■全世界で100万本を売り上げた王道のファンタジーRPG!
スパイク・チュンソフトから今年PlayStation®4でリリース予定の本作は、ベルギーに拠点を構えるLarian Studios社制作のRPG。2002年に発売された第一作『ディヴァイン ディヴィニティ』以来、長い歴史を持つゲームシリーズであり、『ディヴィニティ:オリジナル・シン』は2013年にキックスターター(クラウドファウンディングによる資金調達)で支援者を募り、100万ドル近い支援金を達成して制作されたほどの人気作。
それほどのファンを持つ本作の魅力はどんなところにあるのか。それは、他のRPGに見られない戦略的なゲーム性にある。敵との位置取りや天候すらも戦闘に影響するなど……。そうした高いゲーム性が高く評価され、発売後は150以上のメディアアワードを受賞。全世界で100万本の売り上げを達成するほどの人気作となった。
満を持して発売となるPS4®版は、そのPC版より大幅にパワーアップした作品となるとのこと。期待せよ!
■2人のソースハンターをキャラメイクして事件の真相を追え!
プレイヤーは2人のソースハンターと呼ばれるキャラクターをキャラメイクし、本作の舞台となる港町・サイシールを訪れることになる。
ソースハンターとは「ソース」と呼ばれる未知のエネルギーと、そのエネルギーを悪用する「ソース使い」の双方を排除する目的のもと集ったメンバーのこと。
本作の主人公たちは「ソース」を排除する旅の途中で、港町・サイシールへとやってくる。町会議員の殺害にソースが関わっているのではないかと疑う依頼主の頼みを受け、調査に乗り出す彼らだが……。
ゲーム開始時に2人のソースハンターをキャラメイク。戦闘での戦い方が異なる「クラス」や、「性別」などを自由に決めることができる。男女ペアでも、そうでなくてもOKだ。
◆港町での犯人探しは思わぬ展開に……?
犯人探しに協力する主人公たちだが、この小さな港町は町会議員の殺人事件以外にもさまざまな問題を抱えていた。町は死霊たちに囲まれ、オークには襲撃され、怪物の駆除へ向かった兵士は誰一人として帰ってこないという。
殺人事件と関わりがあるのかわからないまま、主人公たちはそうした事件の調査も進めていく。やがて、事件の真相に強大な存在が絡んでいることを彼らは知ることになる。
小さな港町で起こった殺人事件の依頼。それは、とんでもない事件の入口にすぎなかった……。
■サイドクエストなど自由なプレイが楽しめる骨太RPG
本作の魅力のひとつはその自由度の高さとそれを支えるしっかりしたシステムにある。その一端をご紹介しよう。
◆ユニークなサブクエストがいっぱい!
殺人事件を追うメインクエストのほかに用意されたサイドクエストは、魅力的な内容のものが盛りだくさん。
このゲームならではの謎解きや、四方八方をトラップで囲まれるクエスト、猫の恋路を見守るおかしなクエストなどなど……。一見、バカバカしく思えるクエストでも、それが別の物語と繋がっている場合もあり、サイドクエストをクリアしていくだけでもゲームを楽しめること間違いなし。
人が集う酒場では、なにやら興味深いウワサ話も飛び交っている。彼らの話に耳を傾け、サブクエストを見つけてみよう。
◆クエストの解決方法はひとつじゃない
本作のもっとも大きな特徴は、クエスト攻略方法の多様さにある。攻略方法は必ずしもひとつではなく、たとえば事件の調査を依頼された場合、現場をくまなく調べて手がかりを探してもいいし、動物と会話できる能力があれば被害者のペットから詳しい話を聞くことだってできる。
たとえば容疑者の家を捜査したくなった場合、扉の鍵を探すのも手ではあるけれど、面倒だったら扉を破壊して侵入してもかまわない。それがのちのち問題になるかは……プレイヤーの行動次第といったところだろう。
プレイヤーが取得できるスキルの多様性といい、解決方法の自由さといい、TRPG(テーブルトークRPG)のような自由さが本作のウリのひとつ。
なんと猫との会話も可能!? 彼女から貴重な情報をゲット!
