やりこみ系ゲームに定評のある日本一ソフトウェアから、2016年3月17日(木)、新たなダンジョンRPGが登場する。PlayStation®Vita専用ソフトウェア『ルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団』は、一人称視点でマップを進む探索型のRPG。プレイヤーは”1冊の本”となり、魔女が生み出した”人形兵”を率いて瘴気にあふれた地下迷宮に挑んでいく。新たに公開されたキャラクターを紹介するとともに、世にも不思議な彼らの戦いに迫っていこう。
■魔女と対立する謎の青年が登場! 魔女と弟子のキャストも判明!!
プレイヤーは魔女が所有する1冊の本”妖路歴程”(ようろれきてい)。新たにわかったその素性、そしてプレイヤーの前に立ちはだかる謎の青年を紹介しよう。魔女とその弟子を演じるキャストも明らかに!
◆レキテイ
プレイヤーの分身である”妖路歴程(ようろれきてい)”、通称レキテイ。かつて地下迷宮に挑み、その奥底から帰還した男が書き残したとされる伝説の書物。呪われた書物とも呼ばれており、長い間、その所在が不明となっていた。いずこから入手したのか、魔女ドロニアの手によって、辺境の街ルフラン市へと持ち込まれることになった。
本来はただの”曰くつきの書物”であったが、ドロニアたちが街に到着する少し前、突如”何者かの魂”が書物に宿り、意思を持つ書物へと変貌。臙脂色の装丁が施されていた表紙には、目や口と思われる部位が発現し、意思とともにさまざまな動きを取るようになった。
◆ドロニア (左)
CV:仙台エリ
黒い装束に身を包んだ、黒髪と美貌を持つ魔女。王に仕える宮廷魔女で、その赤と青の目の色から、夕闇の魔女と呼ばれおり、自らを”バーバ・ヤーガ”と名乗っている。街では魔女であることを隠すため、人形劇の一座の座長を装っている。
◆ルカ (右)
CV:種﨑敦美
夕闇の魔女ドロニアの弟子で一緒に旅をしている。元気で明るく、泣いたり笑ったりと表情がくるくる変わる。人形劇では広場に集まった子供達にお菓子を配るのが仕事。
◆ネルド
CV:福島 潤
地下迷宮で出会う謎の青年。銀髪で、腰に刀剣をたずさえている。ドロニア達がルフラン市にある地下迷宮を調査することを快く思っておらず、対立することになる。刀剣術を得意とする武闘派。
■魔女が作り出す無数の人形兵
地下迷宮は瘴気で溢れており、命あるものは半時として生きてはいられない。迷宮に潜ることができるのは、伝説の書──”妖路歴程”に魂を宿すプレイヤーと、魔女が作り出した無数の”人形兵”だけだ。
人形兵には職業が設定されており、職業ごとに武装や所持する能力に違いがある。また、メイル(男)型、フィメイル(女)型が存在し、見た目も大きく異なる。プレイヤーは職業をはじめとする人形兵のパラメータを設定し、迷宮攻略に必要な旅団の兵たちを自らの手で作り上げていくこととなる。前回紹介したアステルナイト、シノブシに続き、今回は4つの職業を紹介しよう。
◆シアトリカルスター
都市の大劇場で活躍する舞台役者であり踊り子。華やかな”舞”と両手に持った”呪鐘(じゅしょう)”による状態異常攻撃で、旅団を後方からサポートする。また、その外見や振る舞いから仲間との良好な関係を築きやすく、連携攻撃にも適している戦場の花。
◆ピアフォートレス
全身鎧で身を固めた、防御特化の重歩兵。”戦術甲”と呼ばれる武装を得意とし、”守りこそ最大の攻撃”を信条とした防御からの攻撃展開に秀でている。最前線で仲間を守りつつ機会を伺い反撃のチャンスを作る、攻撃の起点的な役割を得意とするディフェンダー。
◆マージナルメイズ
ドナムと呼ばれる術を得意とするファセット(人形兵のタイプ)で、カヴンに1人でもいれば、威力や消費量に補正がつくスキルを有する。”蝕台”と呼ばれる得意武器には焔、泥、霧の魔撃属性(攻撃属性)が付加している場合が多く、前衛後衛どちらでも活躍が期待できる万能型人形兵。
◆マッドラプター
“百花弓”と呼ばれる、魔撃属性・焔、泥、霧の攻撃を撃ちだす武器を操り、戦場を駆け抜ける狩人。後衛で身を隠しつつ、敵に大ダメージを与えることを得意とする。打たれ弱いため前衛には向かないが、後衛から確実に敵をしとめる後衛型アタッカーのファセット。
■魔女の兵団”カヴン”を編成し、古の古代迷宮へ!
