PlayStation®4専用の完全新作アクションRPG『Bloodborne』も、発売までいよいよ残すところ1週間! 前回は変形武器と銃を使った緊張感あふれるアクションをご紹介しましたが、今回はいよいよ”狩人”が対峙する”獣”と、プレイヤーの前に姿を現すほかの狩人たちの情報をお届けします!
今回も、SCE JAPANスタジオの山際眞晃プロデューサーよりコメントをいただいています! プレイヤーと対峙する”異形の獣”や、強力なボスとの闘いかた。その中でプレイヤーと出会う”狩人”たち――。制作者自らが解説します!
[SCE JAPANスタジオ 山際眞晃プロデューサー]
■”獣の病”とヤーナムの地が生み出した無数の”異形”たち
個性豊かな”獣”たちの紹介の前に、”獣”とは何なのかを復習してみましょう。ゲームの舞台である古都ヤーナムには”獣の病”と呼ばれる風土病が存在し、”獣”たちはその病に罹患した者たちの成れの果てとされています。人の理性を奪うだけでなく、姿にも大きな影響をおよぼす恐るべき病。ゲームの各エリアには多様な獣が人を襲う異形のものとなった彼らを狩るのが、プレイヤーをはじめとした”狩人”たちの使命となります。
◆獣狩りの群衆
獣を狩るべく蜂起した群衆が、自ら獣の病に侵されてしまった姿。罹患する前の憎悪に満ちた狩りの衝動はそのまま残っており、街をうろつく者を獲物と認識して襲ってくる。
◆屍肉カラス
ヤーナムでは珍しくもない人の屍肉をついばみ、醜く肥え太ったカラス。その巨大な体はすでに飛ぶことを放棄しているが、その性格は獰猛でうかつに近づけば生者とて襲われる。
◆医療教会の大男
ヤーナムの血の医療を司る”医療教会”の奴僕。異様に痩せた巨体で、絶叫とともに銀製の巨大な武器を振るう。街では伝承として伝わり、首から下げたベルの音は民を恐怖させる。
◆鐘を鳴らす女
ヤーナムの不吉な噂として伝わる存在。黒い衣をまとった狂女で、振り鐘を手にうろついている。その鐘の音は、あらゆるよからぬものを呼び寄せるというが……?
◆遺跡の守り人
人ならぬ者の墓所だとも、寝所だともいわれる、ヤーナムの地下に広がる地下遺跡の守り人。地下で生まれて暮らす彼らの肌は青白く、眼は退化して深淵のごとくくぼんでいる。
◆守り人の祭祀者
薄暗い地下遺跡で何者かを祀る守り人たちのなかには、特別な祭祀者も存在している。いびつな体つきや彼らが行う儀礼は、よそ者には酷くおぞましく見えるかもしれない。
[山際眞晃プロデューサーに直撃質問!]
Q. ボス以外にも大小様々な敵キャラクターが発表されていますが、フィールドのエリアごとに生息する敵も大きく変わるのでしょうか? また、山際さんお気に入りの敵キャラクターを挙げるとすれば、どれでしょう?
山際P:ヤーナムは広大で区画によって様々な環境を持ちます。またそこに巣食う獣や敵も環境に適したキャラクターとなるでしょう。お気に入りはたくさんいますが、やはりTGSの遊王戦からあらゆるイベントでずっと戦ってきた「聖職者の獣」でしょうか。もはや戦友のようにすら感じます(笑)
■ヤーナム各地に出現する強大な獣たち
ヤーナムにうごめく獣の中には、ひときわ巨大な体を持ち、驚くべき能力を備えた獣のボスというべき者たちが存在しています。かつて人間だったのか、あるいはもっと別の、人ならぬ者なのか。彼らとの死闘を乗り越えた狩人にのみ、その謎の一端が明かされるかもしれません。
◆聖職者の獣
鋭い牙と異形の角を備えた巨大な獣。ガイコツにも見紛う体ながら、恐るべき力で狩人に襲い掛かる。病によって獣になった者だというが、彼(あるいは彼女)が聖職者だったかどうかは定かでない。
◆血に渇いた獣
背中から全身の皮がはがれた、血に塗れた陰惨な姿の獣。自らが流す血を補うように、他者の血に飢えている。痛々しい姿に反して動きは素早く、不規則な動きで狩人を惑わせてくる。
◆ヘムウィックの魔女
ヤーナムのはずれ、ヘムウィックの墓地街にある古い館に住む老婆。夜な夜な行う怪しげな儀式のために大量の目玉を集めており、それをびっしりと身にまとったグロテスクな姿をしている。
◆旧主の番犬
地下墓地に眠る人ならぬ者たちが、直々に残した特別な番人たちの一員。朽ちた化石のような巨大な犬の姿をしており、全身に濃厚な炎をまとっている。あまりにも強大な門番が守る先に何が待つのだろうか。
[山際眞晃プロデューサーに直撃質問!]
Q. ヘムウィックの魔女は集団で襲い掛かってくる、といったことを以前の記事でお話しいただきましたが、他にもユニークな攻撃をしてくるボスはいますか? また、強力なボスとの戦いを有利に進めるために、注意すべき点があれば教えてください。
山際P:そうですね。すべてのボスが印象的になるように意識したつもりなので、実際のプレイでそのように感じていただけたら嬉しいですね。注意点としては、どんな困難にもかならず学習と工夫の余地があるので諦めないでください。またオンラインにも多くの助けがあると思います。
■それぞれの理由を抱え、獣を狩る狩人たち
古都ヤーナムの近辺にはプレイヤーと同様に、獣を狩りたてる狩人たちがそれぞれの理由を抱えながら戦いを繰り広げています。うまく発見できれば同行し、共闘してくれる人物もいるようですが……? 彼らとの出会いは、プレイヤーをどこに導くのでしょうか。
◆狩人(ハンター)
本作の主人公。ヤーナムの外からやってきて、いつしか古都に潜む大きく異様な闇の中に飲み込まれていくことになる……。
◆狩人ガスコイン
銃と斧を手にした血濡れの狩人。狩人としては歴戦のベテランのようだが、詳しいことは不明。
◆鳥羽の狩人
無数の鳥の羽が編み込まれたマントを羽織り、医療者のマスクを着け、独特のいびつな双刀を振るう。
◆古狩人デュラ
かつて病の流行で焼き払われた旧市街で姿を消したという古狩人。今なお生きているという噂があるが……?
■狩人を助ける存在
その他にも個性豊かなNPCが登場します。
◆人形
灰の色の髪の、美しい人形。拠点となる”狩人の夢”に打ち捨てられている。
◆助言者ゲールマン
車椅子にのった白髪初老の男。狩人の助言者を自称する。
[山際眞晃プロデューサーに直撃質問!]
Q. NPCの狩人たちとともに行動できるシーンもあるそうですが、彼らと一緒に戦うことで、また違った戦術や立ち回りなどがあるのでしょうか?
山際P:ヤーナムには狩人以外にも色々なキャラクターが存在し、なかにはプレイヤーを助けてくれるキャラクターもいます。もしバトルをともにする機会があれば、彼らの行動から学ぶことはあるかもしれませんね。
個性豊かにプレイヤーに襲い掛かる『Bloodborne』の獣たち。今回紹介したものはまだまだほんの一部ということなので、他にはいったいどんな獣たちが待ち受けているのか楽しみですね! 次回はいよいよ特集最終回! 誰もが気になっている、注目のオンライン要素を詳しくご紹介します!
PS.Blog/『Bloodborne』特集記事はこちら!
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