累計220万本を超えた「ドラゴンズドグマ」シリーズの最新作として、オンライン専用タイトルに生まれ変わった『ドラゴンズドグマ オンライン』。この大注目タイトルを世界最速で実際に体験できるスペシャルなイベント、「『ドラゴンズドグマ オンライン』最速体験ツアー」が、抽選を突破した一般ユーザーを招待して開催された。
会場のイベントフロアでは、本作のキャラクターやコンセプトアートパネル、さらには『ドラゴンズドグマ』、『ドラゴンズドグマ:ダークアリズン』の各種グッズを展示。その数はおよそ60点にのぼり、『ドラゴンズドグマ』シリーズの壮大な世界観に触れた参加者の期待は早くも最高潮に!
■プレス回では登壇者から次々と期待のコメントが!
一般ユーザー向けの体験会に先立って行なわれたプレス回には、小野義徳さん(カプコン 執行役員 CS第二開発統括)、盛田厚(ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンアジア(SCEJA) プレジデント)、浜村弘一さん(KADOKAWA・DWANGO 取締役)が登場。『ドラゴンズドグマ オンライン』への思いを、それぞれの立場からコメントした。
小野さんは「オンラインゲームというフィールドでいえば、我々は『モンスターハンター フロンティア』というタイトルをPlayStation®3やPCのフォーマットを通して8年目を迎えています。今回「ドラゴンズドグマ」シリーズをオンライン専用タイトルとすることになりまして、このシリーズは本来、オンラインのフィールドに行きつくはずだったというスタッフ間の意見を詰めた結果、実現したものだと思っています。8年のオンラインタイトル運営で培ったノウハウを『ドラゴンズドグマ オンライン』に注ぎ、新しい形のオンラインサービスを提供していきたいです」と述べ、本サービスを充実させていくことを力強く宣言した。
カプコン 小野義徳さん
盛田からは「今年に入ってPlayStation®4が大変盛り上がってきており、販売数も伸びてきています。ネットワークへの高い親和性を持つプラットフォームということで訴求してきましたが、ネットワークゲームを楽しむユーザーが増えたことが影響しているのだと思います。人と人のつながり、自分がいる場所と世界とのつながり、そういう新しい楽しみを訴求していくなかで、『ドラゴンズドグマ オンライン』はその代表的タイトルのひとつになると思っていますので、とても期待しています」との言葉が。プレイステーション®プラットフォームの盛り上げに、本作が重要な存在であることを印象づけた。
SCEJA 盛田厚プレジデント
最後に浜村さんが「PS4™はプレイステーション®プラットフォーム史上、最速のスピードで普及を広めており、海外では日本よりも強いムーブメントが起こっています。この差はタイトルが出揃うタイミングの違いだと思っていますが、ついに国内のラインナップが追い付いてきました。しかも「ドラゴンズドグマ」シリーズのようなタイトルが、PS4™が最も強いオンラインの部分で登場するわけですから、嬉しいくらいに期待が高まっています。『ドラゴンズドグマ オンライン』はPS4™の販売を引っ張っていく存在だと思っていますので、責任が重いタイトルですね(笑)」とコメント。
盛田、小野さん、浜村さんの言葉は、『ドラゴンズドグマ オンライン』が今後のオンラインゲームシーン、そしてプレイステーション®プラットフォームを牽引するタイトルになることへの期待の大きさが感じられるものだった。
KADOKAWA・DWANGO 浜村弘一さん
■制作陣が登場して世界最速体験プレイがスタート!!
午後になると、多数の応募の中から抽選を突破した幸運なユーザーが続々と会場に到着。4名ずつチームを組み、フィールドを探索するかのようにイベントフロア内の展示物スポットを見学した。このチームは体験プレイでパーティを組むことになるため、事前のコミュニケーションでゲームでの連携もバッチリ!?
会場のテンションが上がってきたところで、いよいよイベントが始まり、まずは松川美苗プロデューサーと木下研人ディレクターが登壇。集まったユーザーに感謝の挨拶を述べたあと、両名による『ドラゴンズドグマ オンライン』の解説が行われた。木下ディレクターは「「ドラゴンズドグマ」シリーズと同じくアクションRPGをベースとして、アクションと冒険の部分が醍醐味です。さらにプレイヤー同士の交流やランキングなどのゲーム内イベント、物価が変動するバザーといったように、オンラインならではのコミュニティや日々変化する要素でお楽しみいただけます」と紹介。ユーザーはその内容に耳を傾けながらも、このあとの体験プレイへの期待をかき立てられて落ち着かない様子も?
カプコン 松川美苗プロデューサー
カプコン 木下研人ディレクター
オープニングステージの終了後、ユーザーが待ちに待った最速体験プレイがスタート! チームの4名がファイター、ハンター、プリースト、シールドセージの4種類のジョブからそれぞれの担当を決め、まずはゴブリン討伐に出発。ジョブの特性に応じた操作と戦い方をチェックしながら、うるさい小型敵を掃討していく。続いて出現したのは、ゴブリンよりもやや強力なオーク。しかし、参加者のほぼ全員が「ドラゴンズドグマ」シリーズの経験者だけあって、各チームとも次々と突破に成功!
