサーに、その意図についてコメントいただいた。

●立体機動の見せ方や操作方法に苦心

ゲーム『進撃の巨人』では、重力の表現に苦労しました。立体機動装置は建物などにアンカーを刺して、ワイヤーを巻き取る力で空を移動するため、体が引っ張られている感じや、アニメさながらのカッコいいアクションを目指しました。結果、普段ゲームをされない方でもボタンひとつで気持ちよく立体機動ができる仕様が完成しています。

操作方法としては、最初は車で言うところの「マニュアル操作」だったのですが、やはり”誰でも気持ちよく立体機動ができるように”というポイントに立ち戻り、「オートマチック操作」に落ち着きました。普段あまりゲームをプレイされない方にはより簡単に、こだわりたい方には深くこだわって遊んでいただける仕様になったかと思います。

●諫山創先生のゲームへの思い

原作者である諫山創先生がゲームがお好きで、歯ごたえのあるゲームにしてほしいというリクエストをいただきました。普段ゲームを遊ばない方でも楽しめるものにしつつ、敵を倒す歯ごたえを高くして、先生の希望に応えるよう努めました。ゲーム性については、諫山先生にしっかり確認いただいています。

■おなじみの第104期生が勢ぞろい! キャラボイスもアニメそのまま!!

次は、ゲーム『進撃の巨人』に登場する、主な第104期生たちを紹介しよう。キャラクターボイスにはアニメと同じ豪華声優陣を迎えているので、アニメファンや声優ファンの方はアニメの名場面だけでなく、新たに追加された会話なども楽しむことができる!

第104期生のうち、プレイヤーが操作可能なのはエレン、ミカサ、アルミン、コニー、サシャ、ジャン、クリスタの7人。それぞれ身体能力が異なっているため、スピードや攻撃の威力が変わったり、覚えられるスキルなどはさまざま。キャラクターの個性が楽しめる。

また第104期生以外では、調査兵団のリヴァイ、ハンジ、エルヴィンを使用することが可能だ。

【プロデューサーが語る開発秘話】
原作サイドと一緒に作り上げたストーリー要素

ファンなら特に気になるストーリー要素について、開発側の声をお届けする。鯉沼久史プロデューサーに開発スタッフを代表してコメントをいただいた。

●原作やアニメで描かれた出来事の、裏側のエピソードも描かれる

アニメ『進撃の巨人』では、各話ごとにスポットの当たるキャラクターが変わっていましたよね。とすると、活躍が描かれていない人も、裏では何かを行なっていたはず。そういった”あのとき彼らは”という感じのエピソードをオリジナルで描いています。また、アニメ一期外となり、原作でもいまだ謎の存在とされる「獣の巨人」との戦闘やエピソードなども収録しています。

諫山先生や担当編集の方にも確認いただき、『進撃の巨人』のストーリーとして、しっかり仕上がっています。まったく新しい物語として、そういったところを厚めに収録してあるので、アニメを見た方でもまた新たな発見があると思います。割合で言うと、メインストーリーの全5章のうち1章が裏側のエピソード、もう1章がゲームオリジナルに該当します。そのため、3~4割程はゲームオリジナルのエピソードが楽しめるということになります。


◆エレン・イェーガー (CV:梶 裕貴)

強靭な精神力と非凡な行動力を持ち、壁の外の世界に人一倍憧れを持つ少年。将来は壁の外に出て、世界中を探検するという夢を抱いている。

◆ミカサ・アッカーマン (CV:石川 由依)

幼いころにエレンに命を救われて以来、ともに過ごしている。エレンを守りぬくことが全てであり、エレンからもらったマフラーをほぼ年中つけている。

◆アルミン・アルレルト (CV:井上 麻里奈)

エレン、ミカサの幼なじみ。博識で、エレンに壁外の世界を教えてくれた人物。体力がなく、臆病者である自分を嘆いている。名付け親は祖父。

◆コニー・スプリンガー (CV:下野 紘)

エレンの言葉に感化されて調査兵団に入団した、活発な性格のお調子者。単純で裏表がなく、喜びや怒りといった感情が表に出やすい。自称”天才”だが、場の空気が読めず、状況に流されやすい一面もある。

◆サシャ・ブラウス (CV:小林 ゆう)

常に敬語で話し、仲間内でのいさかいは避けるなど、一見すると温厚そうだが、実はかなり破天荒な性格。狩猟民族の出身で、並はずれた食い意地を誇り、厨房から食糧を盗み出してはよくつまみ食いしている。

