『Tearaway PlayStation®4』を遊んでみた! PS4®の機能を徹底フル活用した遊びの魅力に迫る!【前編】

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『Tearaway PlayStation®4』を遊んでみた! PS4®の機能を徹底フル活用した遊びの魅力に迫る!【前編】

2013年12月に発売されたPlayStation®Vita専用ソフトウェア『Tearaway ~はがれた世界の大冒険~』は、紙の世界を旅するアクションアドベンチャー。すべてがペーパークラフトでできた不思議な世界観、背面タッチパッドやカメラなどPS Vitaの機能をフル活用したアクションが高く評価され、数々のアワードを受賞した人気タイトルだ。開発を手がけたのは、「リトルビッグプラネット」シリーズでおなじみのメディアモレキュール。10月1日(木)に発売される『Tearaway PlayStation®4』も、彼らが制作している。

PS Vita版に続き、PS4®版でも舞台となるのは紙の世界。ある時、紙の世界から封筒の形をした小さな旅びとが現われ、現実世界にいるプレイヤー=かみサマにメッセージを届けたいと申し出る。とはいえ、紙の世界から現実世界に手紙を届けるのは簡単なことではない。一度はチャレンジしたものの、そのせいで太陽がはがれ、空に開いた穴から”スクラッピー”がなだれこんできてしまう……!! 

かくしてプレイヤーは、封筒の形をしたイオタとアトイのいずれかを相棒に選び、冒険をサポートすることに。フルHD解像度(1080p)に対応したグラフィックで、さらに美しく生まれ変わった紙の世界へ旅立とう!

■もはやリメイクの域を越えた完全新作!? PS4®版プレイインプレッション

【PS4®の機能全部入り! ほぼすべての操作をリニューアル】

PS Vita版『Tearaway~はがれた世界の大冒険~』と言えば、タッチスクリーンに触れて仕掛けを動かしたり、背面タッチパッドをタップして地面を突き破ったり、PS Vita本体を傾けて紙の世界を揺らしたりと、ハードの機能をフル活用したアクションが魅力のひとつ。PS4®版でも、もちろん”ハードの機能を活かす”というコンセプトは継承されている。しかも、これが予想を大きく超えた使い方! タッチパッドやライトバーをフルに使い、敵であるスクラッピーの撃退法、紙の世界への介入の仕方も一新されている。これぞPS4®だからできる、まったく新しい「Tearaway」! では、ひとつひとつの操作についてレポートしていこう。

【敵を誘導したり、植物を育てたり、ライトバーが大活躍!】

プレイを始めて、まず驚かされるのがライトバーを使った操作。PS Vita版ではジャンプやローリングで攻撃したり、気絶した敵を放り投げたりしていたが、PS4®版ではライトバーを使って敵を倒すシステムになっている。L2またはR2ボタンを押しながらDUALSHOCK®4のライトバーをモニターに向けると、その場所にスポットライトのような光が当たる。敵のスクラッピーは光るところに集まるため、光を使って敵を引き寄せ、ライトバーを動かして好きな場所へ誘導できる。穴に落としたり、仕掛けまで導いたりすれば見事撃退! たくさんの敵を引き付けて一網打尽にできるため、爽快感も抜群だ。なお、敵キャラのスクラッピーだけでなく、相棒のイオタやアトイも光を使った誘導が可能だ。

ライトバーの活用法はこれだけではない。太陽がはがれた紙の世界を照らせば、暗がりを明るくしたり、植物を成長させたりできる。世界に光を当てて草木が芽生えれば、コイン代わりの「紙のかけら」が手に入ることも。また、植物の葉を大きく育てれば、次の場所へ行く足掛かりにもできる。

これまでにもライトバーを使うゲームはあったが、ここまで活用頻度が高く、しかも効果的に使ったケースは珍しい。なによりも、「自分自身の手で世界に光をもたらす」という行為自体が全能感にあふれ、かみサマ気分を大いに味わわせてくれる。

【タッチパッドをフリックして風を起こせ】

PS4®版で新たに導入されたアクションは、それだけではない。”光”に続いて紹介するのは”風”。DUALSHOCK®4のタッチパッドをフリックすると、その方向に向けて大いなる風を起こすことができるのだ。例えばスクラッピーがジャンプした瞬間にプレイヤーが風を起こすと、スクラッピーはその方向へ飛ばされてゆく。タイミングと風向きさえ合えば、ステージ外へ放り出してやっつけられるというわけだ。

また、風の力を使えば、紙の世界のモノを動かすこともできる。垂れた旗が行く手を阻んでいたら、風で旗を舞い上げて通路を作るなど、活用方法はさまざま。今回は試すことができなかったが、イオタやアオイを紙飛行機に乗せて大空高く舞い上がることもできるようだ。こちらも光を当てるライトバー同様、かみサマ気分を高めてくれるアクションだ。