次の目標はサイクロプスの討伐。攻撃力が高く、一筋縄ではいかない大型敵だ。しがみついて攻撃しようにも、怒り状態になって暴れるサイクロプスに苦戦するチームが続出する中、ここでジョブの特殊スキルを発動! まずはシールドセージが”アトラクト”を使い、サイクロプスを自分に引き付けて隙を作る。サイクロプスの怒り状態に対してはプリーストの出番。”ヒールオーラ”でサイクロプスの”シークレットコア”を探し出し、この弱点を攻撃することで怒り状態のスタミナを減らすことができるのだ。
チームの連携でサイクロプスを撃破し、マルチプレイの醍醐味を体験したあとは休息地のテル村へ。ここにはポーンが過ごしていたり、礎やショップがあったりと、『ドラゴンズドグマ オンライン』の世界の一部を見ることができる。
テル村での休息を終え、最後は今回の体験プレイの最大目標、スフィンクスの討伐に向かう。スフィンクスはサイクロプスを凌駕する強さを持ち、決定的なダメージを与えられずにいたが、ダウンさせてからの集中攻撃で形勢は一変。コツをつかんだチームがついにスフィンクスを討伐し、会場に一際大きな歓声が沸いた。ユーザー向けのイベントは2部制で行われたが、この第1部では最終的に参加8チーム中6チームがスフィンクスの討伐に成功。最後の6チーム目は時間ぎりぎりで討伐して会場全体から祝福されるなど大いに盛り上がり、チームの連携、大型敵との戦闘という『ドラゴンズドグマ オンライン』の魅力が詰まった体験プレイは、あっという間に終了の時間を迎えた。
■最新トレーラーには新たなジョブの姿が!
体験プレイ後は松川プロデューサーと木下ディレクターが再び登壇。松川プロデューサーがプレイを終えたユーザーに「いかがでしたか?」と質問すると、納得の満足感を示す大きな拍手で迎えられた。
ユーザーとの意見交換ではフィールドの広さについて質問が上がり、木下ディレクターが「『ドラゴンズドグマ』の約3倍の広さです。オンラインの冒険をたっぷり楽しんでほしいので、大風呂敷を広げたつもりで頑張っています」とコメントした。また、プレイヤー同士が対戦するシステムについては「まずは、みんなが協力して楽しむゲームを確立することが先決です。対戦プレイは将来的に実装する可能性もありますが、協力プレイを楽しんでもらったうえで、対戦でも遊びたいという意見が湧き上がってきたときに検討していきたいです」(木下ディレクター)と回答。制作の現場とユーザーが直接意見を交換させる時間は、お互いにとって非常に貴重な機会となったようだった。
その後のステージはトークセッションに移行し、スペシャルゲストとしてプレコミュカフェのパーソナリティーとしても活躍する作家の渡辺浩弐さんと、本作でヴァネッサを演じた声優の田中敦子さんが登場。
渡辺さんは「「ドラゴンズドグマ」シリーズはプレコミュカフェでの紹介などで関わりがあって、昨日は久しぶりにプレイしてみました。久しぶりすぎて、ヒロインに誰を選んでいたかすっかり忘れてしまっていましたが(笑)、またこの世界に戻ってきたんだなと、感慨深いものがありましたね」と、『ドラゴンズドグマ オンライン』で新しい冒険を始められることへの期待感を述べた。
田中さんは、自身が演じたキャラクターのヴァネッサについて、「事前にイラストを拝見して収録を進めていましたが、動いている姿が完成しているのを見てシビレましたね。気品ある強い女性ファイターが鎧をまとったフォルムは、とにかくカッコよかったです」とコメント。実は木下ディレクターの熱烈な希望で田中さんへのオファーが出されたとのことで、「収録現場を見たときは、僕もシビレましたし、キャラクターデザイナーも大喜びでした」と、イメージどおりのキャラクターに仕上がっていることを披露した。
続いて新規映像の公開が行われ、まずはPS4™版とPS3®版の比較映像がモニターに映し出されると、ユーザーから驚きの声が。「PS4™はグラフィックの処理性能が高いので、フィールドの草木の細かな表現、そして世界の広がりや奥行きをより感じられるようになっています。また、PS4™版はキャラクターの動きが非常に滑らかですね!」との木下ディレクターの解説に、渡辺さんは「PS3®版もすごいと感じましたが、PS4™版の映像を見るとこっちをプレイしたくなっちゃいますね。空間のきめ細やかさや、キャラクターの表情も血色よく見えるようですよ」と、その違いに驚きの様子だった。
さらに最新の3rdトレーラー映像も披露され、ここにはシーカーとソーサラーという新ジョブの姿まで! 木下ディレクターによれば「シーカーは、スピーディな動きの気持ちよさを味わってもらえるジョブです。ワイヤーをひっかけて、つかんで連撃を決めるような攻撃が得意なので、ぜひワイヤーアクションを試していただきたいですね」とのこと。一方のソーサラーは、5属性の大魔法を操るアタッカージョブ。「強力な魔法なのでサクッと発動できるわけではなく、詠唱行動が必要です。”スペリング”という追加操作で魔法の威力をさらにアップできるので、発動するか溜めるか、戦場での駆け引きも楽しめると思います」(松川プロデューサー)との説明もあり、すでに公開されている4種類のジョブと合わせて6種類のジョブが揃い、さらなる期待感に会場が沸いた。
渡辺浩弐さん
田中敦子さん
■PS4™版の8人プレイも世界初公開!