◆天候や位置取りを考慮に入れた戦略的なバトル
主人公のソースハンター2人と冒険者2人の、最大4人のパーティで冒険が可能な本作のゲームシステム。
本作の戦闘にはさまざまな要素がからみあっており、天候や戦略、アクションポイントや位置取りなどを考慮して戦うことが重要だ。たとえば敵を倒すと血だまりが発生するが、その上に立っていると電流を流された際に感電してしまう。
逆に、これを利用して相手を撃退することもできるため、そうした地形の利を考慮した戦いをすることで戦略の幅が広がるわけだ。
厳しい戦況も、地形や天候を利用して戦えば逆転も可能!?
◆多彩なスキルで好みのキャラクターを生み出そう
本作には前述した「動物と会話するスキル」をはじめとした数多くのスキルが存在し、プレイヤーはキャラクターの成長に応じてそれらのスキルを取得できる。
多彩な剣技や隠密スキル、攻撃呪文や回復呪文はもちろん、アイテム製作能力や精霊・動物の召喚術、雨を降らす呪文、遠くのオブジェクトを自由に移動させる念動術など、取得したスキル次第でゲームの進行を劇的に変化させるものもある。
使いやすいスキルを覚えるか、それともキャラクター性を重視するかはお好みで。
■マルチプレイや登場キャラクターと交流を深められる本作ならではの特徴も!
自由度の高さにとどまらない、本作ならではの特徴もある。それが、2人同時に遊べるマルチプレイと、プレイヤーの行動次第で多様に変化していく登場キャラクターとの関係だ。
◆オンラインでもオフラインでもマルチプレイが可能!
本作の大きな特徴のひとつに、オンラインでもオフラインプレイでも2人まで同時にゲームをプレイできる点がある。
一緒に協力して冒険を進めることもできれば、まったく別々の場所で別々の行動をとることも可能なシステムとなっており、本作の自由度の高さに驚くことうけあいだ。
二手に分かれて探索するもよし、別々のクエストを手分けしてクリアするもよし。これがオンラインでもオフラインでも可能なのだ。
片方が敵をひきつけて、その間に片方がクエストを進めるといった戦法もできる。
◆会話内容で変化するキャラクター同士の関係
ゲーム中はプレイヤーの選択によってキャラクターの性格やそれぞれの相性などが決定していく。キャラクター同士が友人同士になるか、あるいは互いにいがみ合う関係になるかは、すべてプレイヤーの選択次第というわけだ。
ちなみにマルチプレイの場合、プレイヤー間でその過程の会話を楽しむことも本作では可能。会話内容の選択はキャラクターのステータスにも影響を及ぼすため、軽率な発言は控えたいもの。どうしても意見が食い違ってまとまらないときは、なんとじゃんけんで決めることもできる!
RPGの選択肢のひとつとして、意見決めのじゃんけんができるとは驚きだ。勝っても負けても、恨みっこなし!
クエストの解決方法が複数あったり、地形や天候をプレイヤーの機転ひとつで有効利用できるなど、いわゆるTRPGに近いアナログゲームっぽさが魅力の本作『ディヴィニティ:オリジナル・シン エンハンスド・エディション』。ひと味違う「自由」を体験したいRPGファンは、ぜひ注目してほしい。
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ディヴィニティ:オリジナル・シン エンハンスド・エディション
発売元:スパイク・チュンソフト
対応プラットフォーム:PlayStation®4
ジャンル:RPG
発売日:2016年春発売予定
希望小売価格:未定
CERO審査予定
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『ディヴィニティ:オリジナル・シン エンハンスド・エディション』公式サイトはこちら
© 2015 Larian Studios and Focus Home Interactive. DIVINITY: ORIGINAL SIN ENHANCED EDITION is developed by Larian Studios. Published and distributed in Japan by Spike Chunsoft Co., Ltd. under license of Larian Studios and Focus Home Interactive. DIVINITY: ORIGINAL SIN ENHANCED EDITION and its logo are trademarks or registered trademarks of Larian Studios. Focus, Focus Home Interactive and its logos are trademarks or registered trademarks of Focus Home Interactive. All other trademarks or registered trademarks belong to their respective owners. All rights reserved.
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