【タッチパッドを使って、大きくジャンプ!】

「Tearaway」の世界には、ドラムスキンというトランポリンのようなジャンプ台が存在する。PS Vita版ではイオタやアオイをドラムスキンに乗せ、背面タッチパッドを下からタップすると大きく跳ね上がることができた。PS4®版では、この操作をDUALSHOCK®4のタッチパッドが担うことに。タッチパッドを軽く押し込み、指を離すとその反動でイオタやアトイが大きくジャンプ! PS Vita版は太鼓を叩くようにタップしていたが、PS4®版ではバネを縮ませてから力を解き放つようなアクションに変わっており、操作感も少々変わった印象。ドラムスキンによる連続ジャンプでは、スリルと爽快感を同時に味わうことができた。

【カメラで外の世界を取り込もう】

PS Vita版同様、PS4®版でもカメラを使ったお楽しみが用意されている。PlayStation®Cameraを使えば、現実世界のモノを紙の世界に取り込むことが可能。その好例が、かみサマの顔だ。カメラを接続しておくと、プレイヤー=かみサマの顔がゲーム内に出現。はがれた太陽から、紙の世界を覗きこんでいるかのような気分が味わえる。夢中でプレイしていると不意に間の抜けた顔がモニターに映し出されるのでドキッとするが、それも一興。もちろんPlayStation®Cameraを持っていなくても、プレイに支障はないのでご安心を。

【アプリを使って主人公をデコレート】

イオタやアトイは、紙のデコレーションを使って自由にカスタマイズできる。ゲーム内で手に入る「紙のかけら」を使ってパーツを購入できるほか、自分でパーツをデザインして切り貼りできるのもうれしい。PS4®版ではDUALSHOCK®4のタッチパッドを使ってパーツを作れるうえ、スマートフォンやタブレットで使えるコンパニオンアプリも用意。小さなタッチパッドで細かいパーツをデザインするのは難しいが、タブレットなら手の込んだ飾りも作れそうだ。

なお、このアプリを使えばPlayStation®Cameraがなくても、スマートフォンやタブレットのカメラを使って外の世界のモノをゲームに取り込むこともできるようだ。リリース前なので試すことはできなかったが、このアプリ、幅広い局面で役立ちそうだ。

【PS4®版はかみサマ感”が大きくアップ!

操作が変わったことにより、ゲーム全体の印象も大きく変化している。PS Vita版は紙の世界を手の中に包み込み、指で紙を突き破ったりタッチで仕掛けを動かしたりして遊ぶため、ジオラマや小さな絵本を覗きこんでいるような印象。ちょこちょこ動くイオタやアトイもかわいらしく、コンパクトで愛すべき世界を堪能することができた。

一方PS4®版では、暗闇に光をもたらしたり風を起こしたりと、世界への介入の仕方がよりダイナミックに。プレイヤーがタッチパッドをひと撫でするだけでマップ全体に風が吹き渡るなど、かみサマにしかできない迫力あふれるアクションや演出が楽しめる。単にモニターが大きくなっただけではなく、プレイ感そのものがスケールアップ。PS Vita版未体験の人はもちろん、前作を遊びこんだプレイヤーこそ新鮮な驚きを味わえるはずだ。


“かみサマ感”がアップし、よりダイナミックに生まれ変わった『Tearaway PlayStation®4』。プレイインプレッション後編では、新しくなったステージやチャレンジについてお届けしよう。


■早期購入特典はオフィシャルサウンドトラックを含めた
 ダウンロードコンテンツのプロダクトコード!

早期購入特典として、初めて本作の世界へ触れるプレイヤーはもちろん、すでにPS Vita版をプレイしたことのあるプレイヤーも満足できる豪華特典が付属! PS4®で視聴可能なオフィシャルサウンドトラックを含め、コスチュームセットやカスタムデコレーションといったコンテンツをダウンロードできるプロダクトコードが封入されます。

<早期購入特典内容>
・オフィシャルサウンドトラック
・『テガミ』がつける金色の葉っぱ・切手
・『風ノ旅ビト』と『GOD OF WAR』がテーマの豪華コスチュームセット2種
・カスタムデコレーション15種
・「リトルビッグプラネット」シリーズの「リビッツ」のペーパークラフトテンプレート

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Tearaway PlayStation®4

・配信元:ソニー・コンピュータエンタテインメント
・フォーマット:PlayStation®4
・ジャンル:アクションアドベンチャー
・発売日:2015年10月1日(木)
・販売価格:4,900円+税 ダウンロード版 販売価格:3,900円+税
・CERO:A(全年齢対象)

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『Tearaway PlayStation®4』公式サイトはこちら

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©Sony Computer Entertainment Europe. Developed by Media Molecule.

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