PS4™版との比較映像で期待が高まる中、松川プロデューサーから粋な計らいが。なんと、こちらも世界初公開となるPS4™版のデモプレイを披露することになったのだ! この日のために練習を積んできたという精鋭スタッフ8名の準備が完了すると、田中さんが「オーク相手に情けは不要!」というヴァネッサの勇ましいセリフを生アテレコ。会場がさらなる興奮に包まれ、デモプレイがスタートした。
このデモプレイは、「グリッデン砦攻防戦」というイベント戦が舞台。砦に侵入するオークや、アーマーサイクロプスを討伐することが目的で、8人マルチプレイによる迫力の乱戦が繰り広げられる。PS3®版でも8人マルチプレイは楽しめるが、PS4™版のクリアなグラフィックと滑らかなアクションにはユーザーから感嘆の声が上がり、とくにアーマーサイクロプスに8人で襲い掛かるクライマックスの場面でテンションが最大に。また、プレイ中も田中さん演じるヴァネッサの生アテレコでプレイスタッフを鼓舞し、大興奮の中、デモプレイが披露された。
松川プロデューサーは「心配もありましたが、うまく動いてくれてホッとしました」と胸をなで下ろしていたが、PS4™版のグラフィックパワーを生かした『ドラゴンズドグマ オンライン』の迫力シーンに、ユーザーはすっかり魅了されていた。
■アルファテストの実施内容も決定!
イベントの最後には、谷中政基運営プロデューサーが登場し、ユーザーにまたもやうれしいニュースをお知らせ! 待望のアルファテスト実施が決定し、その具体的内容が次々と明らかになったのだ。アルファテストの内容は、『ドラゴンズドグマ オンライン』アルファテスト応募サイトをチェック。応募の受け付けは4月7日からPlayStation®Storeで始まるので、『ドラゴンズドグマ オンライン』をいち早く体験したい人はぜひ応募しよう!
谷中運営プロデューサーは「みんなで作るオンラインゲームをモットーにしています。アルファテストに応募していただいたみなさんからの意見を反映させて、楽しいゲームに仕上げていきたいですね」と述べた。
最後に木下ディレクターは「実際にプレイしてもらう機会ができて、我々としてもいよいよという気持ちになってきました。5年、10年と長く楽しんでもらえるようにしていきたいと思います」とコメントし、松川プロデューサーも「今日お集まりになっていただいたユーザーのみなさんには、「ドラゴンズドグマ」シリーズをプレイしてくださっている方がたくさんいて、そのみなさんに今日『ドラゴンズドグマ オンライン』をプレイしていただいたことがうれしく、シリーズを続けることの感慨深さを感じています。ぜひご期待ください」と挨拶し、内容満載のイベントは幕を閉じた。
カプコン 谷中政基 運営プロデューサー
イベント終了後、参加したユーザーに、実際にプレイしたうえでの感想をアンケート。以下のようにマルチプレイでの協力アクション部分に対して満足した意見が聞かれ、PS4™版への期待も多く寄せられた。
・他のプレイヤーとの協力が不可欠な点にやりがいを感じました
・アクション性も高かったので長くやり込めそう
・即席パーティでの冒険はオンラインゲームの醍醐味なので、それを体験できて良かった
・操作がほとんど変わっていなくて良かった。もっとプレイしたい!
・エモートなどのコミュニケーションも多くとれるとうれしい
・久しぶりに遊んだけれどほぼ同じ感覚で遊べてびっくりした。日本でこういうサービスは他にないので長期にわたってサービスして欲しい
・長い間ドグマの続きを待っていた甲斐がありました。早くPS4™でプレイしたいです
・画面もキレイだし、動きも良い! 早くいろいろな人とプレイしたい
・アクション要素が強めなのでラグを心配したけど、思ったよりスムーズに戦闘ができて楽しかった
・広い世界、動き回るキャラクターに胸躍るわくわくがありました
・直感的にシンプルな操作できる点がとても遊びやすかった
・開発の方から生の声が聞けて、ゲストの方のお話もわくわくするもので、とてもよかった
・もっとプレイしたかったので、アルファテストには非常に期待しています!
『ドラゴンズドグマ オンライン』アルファテスト応募サイトはこちら
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