◆ジャン・キルシュタイン (CV:谷山 紀章)

ニヒルで斜に構えた発言が目立つが、訓練兵団での成績は第6位だった実力者。エレンとは意見が合わず、ことあるごとに衝突している。巨人との戦いで大勢の仲間の死を目の当たりにしたことで、人間的に成長していく。

◆クリスタ・レンズ (CV:三上 枝織)

第104期訓練兵団の団員。同期の面倒を見る、心優しき少女。同期男子たちのアイドル。

◆ライナー・ブラウン (CV:細谷 佳正)

第104期訓練兵団の団員。強い精神力を持ち、仲間からの信頼も厚い。

◆ベルトルト・フーバー (CV:橋詰 知久)

第104期訓練兵団の団員。あらゆる技術をそつなくこなすが、積極性に欠ける一面も。

◆アニ・レオンハート (CV:嶋村 侑)

第104期訓練兵団の団員。いつも怖い顔をしているが、優しい一面も。本当に怒った顔は普段の比ではない。

◆ユミル (CV:藤田 咲)

第104期訓練兵団の団員。粗暴な態度だが、クリスタのことを溺愛している。

◆マルコ・ボット (CV:逢坂 良太)

第104期訓練兵団の団員。仲間と衝突しやすいジャンの露悪的な性格や特性にも前向きな理解を示しており、数少ない理解者になっている。

◆キース・シャーディス (CV:最上 嗣生)

第104期訓練兵団の教育を担当した教官。訓練兵に対し非常に厳しい態度で接する一方、個々人の特性・短所を適正に把握し、評価する人物。

■初回封入特典や豪華グッズ満載の『TREASURE BOX』をチェック!

ゲーム『進撃の巨人』には、初回封入特典として『エレン&リヴァイ「お掃除」コスチューム+「はたきブレード」早期解放シリアル』が封入される。主人公であるエレンとリヴァイ兵士長の衣装を、ゲーム開始時から使用可能。白いマスクに三角巾、はたき型のブレードを装備して、巨人との戦いに臨もう!

※ゲーム内で獲得できるアイテムの早期解放シリアルです。

また、ゲームソフトと豪華グッズを満載した限定版『TREASURE BOX』も同時発売される。ゲーム『進撃の巨人』のために描き起こされたビジュアルや設定資料などを収録した「公式調査記録集」、ゲームの世界を盛り上げるサウンドトラックを同梱。さらに、人気キャラクターがフルカラーでプリントされたマフラータオルや、エレン、ミカサ、リヴァイの3名をあしらった缶バッジ6個セット、さらにスピンオフアニメ作品「進撃!巨人中学校」のアルミンの限定コスチュームがダウンロードできるシリアルが付属する。いずれも『TREASURE BOX』でしか入手できないレアグッズなので、この機会をお見逃しなく!

※画像はイメージです。 ©中川沙樹・諫山創・講談社/「進撃!巨人中学校」製作委員会
※使用している画像はPlayStation®4版のものです。

<『進撃の巨人 TREASURE BOX』内容>
・ゲームソフト
・ゲーム『進撃の巨人』公式調査記録集
・ゲーム『進撃の巨人』サウンドトラック
・ゲーム『進撃の巨人』マフラータオル
・ゲーム「進撃の巨人」エレン/ミカサ/リヴァイ 缶バッジ2個セット(計6個)
・アルミン「進撃!巨人中学校」コスチュームダウンロードシリアル

ほかにも、店舗別の予約特典が多数用意されているので、公式サイトをチェックしておこう。

ゲーム『進撃の巨人』公式サイトはこちら


原作ファンなら一度は操ってみたいと思うか、その使い手に憧れたであろう立体機動装置。これを感覚的に使い、巨人を討伐できることは、本作の大きな魅力と言える。そしてゲームをプレイして物語を”体験”することで、より世界やキャラクターを身近に感じられるのも、ゲームならではの良さと言えるだろう。

次回特集第3回のテーマは、巨人の群れとの戦い。5年ぶりに巨人が現れたとき、エレンは、ミカサは、アルミンはどのように行動するのか? 原作、アニメで描かれる”巨人たちとの戦い”を、いかにゲームで味わえるかチェック!

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原作/諫山創「進撃の巨人」(講談社刊)
©諫山創・講談社/「進撃の巨人」製作委員会
©コーエーテクモゲームス

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