迷宮には”カヴン”と呼ばれる、複数の人形兵で構成された兵団を率いて挑む。カヴンは最大5つを同時に引き連れることができ、所属する人形兵の数や能力に応じて戦力が変化する。魔女の馬車小屋(拠点)でいくつもの人形兵を作成し、迷宮に出撃させるカヴンを編成していこう。
【カヴンの編成とカヴン結魂書】
カヴンの編成には、何体かの人形兵と”カヴン結魂書”と呼ばれる人形兵の登録書(アイテム)が必要になる。カヴン結魂書にはカヴンに登録できる人形兵の数や配置場所、配置によって生まれる特殊効果などが記載されており、編成するカヴンの特徴を決定づける。カヴン結魂書にはさまざまな種類があり、ゲーム進行をはじめ、迷宮の敵ドロップや宝箱から入手することが可能だ。
【アタッカーとサポーターを配置】
カヴンに所属する人形兵は、配置によって “アタッカー”と”サポーター”に分かれる。アタッカーは直接戦闘に参加し、敵の撃破を目指す。一方、サポーターは後方支援を担当し、カヴンの強化・補助を担うことになる。カヴン結魂書の内容次第では、アタッカーには最大3人、サポーターには最大5人の人形兵が配置でき、合計で最大8人をカヴンに所属できる。
【人形兵の配置とカヴンの性能】
カヴンにはそれぞれ、配置に応じて発動する効果が存在する。アタッカー位置には攻撃に関わる効果が、サポーター位置には支援・補助に関わる効果が多く設定されており、中には厳しい”配置条件”が設定されているものもある。カヴンによっては、所属可能数が少なくても配置効果が非常に高く、アタッカー1人のカヴンが他のカヴンの性能を上回る……ということも。
■複数の“カヴン“を指揮し、最大40人のキャラクターを率いて戦う
戦闘では最大5つのカヴンを指揮し、敵と攻防を繰り広げる。カヴンの組み合わせ次第では、最大40人(カヴンの最大数5×所属最大数8人)ものキャラクターが戦闘に関与できる。それぞれのカヴンに的確な指示を飛ばし、敵の殲滅を目指そう。
【カヴンによる戦闘の流れ】
プレイヤーは基本的に”カヴン単位”で指示を出し、攻撃など、さまざまな戦闘行動を指揮していく。すべてのカヴンに指示が行きわたると、戦闘開始。攻撃時はカヴンごとに、所属するアタッカーたちが一丸となって総攻撃を仕掛ける。敵へのダメージは個々のキャラクターの装備や能力、配置による特殊効果によって変動する。
【ほかにも多彩な戦闘要素が!】
<特殊技”ドナム”>
“ドナム”は、カヴン単位で発動可能な特殊技。複数の敵に大ダメージを与えるものから、状態異常、能力強化、治癒効果といった多彩なドナムまで存在する。ドナムはカヴンが習得し、戦闘を繰り返してカヴンが成長していくことで新たなドナムが使用可能となるうえ、カヴンによって習得するドナムも異なる。ドナムの中には”味方を戦闘不能にする”、”敵にとどめを刺す”など、代償や特定の行動を発動条件とする特殊なものもある。
<味方との”共振”>
味方が通常攻撃行なった際、続けて別の味方が通常攻撃を実行していると、その直前に行動した味方と”共振”することがある。共振が起きると味方の攻撃が強化され、敵へのダメージが大きく上昇する。
<部位を破壊する”クリティカルゴア”>
敵に攻撃した際、”クリティカル”が発生すると、敵の部位のいずれかが”破壊(ロスト)”される。これを”クリティカルゴア”と呼び、部位をロストした敵は能力を大きく低下させる。
クリティカルの発生には、カヴンの能力のほか多くの要素が関わっており、できるだけ発生を狙って戦いを有利にする……というのも戦略として重要になる。ただし、クリティカルゴアは味方にも発生し、キャラクターやカヴンの能力を大きく低下させることも。頭部をロストした場合は一撃で戦闘不能になるため、敵のクリティカルゴアの発生には十分注意する必要がある。なお、人形兵は手足を失っても戦い続けることが可能だ。拠点に戻れば、失った部位が頭部でも手足でも、魔女が代わりの部位を付けて修復してくれる。
<陣形、フォーメーション>
戦闘に参加しているカヴンは、前衛と後衛に分かれることでフォーメーション、”陣形”を組んで戦うことができる。陣形にはいくつかの”型”があり、型に応じてさまざまな効果が発動する。すべてのカヴンを前衛に配置した”攻撃特化”型の陣形、左右両端のみを前衛とした”挟撃”型、ひとつのカヴンを後衛にして守るように戦う”護衛”型など、バリエーションは多岐にわたる。
カヴンの編成、戦闘でのフォーメーションなど、高い戦略性が明らかに! これまでの日本一ソフトウェア作品と同様、とことん遊び込めるRPGに期待しよう。
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ルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団
・発売元:日本一ソフトウェア
・フォーマット:PlayStation®Vita
・ジャンル:RPG
・発売日:2016年3月17日(木)予定
・価格
通常版 希望小売価格:5,980円+税
限定版 希望小売価格:7,980円+税
ダウンロード版 販売価格:4,762円+税
・CERO:審査予定
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